1. トップ
  2. 恋愛
  3. 自分のことを棚に上げ他人を陥れる先輩。同僚を格付けする女。「嫌な奴」に天罰を! 溜まったモヤモヤをスカッと一掃してくれる漫画8選

自分のことを棚に上げ他人を陥れる先輩。同僚を格付けする女。「嫌な奴」に天罰を! 溜まったモヤモヤをスカッと一掃してくれる漫画8選

  • 2024.12.29

勉強、受験、仕事、人間関係……。いつだって、誰だって悩みの種は尽きないもの。ストレス社会を生き抜くためには、時に発散する必要もあるだろう。本稿では、ほんのちょっぴり気分転換になるようなスカッとできる漫画を8作ピックアップ。読めばきっと「ざまぁww」と良い気分になれるはず!

まとめ記事の目次

●ワタシはいいの、ワタシはね

●姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~

●ワタシ以外みんなバカ

●SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~

●ワタシってサバサバしてるから

●復讐の時間

●サバサバ嫁とモテ系姑 ~お義母様ったら老眼でしたか~

●スカッと!芹沢くん

ワタシはいいの、ワタシはね

「嫌な奴」の多くに該当するのが、自分を棚に上げて他者を貶める人だろう。『ワタシはいいの、ワタシはね』に登場する主人公・美波の指導役である八木は凛とした佇まいの女性。新入社員の美波にとって憧れの的だった。

しかし、一緒に働くうちに、言葉選びがキツく態度も辛辣な八木の態度に違和感を覚えはじめる。それでも美波は自分に期待してくれているから……と感情を押し殺していたが、ある時、八木が過去に行ってきた悪事の数々を知ってしまい――。

八木はランチミーティングと称して経費で飲食したり、美波のプレゼン用企画を盗用したりとやりたい放題。さらには社内不倫に及んでいた。そんな自分のことを棚に上げて他人を陥れようとする、まさに“棚上げ人間”の典型例だった。そんな彼女がきっちりと成敗される様子をぜひその目で確かめてみてほしい。

姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~

たとえ姉妹といえども、見た目や性格がまったく同じように育つとは限らない。ゆえに何かと比較され、苦しい思いをさせられてきた経験がある人も少なくはないのだろう。『姉妹逆転ゲーム~ずっと嫌っていた美しすぎる姉~』では、美しい姉・スミレと対照的な容姿にコンプレックスを抱く妹・ノバラによる愛憎劇が繰り広げられていく。

物語はスミレの婚約パーティーで、ノバラが衝撃の事実を知るところから幕を開ける。実を言うとスミレは、「妹が好きになった人を落とすゲーム」と称してノバラの想い人を略奪していたのだ。そこでノバラは復讐を決意し、今度は自らが“ゲーム”を仕掛けることに。美醜と欲望が交差する戦いの果てに待つものは……。

ワタシ以外みんなバカ

性格の悪いタイプの人間であればあるほど、成敗されたときのスカッと感は倍増するもの。『ワタシ以外みんなバカ』は、その最たる例といっても過言ではない作品だ。

同作の主人公・泉は会社の同僚を「上の下」や「中の下」などと勝手に格付けする、典型的な勘違い女。その上、立場の弱い部下にパワハラを繰り返すなど、見ていて不愉快になる行動を連発していく。

タイトルの通り「ワタシ以外みんなバカ」と思い込んでいる泉だが、ちゃんと天罰が下されるので安心してほしい。ただ同作には、ほかにも性格が最悪な人間が存在していて……。

SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~

SNSの利用が日常の一部となっている人も多い今、誰とでも気軽に繋がれる便利さの反面、使い方を誤ると炎上や事件に巻き込まれるリスクも抱えている。『SNS狂の女~自己顕示欲のバケモノ~』は、“SNS中毒”になった女性が地獄へと落ちていく様子を描いた物語だ。

大学のミスコンで準グランプリに選ばれた女子大生の下村由紀は、SNSで身分を隠しながらグランプリの女性へ誹謗中傷を行っていた。しかしある日、身内の奈々に悪行を暴露されてしまい、雑誌の仕事やSNSのアカウントまで失ってしまう。

そして奈々は、自身の行いをSNSに綴って大勢の人から褒め称えられる。ここから承認欲求をこじらせてしまい、やがて彼女もSNSに狂わされてしまう。悪事が成敗されるスカッと感を味わえると同時に、改めてSNSの危険性を教えてくれる同作。人の振り見て我が振り直せという言葉があるように、今一度SNSの運用方法を見直す機会になるかもしれない。

