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母親「子どもを診察してください」病院の受付「お子さんは何歳ですか?」→ 返ってきた答えは

  • 2024.12.30

親はいくつになっても、子どものことが心配になるもの。特に子どもが体調不良のときは過保護になりやすいけれど、やりすぎは問題ですよね。今回は、歯医者で働く知人から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 母親「子どもを診察してください」病院の受付「お子さんは何歳ですか?」→ 返ってきた答えは、、、

歯科にかかってきた母親からの電話

A子は歯科クリニックで事務の仕事をしています。
ある日、彼女が働く病院に予約の電話がかかってきました。
「子どもが歯が痛いって言うんです。すぐに診てもらえませんか?」
それは、子どもの診察を依頼する母親からの予約の電話でした。

A子はいつものように、予約状況を確認しながら患者さんのことを尋ねました。
「お子さんは何歳ですか?」

母親の回答は……

母親から返ってきた答えは……
「32歳です」

本人の状態によっては、自力で予約の電話をかけられないこともありますよね。
A子は続けて、「どのような症状ですか?」と尋ねました。

電話口の母親は「今、息子に聞いてきますね」と、電話を保留状態に。息子に確認した後に母親が回答しましたが、症状を聞く限り緊急性が高い状態ではありません。
その後も、「痛みはいつから?」「予約の日時は?」とA子が尋ねるたびに、「息子に確認します」と、その都度保留にして母親が回答してきました。

過保護すぎません?!

A子は、『これは、あのパターンか……』と、内心でため息をつきました。
過保護な母親が息子を心配するあまり、代理で電話をしてきたことに気付いたのです。

自分で電話をかけるのが難しい場合以外は別ですが、病院側としては代理の電話は避けて欲しいことなのだとか。
又聞きで回答しているため、診察の際に本人から聞くと事実が異なり、トラブルが起きる場合もあるそうです。

「病院の予約くらい自分でできるのでは?」と思ってしまいますが、A子によると、「大人でも、子どもの代わりに親が電話してくるケースは意外と多いよ」とのこと。
病院は緊張をしやすい場所ですが、親に甘えすぎですよね。
ちなみに、代理の予約をさせているのは、大体は息子だそうです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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