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松島輝空が対戦熱望の張本智和戦を振り返る 中国超級リーグ挑戦にも言及、2025年は「相手に来られても実力で勝つ」【Tリーグ】

  • 2024.12.29
松島輝空 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 松島輝空 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は29日、東京都の代々木第二体育館にて行われ、木下マイスター東京は琉球アスティーダと対戦。ビクトリーマッチの末、マッチカウント2ー3で敗戦した。

■怪我を明かすも日本のエースに真っ向勝負

松島輝空は第2マッチに出場し、張本智和と対戦。前日から膝と右足首を負傷していたというが、それを感じさせないプレーで11-8で1ゲームを奪う。しかし、その後は張本智の対応力の前に徐々に主導権を握られ、1-3で敗れた。
松島は試合後に「年内最後ですし、張本選手と試合がしたかったので、当たりにいきました」と言及。世界ランキング3位の日本のエースについて“安定性”を学ぶべきこと語った松島は、「普段から一緒にいて練習もしますし、お互いを知っている部分はあるので、少し変えたことをやって上手くいったんですけど、相手も変えてくるので、2ゲーム目は少しラッキーもあったなか、取れなかったの残念だった」と振り返った。
松島は12月に中国超級リーグに挑戦し、8勝2敗を挙げるなど武者修行で自分の力を高めている。松島は中国挑戦について、「まさか8勝2敗という結果になるとは思わなかった」と切り出すと、「1万5000人くらいのお客さんがいたんですが、観客が多いなかで強い選手といろいろできて自分の中では楽しめましたし、その経験を次の全日本選手権ではしっかり生かしたい」と今後の糧にしていくと述べた。
2024年はパリ五輪でのリザーブメンバーを経て、次回のロサンゼルス五輪では主力としても期待が高まる。25年に向けては「だんだんヨーロッパや中国の強い選手に勝てるようになってきて、次は相手が向かってくる側の選手も多くいる。相手が爆発した時にいかに対応して勝てるかというのが大事。次は向かっていくだけじゃなくて相手に来られても自分の実力で勝つというところをやっていきたい」と選手としてスケールアップした姿を見せたいと意気込んだ。

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