1. トップ
  2. スキンケア
  3. 【RIZIN】「元谷友貴 vs. 秋元強真」勝敗予想 王座挑戦をかけた一戦はDEEP2階級制覇王者のバックチョークに要警戒

【RIZIN】「元谷友貴 vs. 秋元強真」勝敗予想 王座挑戦をかけた一戦はDEEP2階級制覇王者のバックチョークに要警戒

  • 2024.12.30
(C)RIZIN FF
SPREAD : (C)RIZIN FF

RIZIN10回目の大晦日大会「RIZIN DECADE」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催される。
第1部は「ライアン・ガルシア vs. 安保瑠輝也」の試合延期により消滅。第2部「雷神番外地」では朝倉未来軍と平本蓮率いるブラックローズ軍の全面対抗戦、第3部の「Yogibo presents RIZIN.49」では、フェザー級タイトルマッチ「鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ」、ライト級王座決定戦「ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ」、フライ級王座決定戦「堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー」など大晦日にふさわしい豪華カードが組まれている。
この記事では、「RIZIN.49」で行われるバンタム級王座次期挑戦者決定戦「元谷友貴 vs. 秋元強真」の勝敗予想をお届けする。

■ATTで同門の堀口も協力体制

現バンタム級王者・井上直樹のケガを受けマッチメイクされた、王座挑戦権をかけた一戦。
海外大手ブックメーカー「bet365」は23日時点で「元谷友貴 vs. 秋元強真」について、元谷勝利が「1.90」、秋元勝利が「1.83」と僅差で秋元優位に設定している。
DEEP2階級制覇王者の元谷は、堀口恭司やUFCフライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャらと同じアメリカン・トップ・チーム(ATT)に所属するプロ15年目の35歳。
ここまでの戦績は48試合して36勝11敗(無効試合1)。36勝のうち、一本勝ちが14回、8KO、判定勝ち14回となっており、今年行った直近2試合では、9月の「RIZIN.48」で太田忍、5月の「DEEP 119 IMPACT」で平松翔を、どちらもリアネイキドチョークで締め落として勝利。14回の一本勝ちのうち10回がリアネイキドチョーク、その他のチョーク3回と、チョークによる決定率が高い。
カード発表会見では、秋元に対し「若くてすごく完成度も高い」と太鼓判を押しており、同門の堀口も「(秋元戦について)自分もアドバイスできることはしたい」と、しっかり準備をして万全の体制で臨むとしている。

■底の見えない18歳はタイトル前哨戦に自信

一方の秋元は、朝倉未来、朝倉海らが所属するジャパン・トップ・チーム(JTT)期待の超新星。弱冠18歳にして、今年5月にABEMA企画「格闘代理戦争 THEMAX」でアラン“ヒロ”ヤマニハをTKOして一躍注目を集めると、9月のRIZINデビュー戦では金太郎を1ラウンドKOで勝利。11月の「RIZIN LANDMARK10」では階級を上げてフェザー級の鈴木博昭と対戦。判定3ー0で完勝し、瞬く間にRIZINトップ戦線に躍り出た。秋元はここまで7戦全勝(4KO、一本勝ち1、判定2)。
秋元はバンタム級、フェザー級の二階級制覇を宣言しており、会見では「圧倒的に勝って、来年必ずベルト巻く」と、早くも舞い込んだ次期タイトル挑戦権のかかるチャンスに気合十分。
元谷戦は3大会連続出場となるが、「皆さんをビックリさせられるような試合ができると思っています」と揺るがぬ自信を見せている。

■勝敗のキーは、秋元がバックを取られずに立ち上がれるか

試合は組みと寝技ではオールラウンダーの元谷優位、打撃では秋元優位と予想される。
試合序盤は秋元が打撃で優位に立つ展開。元谷は序盤に相手の打撃に反応できずダウンを喫することが多く、ボディやカウンターのフックが入れば秋元の早期決着もあり得る。
また、元谷は2023年5月に朝倉海、昨年の大晦日でJTT所属のヴィンス・モラレスと対戦し敗れていることからも、JTTからはかなり研究されていることは間違いない。しかし、元谷は21年の大晦日大会以降、この二人以外には勝利しており、特に朝倉戦後にATTへと拠点を移してからの伸びは目覚ましい。
一方、秋元は金太郎戦でグラウンドの展開から立ち上がる際にバックを取られて首に腕を回される場面があった。同じような展開になれば、チョークが得意な元谷が一本を極めることは想像に難くない。
元谷はスタミナがあり試合終盤にかけて尻上がりに強さを発揮する傾向があるので、ラウンド序盤であれば勢いのある秋元優位、試合終盤に近づくほど元谷優位と予想する。
次期タイトル挑戦権をかけた一戦で勝つのはどちらか。大注目の一戦となる。

元記事で読む
の記事をもっとみる