1. トップ
  2. レシピ
  3. 【12月31日の花】ハボタン ミニキャベツのような日本生まれの花

【12月31日の花】ハボタン ミニキャベツのような日本生まれの花

  • 2024.12.31

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


12月31日の花は「ハボタン」

寒くて花の種類が少ないお正月の花壇をにぎわせてくれる、小さなキャベツのようなハボタン。

江戸時代に食用として渡ってきたケールの仲間がルーツだと言われています。

そこから日本で品種改良が行われ、観賞用の園芸植物となりました。

切り花のハボタンも開発され、最近では染色液で、さまざまな色に染められたものも登場し、冬の花屋さんのアレンジメントでもすっかりおなじみとなっています。

10年前の年末にニューヨークを訪れた際に、住宅街の花壇にハボタンが植えられているのを見て、日本と同じだと嬉しくなったのを覚えています。

日本生まれのハボタンは、今や世界中で愛される冬の花となりました。

スラリと茎が長い切り花のハボタンを束ねて、花束のようにしてガラスの器に飾ってみましょう。

花壇に植えられていると上から眺めることが多いですが、花器に生けられた横から眺めるハボタンもとても魅力的です。

【ハボタンの花言葉】祝福、愛を包む、利益、物事に動じない、違和感を覚える
【ハボタンが誕生花の人】1月2日、11月27日、12月13日、12月30日、12月31日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

元記事で読む
の記事をもっとみる