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母に反抗的な娘「いちいちうるさい!」どう接すればいいの──落ち込む母に、まさかの救世主が!

  • 2024.12.31

『反抗期の我が子とどう接すればいいのか分からない』
子育てしているなかで多くの方が直面する悩みなのではないでしょうか?
口達者になった我が子についついイラっとして言い返して後悔することも。
筆者の友人から聞いた、娘の反抗期エピソードをどうぞ。

画像: 母に反抗的な娘「いちいちうるさい!」どう接すればいいの──落ち込む母に、まさかの救世主が!

反抗期の娘

当時中学2年生の娘は絶賛反抗期でした。

娘は中学生になってから『一緒にでかけたくない』『勉強なんてしたくない』とわがままになってきました。

そのうち、母である私の存在がとにかく疎ましい様子の娘。

顔を合わせるたびにため息をつかれたり、無視されたりしていたのです。

母、思わず落ち込む

ある日、成績が下がってきたことを娘と話そうと思った私。

「最近授業難しいの?」
「部活で忙しいのも分かるけど、勉強も大事だよ」

すると、何がいけなかったのか、娘は逆ギレ!

「本当うるさいから」
「ほっといてよ!」

しまいには、
「ウザすぎるから話しかけないで」
とまで言われてしまいました。

私からすれば、娘を想って話そうとしただけ。

このときも『娘の逆鱗に触れないように』と一生懸命言葉を選んで娘に寄り添うように話しかけたつもりです。

『もうこれ以上どう接すればいいの?』と一方的すぎる娘の態度にさすがに落ち込んでいると……。

息子よ、ありがとう

「そんなこと言うな!」
「母さんがどれだけ俺たちのために頑張ってくれていると思っているんだ」

リビングで話していた私と娘ですが、その一部始終を部屋で聞いていたのか、大学生の息子がわざわざリビングまで来て注意してくれたのです!

ブラコンの娘は、いつも笑顔だった兄の真剣な表情に怯んだ様子。

その後息子から『ここまで贅沢に暮らせるのは女手1人で朝から晩まで働いている母さんのおかげだぞ』と30分以上私に代わって娘に伝えてくれていました。

息子にも反抗期がありましたが、夫が数年前に亡くなってからは優しくなるように。

あまりにも聞き分けのいい息子に何か我慢させていないかと心配していた矢先での出来事でもありました。

その後

息子の温かい言葉を聞いて、思わず私も号泣。

夫が亡くなったときも『気丈にいなくては』と泣かなかった私の涙を見て、娘も思うことがあったのか『これまでごめんね』と謝ってくれました。

今では私を邪険に扱うこともなく、むしろ家事を手伝ってくれるようになった娘。

家族3人でこれからも一緒に楽しく生活していくつもりです。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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