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G-DRAGONも爆睡だったに違いない! R40エディターが本音で推したい「フォーシーズンズホテル大阪」リアル宿泊記

  • 2025.1.9

「このホテルを選ぶなんて、さすがGD」 今、最もHOTな大阪ステイの仕方が分かってる!

BLACKPINKのロゼにブルー・ノマーズなど、ビッグネームが揃って大阪に集結したことでも話題を呼んだK-POP最大級の音楽授賞式「2024 MAMA AWARDS」。なかでも9年ぶりのMAMA出演でソロだけでなくBIGBANGの再集結と、期待以上のパフォーマンスを見せてくれたG-DRAGONに、やっぱり最高!とノックアウトされた方も多いはず。彼のYouTubeチャンネルの大阪滞在を追ったビハインド動画では着ていたパジャマが完売するなど、相変わらずの影響力を見せつけています。が、しかし、映像に映り込んだ部屋を見た私は「このホテルを選ぶなんて、さすが過ぎる!」と、ひとり違う目線で唸っていたのです。

と、いうのも2025年夏の大阪・関西万博に向け、新しいホテルや宿が絶賛オープンラッシュのなか、彼が宿泊した「フォーシーズンズホテル大阪」は、別格の大阪ステイが叶う場所。私も2024年8月のオープン直後に宿泊してみて、「大阪って実はこういう都市だったのか!」と土地への認識を新たにさせられたくらい。旅は誰とどう繋がって‟扉”を開けるかで現地への印象が全く変わるといいますが、まさにそれ。どこにどう滞在するかは、その土地を知る尺度になるし、また行こうと思える場所になるかも、それ次第。このホテルからは、それを強く感じます。
 
そもそも、「あ、あのホテルだ!」とピンときたのは、印象的な赤いエレベーターホール。

このホテルは和と現代アート作品を組み合わせた内装が特徴。強いインパクトを残すのに、ワビサビ感じるラグジュアリーな空間デザインのセンスが抜群なのです。チェックインしてすぐに目にするエレベーターホールは、漆塗りを想わせる艶やかな質感の赤! 絨毯も赤。ガツンときます。しかし絞られた照明の演出などにより、絢爛さはあるのに上品。しかもエレベーターが開くと、なんとその中も真っ赤!  最初から心をわし掴む、エンターテイメント性ある演出に、部屋へ向かう時間からわくわくします。

ちなみにホテルが入っているのは日本初の超高層複合タワー。「フォーシーズンズホテル大阪」と分譲マンション「ブリリアタワー堂島」が一体化した珍しい形式。オフィスタワーや商業施設がないので忙しなさとは無縁の閑静な雰囲気。ホテルフロアは1~2階、28階~37階。そのうち客室フロアは28階~35階という高層に位置。私が滞在したのは比較的スタンダードなデラックスルームなのですが、これがまたフォーシーズンズホテルクオリティで、しっかり広い。

お部屋の扉を開けると、大きな窓から自然光が降り注ぐ、広々とした空間が。まるでスパのように広い深めのバスダブ、独立したシャワーブース、2個ある洗面台。窓際のデイベッドでくつろぎながら、大阪のスカイラインを一望。高層ビルの谷間に水路、その上をミニチュアみたいな車が走る高速道路、遠くには大阪城も見えるパノラマみたいな絶景な広がっていて最高。お部屋にいながら大阪の街を感じられるのもいいんです。

客室はゲストルームが5タイプ、スイート/スペシャリティスイートが6タイプ。どのお部屋も洗練されたモダニティのある雰囲気。床から天井までの大きな窓からは、光がたっぷりを降り注ぎ明るい印象。最もラグジュアリーなプレジデンシャルスイートは262㎡。専用のホワイエがある邸宅スタイルで、室内には日本の職人による特注の調度品やアートが。海外セレブリティが寛ぐ姿が目に浮かぶ!

クールジャパンが味わえる、畳敷きの特別フロア 「GENSUI(玄水)」は、まるで天空の旅館

そしてここには1フロアだけ旅館を表現した畳敷きの客室からなるコンセプトフロア「GENSUI(玄水)」なるものがあるのです。このフロアはエレベーターから降りた時点でもうスぺシャル。グッと照明を落とした暗闇のなか浮かび上がる「GENSUI」の文字。ほかの客室フロアとは全く違う雰囲気に興奮するはず! 滞在するゲスト専用の日本茶サロンSABOでは、チェックイン・アウトの手続きも可能。たとえば4泊のうち2泊は通常の客室、もう2泊は畳の和室、なんてこともできるそう。これって海外の友だちが日本に遊びに来るときにぜひ教えてあげなくては! と心に留めました。

