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帰化選手になった27歳元Jリーガー、PKを譲った理由を説明!「自分が多く得点するのは…」

  • 2024.12.30
帰化選手になった27歳元Jリーガー、PKを譲った理由を説明!「自分が多く得点するのは…」
帰化選手になった27歳元Jリーガー、PKを譲った理由を説明!「自分が多く得点するのは…」

Text by 井上大輔(編集部)

東南アジア最強国を決める国際トーナメント、ASEAN三菱電機カップ。「東南アジアのワールドカップ」ともいわれる戦いは佳境を迎えつつある。

ベトナム代表は、シンガポールとの準決勝に2試合合計スコア5-1で勝利して決勝進出を決めた。

その立役者になったのが、ブラジルからの帰化選手であるグエン・スアン・ソンことラファエルソンだ。

27歳の彼は2018~2019年にはべガルダ仙台に在籍した元Jリーガー。2019年12月からベトナムで暮らしており、今年12月にFIFAの規定に基づく移住期間要件を満たした。

昨季はベトナムリーグ24試合で31ゴールを記録し、史上最多得点記録を樹立。国内最強ストライカーとして、代表入りした。

すると、代表デビュー戦となった21日のミャンマー戦で、いきなり2ゴール2アシストと大活躍。シンガポールとの準決勝でも1stレグに1ゴール、2ndレグでも2ゴールを決めた。

ここまで5得点で大会得点ラングでもトップに立ったが、2ndレグでは2本目のPKを味方FWに譲った。もし、そのPKを決めていればハットトリックだったのだが、そこには理由があったようだ。

『Tien phong』によれば、ラファエルソンは、「選手間の結束を示すためにPKを譲った。彼は優れたストライカーであり、PKはプレッシャーを和らげるのに役立つ。彼の得点はチームにポジティブな気持ちをもたらす。自分が多くのゴールを決めるのはそれほど重要ではない。ここでの仕事は、チームメイトをサポートし、一緒に勝つことさ」と話していたそう。

彼は1stレグでもPKを味方に譲っており、そのことを感謝されていた。

さらに、ラファエルソンは「勝てて最高の気分。特別な夜だね。チーム全員が最高の結果を出そうと懸命に努力した。決勝に進むという目標を達成したんだ。スタジアムに来て応援してくれた皆さんに感謝したい。チーム全体の勝利に貢献できて嬉しい。ファンのサポートはとても大切。大きなモチベーションをもたらしてくれる。自分だけでなく、全選手が特別な気持ちになる」とも話していたそう。

ベトナムは、決勝で、石井正忠監督が率いるタイとフィリピンとの勝者と対戦する。

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