ワタシってサバサバしてるから

2023年に実写ドラマ化され、大きな反響を集めた『ワタシってサバサバしてるから』。いわゆる「自称サバサバ女」の網浜奈美が、天敵の真性サバサバ女子の本田麻衣と仁義なき戦い(?)を繰り広げる物語だ。

奈美は「私はサバサバしているから」を言い訳にデリカシーのない言動を繰り返すため、周囲から「自サバ女」と呼ばれ疎まれている。そんな彼女と対抗できるのが、モデル業をこなすほど容姿の整った「真サバ女」の麻衣だった。

奈美の悪態に麻衣が鋭い言葉をズバッと刺すたびに思わず「ざまぁww」と呟いてしまうはず。まるで漫才のように小気味よいテンポで展開される“サバ女”合戦を、ぜひ一度ご覧あれ。

復讐の時間

じっくり時間をかけて実行される復讐劇ほど、スカッとするものはないかもしれない。そんな作品を好む人にオススメしたいのが、『復讐の時間』である。

同作の主人公・琴葉は社長を務める優しい父と、容姿端麗で料理研究家としても有名な母を持ち、何不自由ない生活を送っていた。しかしある日、父が母のアシスタントを務めていた女性・みきと不倫し、さらには彼女の娘・あげはが腹違いの妹であることも発覚する。

この事件を境に母は家を出ていってしまい、残された琴葉には孤独感と陰湿ないじめに苦しめられる地獄の日々が待ち受けていた。そこから琴葉は数年間、血の滲むような努力を重ねて立派な女性へと成長。そして、16年間温め続けた復讐に乗り出していく――。

奪われた幸せを取り戻すために人生を注いだ琴葉の執念が、どのような形で実を結ぶのか。壮大かつ爽快な復讐劇を描いた同作を読めば、日頃のフラストレーションが軽減されるかもしれない。

サバサバ嫁とモテ系姑 ~お義母様ったら老眼でしたか~

「嫁姑問題」は、令和になった今でも変わらず存在し続けている。手強い姑に苦心しながら、同じ題材の漫画やドラマを見て気持ちを落ち着かせている人も多いのではないだろうか? そんな人にオススメしたいのが、『サバサバ嫁とモテ系姑 ~お義母様ったら老眼でしたか~』。

同作に登場する新妻の美麗は、サバサバとした性格の女性。対する姑の鏡子は息子を愛してやまない過保護気味の母親で、2世帯での新婚生活が始まると同時に開戦のゴングが鳴り響く。鏡子から陰湿な嫌がらせや嫁いびりの洗礼を受ける美麗だったが、負けじと笑顔のまま頂戴した皮肉を打ち返すなど応戦していく。

内心では義母に殺意を抱くほどの美麗だが、一方で鏡子が注いできた息子への愛を知って心を揺らされる場面も。だからといって引き下がるわけにいかないのもまた事実。似た境遇にいる人なら思わず「うんうん」と唸ってしまう描写も多いので、“姑疲れ”してしまった人はストレス発散に役立ててみては?

スカッと!芹沢くん

日本の社会では自分の正当性を主張する人よりも、空気を読んで言葉を飲み込む人のほうが重宝されている印象。時にはズバッと言いたくなることもあるが、その後のリスクを考えると尻込みしてしまう……。そんな状況に置かれている人に読んでほしいのが、『スカッと!芹沢くん』だ。

同作の主人公・桜井彩はお人好しな性格で、職場の同僚から面倒事を押し付けられることもしばしば。さらに彼氏からはモラハラのような扱いを受け続けているが、過去のトラウマから空気を読んで言いたいことが言えない状態に陥っている。

そんな彩の代わりといわんばかりに、ズバっと物申してくれるのが後輩の芹沢旬。歯に衣着せぬ物言いで理不尽に立ち向かい、幾度となく彩を救う。痛烈で鋭い芹沢の毒舌は、きっと読んだ人のモヤモヤを解消してくれるに違いない。

1年間で溜まりに溜まったフラストレーションを2025年に持ち越さないためにも、ぜひ年末にスカッと系の漫画を読んでスッキリとした新年を迎えてほしい。

文=ハララ書房

元記事で読む
の記事をもっとみる