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大藤沙月、20歳の新星が大ブレイクでロス五輪候補へ名乗り 仏では張本美和ら撃破で戴冠、女子3番手の世界ランク浮上で躍進【2024年振り返り】

  • 2024.12.30
大藤沙月(C)WTT
SPREAD : 大藤沙月(C)WTT

パリ五輪イヤーとなった2024年の卓球界は各大会で盛り上がりを見せてきた。1月の「全日本卓球選手権大会」から始まり、2月の「世界卓球 団体戦」、10月の「ITTFアジア卓球選手権」や国際大会であるWTTシリーズも各地で行われた。
今回は2024年を彩った選手たちにスポットを当てて今季のシーズンを振り返る。日本女子の新たな成長株として躍進したのが大藤沙月(ミキハウス)である。

■カギを握ったスタイルチェンジ

大藤は、1月の全日本選手権で平野美宇(木下グループ)相手にストレート負けを喫すると、前年から指導を仰ぐ坂本竜介コーチのもと「守から攻」へスタイルチェンジ。ロサンゼルス五輪を見据え、より前に出る卓球へ活路を見出す。
国際大会のWTTシリーズに参戦すると、WTTフィーダーシリーズのシングルスで4度、WTTコンテンダーシリーズでも優勝を果たし、4月時点で125位だった世界ランキングを上昇させていく。
アジア卓球選手権では2つの金メダルを獲得するなど経験を積んだ大藤のハイライトは10月の「WTTチャンピオンズモンペリエ」。平野、伊藤美誠(スターツ)という歴代五輪メダリストを次々に撃破すると、決勝では張本美和(木下グループ)とのマッチアップが実現した。磨きをかけたバックハンドや鋭いラリーを武器に4-2で勝利。同大会初出場初優勝の快挙を成し遂げ、一気にその名を轟かせた。
日本開催となった「WTTファイナルズ福岡」へも出場するなど世界レベルの大会にも参戦し、その名を高めた大藤。早田ひな(日本生命)、張本美に続く世界ランキングへと急上昇した20歳が一躍ロス五輪に向けた注目株に浮上した。

■大藤沙月の2024年主な成績

・アジア卓球選手権:女子団体金メダル、女子ダブルス金メダル
・WTTチャンピオンズモンペリエ:女子シングルス優勝
・WTTファイナルズ福岡:女子ダブルス準優勝

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