ほっと安らげる畳敷きの客室は4タイプ。こちらもダイナミックな展望が楽しめる大きな窓を設置。燦燦と降り注ぐ陽光を浴びながら、天空の旅館のようなムードでくつろげる。一番広いグランド畳スイートには、4人掛けの掘りごたつ式ダイニングテーブルや、日本家屋らしい引き戸で仕切られた畳敷きのベッドルームも。

ホテルから徒歩数分の場所に船着場があるので「水の都」大阪の街並みを楽しむ堂島プライベートクルーズ(要予約・別料金)を楽しむのもオススメ。さらに水路から船でユニバーサルスタジオジャパンに行って、ガイドがパークの秘密や豆知識を楽しく話しながら案内してくれるユニバーサルスタジオジャパンVIPツアー、包丁作り体験、大阪出汁文化体験ツアー(全て要予約・別料金)など、ホテルがアレンジしてくれるアクティビティに申し込むと、家族や友だちと他にはない大阪体験や想い出づくりができるはず。

夏は冷えたシャンパンを飲みつつ、屋形船から大阪観光もオススメ。何個も橋の下をくぐり、大阪城の石垣を間近に見て、「水の都」大阪の過去と現在に想いを馳せるのもとても楽しい。

ディナーはアクセスのよさを活かして‟食い倒れの街”に繰り出すもよし、ホテルの37階にあるシグネチャー・チャイニーズ・レストラン「江南春(ジャンナンチュン)」で本格的な広東料理を楽しむのもよし。お部屋に戻る前に立ち寄ってみるべきなのが同じく37階にある「バー・ボタ」。ドラマチックな円形カウンターと大阪の伝統工芸を融合させたコンテンポラリーなこのバーでは、大阪の絶景を楽しみながらカクテルが楽しめるんです。ガールズトークにも、デートにも、ひとりで1杯ナイトキャップするにもよし。雰囲気が最高過ぎて、宿泊していなくても訪れたいくらい!

幕が下りるかのように、カーテンの向こうに 夜景が消えるさまは、睡眠の儀式のよう

さあ、お楽しみの睡眠タイム。最近はウェルネスに重点を置いてホテル選びする人も増えてきている中、よく寝るためにホテルに泊まるなんて強者もいるそう。ここ「フォーシーズンズホテル大阪」にも、レベルの高い睡眠に誘う気配りがされています。
 
私が最も衝撃を受けたのがカーテン。「え?カーテン?」と思われるでしょう? 寝具の素晴らしさはもはや、このレベルのホテルになると触れずともお分かりのはず。全部完璧です。しかし、2重になったカーテンは今まで見たことない、完全遮光。それも1ミリの隙間光も許さない、全室部屋の窓に合わせてピッタリとオーダーメイド。
 
まるで舞台の幕が下りるかのように、カーテンの向こうにスーッと夜景が消えるさまは、まるで睡眠の儀式のよう。真っ暗闇の中、すっぽりと埋もれるようにベッドに横たわれば、あっという間に別世界。深い睡眠をたっぷりと味わって。真夏の眩しく強い朝日すら全く感じさせないので、みなさま目覚ましを忘れずに。光をコントロールするだけで、ここまで眠りが上質になるってすごい。時差ボケ調整にも睡眠がうまく取りづらい人にも最高の設備です。

ぐっすりと眠った翌朝は、1階にあるフレンチビストロ「ジャルダン」で美味しい朝食が待っています。隣接するベーカリーショップ「ファリーヌ」からは、毎日ここで焼きあげるというペストリーやパンのいい匂いが。クロワッサンは、外さっくり中はふわふわ。割ったときにふんわり立ち上る甘い小麦の香りに思わず深呼吸。持ち帰りもできるけど、絶対にできたてを食べてほしい。
 
そして個人的にフォーシーズンズホテルに泊まると毎回心残りなのが、スパやジム、プールなどウェルネスフロアが充実し過ぎていて、満喫しきれないこと。ああ、1泊じゃ足りない! あえてひとつ挙げるなら、ここはなんといっても室内なのに絶景のインフィニティプール。ハイドロマッサージ機能付きバイタリティプールも備えていて、いうことなし。これを体験せずに帰るのは、本当にもったいない!  仕事で滞在したとしても、絶対に水着を持って行くことをオススメします。

フォーシーズンズホテルはホテルとしての印象はすごく洗練されていてラグジュアリーなのですが、スタッフはアットホームな雰囲気が好きです。先まわりし過ぎず、でも何か頼もうとするとサッと笑顔で差し出してくれている、そんな押し付けがましくない気配りのおかげで、ゆったりした気持ちで過ごせるのかも。価値あるホテルステイってこういうことね、と思わせてくれるのです。大阪に行くときはぜひ宿泊してみてくださいね。

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