流山本町にオープンの「日本茶屋　癒淹（ゆえん）」で、江戸回廊めぐりの一服を【流山】

歴史を感じる流山本町の旧道沿い、浅間神社の前に日本茶カフェ「癒淹（ゆゑん）」が2024年6月にオープンしました。「癒し」を「淹れる」古民家カフェは、江戸回廊めぐりの一服にぴったりの空間です。

テーブル席のエリア

扉を開けると、茶葉のいい香りと大きなちょうちんがお出迎え。いつか来たことがあるような懐かしさに包まれます。入ってすぐの土間にはテーブル席が並んでいます。

奥には座敷が

店舗は大正12年に建てられた歴史的建造物。3年前までレストラン「丁字屋」だったところを、流山本町古民家再生プロジェクトの一環でリニューアルしたそうです。

ゆったり落ち着ける座敷

落ち着いた内装は、照明を「あかり館」、座布団を「笹屋商店」と、本町界隈のこだわりのお店から調達。

「日本茶カフェをやりたかった」と語る店主さんによると、街を散策する方たちから観光情報を求められることもよくあるそうです。

アイスクリームぜんざい（日本茶付）880円

メニューは日本茶などの飲み物と甘味。「味醂あんみつ」にもひかれましたが、「アイスクリームぜんざい（日本茶付）」をいただくことに。アイスクリームは抹茶かバニラから、日本茶は煎茶とほうじ茶から選べました。

冷たいぜんざいにアイスクリームと白玉が乗って

お茶をいただきながら、すだれを通した自然光とぬくもりある照明。落ち着いた家具や調度品に囲まれ、いつまでもそこにいたい心持ちになりました。

2階の貸し出しスペース

この日、2階では切り絵作家飯田信義さんの展示会が行われていました。

2階では、毎月第2土曜日に「茶と温浴」が行われています。音を聞きながらストレッチなどでゆっくり体を動かし、その後、自家製ぜんざい（日本茶付）を味わうとのこと。興味のある方はインスタグラムからご予約されてみてはいかがでしょうか。