ファッション誌の元ビューティディレクターの経験から生まれた「Go-To Skincare」

「2014年に「Go-To」をローンチした時は、先の見通しなど全くついていませんでした。だから、今こうしてブランドが10年も続くなんて想像もしていなかったのです。ローンチ以来、製品開発では入手可能な原料の中で最も効果が高いことが実証されているもののみを採用し、本当に肌を改善する最良の製品を作ってきました。ですから、その姿勢を崩さなかったことが10周年を迎えることができた理由だと思います」

2024年、オーストラリアのメディア「Style」に対し、ブランド誕生10周年を迎えた心境をこう語った「Go-To Skincare」のファウンダー、ゾーイ・フォスター・ブレイク。10年以上にわたり「コスモポリタン」と「ハーパーズ バザー」のビューティディレクターを務めていた彼女は、仕事柄毎日数え切れないほどのスキンケア製品を試してはレビューを書いてきた。その経験を綴った著書『Amazinger Face』は、現在世界のビューティシーンにおける美容バイブルとも呼ばれており、この著書の取材を通じて得た製品フィードバックを分析し、そこで発見した女性たちの共通の悩みが自身のブランドのバックボーンになっているという。

「そこでわかったのが、女性たちはシンプルなスキンケアを求めているということでした。そして、トリート メントに使う製品にどんな成分が入っているのか、どういう効果があるのかが明確で、なおかつ効果があること。そこで私は、5つのエッセンシャル製品からスタートしましたが、現在では様々なニーズに応えるため製品数も24種類へと拡大しています。私は、これからも多くの肌のタイプや悩みを分析しながら、製品開発に取り組んでいきたいと思っています」

それでは、女性たちの声とゾーイの経験から生まれたスキンケア「Go-To」の実力をチェックしてみよう。

豊富な必須脂肪酸やビタミン、抗酸化物質を配合し、軽やかなテクスチャーでスルスルと肌に伸びて馴染むブースターオイル。毎日マッサージすると肌にハリとツヤが生まれ、クリーンでフレッシュな印象に。ちょっぴりオイリーに傾いた肌の油分と水分のバランスを整えながら、乾燥肌にたっぷりのうるおいをもたらしてくれる。

肌のバリア機能をサポートしながら、３種のセラミドがうるおいをもたらすハイパーモイスチャライザー。ヴィーガンコラーゲン配合で、小じわ等のエイジングのサインに強力にアプローチしながら、肌の弾力性を高めて引き締まった表情へと導いてくれる。

UVA/UVB をしっかりカットしてくれるSPF50のサンスクリーン。酸化ストレスから肌をガードしながらコンディションを改善するカカドゥプラムや、抗酸化＆肌の鎮静効果をもたらすCoQ10、さらに水分＆栄養補給にアプローチするアロエベラをプラス。次世代 SPFフィルター”Tinosorb S”等をはじめとする新成分が、これまでにないテクスチャーを実現し、ストレスフリーの使い心地を演出してくれる。

横山正美

ビューティエディター／ライター／翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。