空を見た男性「パトラッシュ…」　撮影された１枚に「まるで絵画のようだ」

突然ですがあなたは、ふと空を見上げて、感動したことはありますか。

雲の切れ間から太陽の光が差し込む様子や、夕焼け一色に染まる空を見て、どこか非現実的な美しさを感じることがあるでしょう。

「パトラッシュ…」

２０２４年１２月２８日、そんなひと言を添えて空の写真を公開したのは、雲について研究する、荒木健太郎（@arakencloud）さん。

写っているのは、２０２０年１１月９日の夕方頃に羽田空港で撮影したという、空の様子でした。

パトラッシュとは、アニメ『フランダースの犬』に登場する、少年・ネロの愛犬です。

荒木さんはなぜ、パトラッシュが思い浮かんだのでしょうか。次の１枚を見れば、「そういうことか…」と納得することでしょう。

同アニメの最終回では、大聖堂の中でネロが「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ…。なんだか、とても眠いんだ…」と力尽きる、涙なしでは見られないシーンがあります。

その際、天使の集団に連れられて、ネロとパトラッシュの魂は天国に行くのです。荒木さんが写真に収めた空は、その天界への入口を彷彿（ほうふつ）とさせるでしょう。

『フランダースの犬』の名シーンを思い出して、思わず涙が頬を伝ってしまった人も多いのではないでしょうか。

【ネットの声】

・天使が見える…。子供ながらに泣いた当時を思い出しました。

・こういう光景を目にすると、あの名シーンがいまだに脳裏をよぎる。まるで絵画のよう。

・光の柱が地上に降り注ぐ『天使のはしご』だ…。この季節ならではの景色ですよね。

スマートフォンの普及により、視線を下に向ける時間が増えた現代社会。

たまには空を見上げてみれば、感動的な光景が目撃できるかもしれません。

[文・構成／grape編集部]