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【12/30〜1/5の運勢】1月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

  • 2024.12.29

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2024年から2025年にかけての1週間の運勢をお届けします。

今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

異なる世界のはざまで

今週のおひつじ座は、献身か高揚か新生かのいずれかの気分に応じて世界を体験していくような星回り。

『淑氣靑いつか金色つひに黒』(高橋陸郎)という句のごとし。

「淑気」とは新年のめでたく厳かな気がまさに満ち、漂っている雰囲気のこと。当然、それは普通は目には見えないかすかな気配のことを指して使われる訳ですが、掲句では「淑気」が視覚的に現れるだけでなく、その様子がかすかに移り変わっていくさまを「青」「金色」「黒」という色彩の変化として捉えているのです。

あなたもまた、新年の淑気をいずれの色彩として感じられるかで、今現在のおのれの境地をはかってみるといいでしょう。

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今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

ゆやゆよん

今週のおうし座は、思わず「どっちやねん!」と突っ込まざるを得ない方へと誘い出されていくような星回り。

ゆらゆらしたもの。それは夏場のかげろうであれ、猫のしっぽであれ、荒波に揺れる小舟であれ、その不安定さや不均衡さや不可解さゆえに私たちの眼を吸い寄せ、こちらが元いた現実から半歩外へと連れ出され、何かがずらされてしまうふしぎな魔力があります。

あいまいさや二重性や二律背反さなどの性質のために、何かを追い求めていけばいくほど、ついその反対側へと裏返ってしまうという人間の思考が背負った奇妙な宿命を、あらかじめその言葉のうちに秘めているのかも知れません。

あなたもまた、前年にも増して自分を「しっかり」させていく代わりに、積極的に「ゆらゆら」していくべし。

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今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

「もれる」社会へ

今週のふたご座は、とうに失われたものや、改めて取り戻したいものの両方に思いを馳せていくような星回り。

『元日を白く寒しと昼寝たり』(西東三鬼)という句のごとし。形ばかりの新年の挨拶や初詣を終えてしまえば、あとはもう特別するべきこともない、家族からも相手にされない中年男の元日。

句全体にどこかくたびれた人間臭さを漂わせつつも、その奥に幾つになっても満たされない飢餓感や癒えることない傷といった若々しさをも連想させる不思議な一句です。

あなたもまた、虚脱と回復、退廃と新生、消耗と蓄積といった相反するモードが自分の中で重なっていきやすいでしょう。

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今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

独りよがりな主観が破られるとき

今週のかに座は、みずからのノスタルジックな追求の果てにある絵面を改めて思い描いていこうとするような星回り。

寺山修司は『鉛筆のドラキュラ』のなかで、「全くのところ、サーカスを必要とする社会は不幸かも知れぬが、サーカスのない社会がもっと不幸なのだということは、肝に銘じておく必要があるのではあるまいか」と断じた上で、特にブランコ師について述べています。

いささかロマンティックな物言いではありますが、こうした熱情的な結びつきは、たとえナルシシズムと言われようとも、かに座の人たちがつねにどこかで人生において欲しているであろう隠れた望みを象徴しているように思います。

あなたもまた、新たな年を迎えていくにあたって、改めて見世物にできるだけの信頼の証しを探し求めていこうとするでしょう。

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今週のしし座の運勢

しし座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

数珠つなぎ始め

今週のしし座は、脱力して頼りないような感じでいることでかえって光を放っていくような星回り。

『初夢を話しゐる間に忘れけり』(星野立子)という句のごとし。夢はもとより曖昧かつ不可解で理不尽でよくわからないものですから、私たちが慣れ親しんだ日常にとって都合のよい話法の俎上にのせようと意気込んだとたん、どこかへ雲散霧消してしまうのも致し方無いことなのかもしれません。

しかしそうして起きた出来事をすなおに句にすることで、よりおめでたく意味のある内容をと肩ひじ張って嘘くさくしてしまうよりも、かえって初夢の感触を作者らしい個性の光る仕方で表すことに成功しているように思います。

あなたもまた、できるだけゆったりと構え自分なりのペースで言葉の「器」になっていきたいところです。

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今週のおとめ座の運勢

おとめ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

日常という名の戦場

今週のおとめ座は、自分なりの抵抗を形にしていこうとするような星回り。

19世紀のアメリカに生き、当時まだ公然と残っていた奴隷制に対する国の姿勢や、その帝国主義的な欲望をむきだしにしたメキシコ戦争(1846~1948)に幻滅したソロー。

国の法律や制度を変えるべくどこの誰に投票するかを熟考して実行するのではなく、代わりに投票するかどうかとはまったく「別の何か」をしようと思うようになり、そんなとき彼が思い立ったのが、「過度の文明化」から逃れて極端に縮小された状況で平凡でシンプルな生活を送ることでした。

あなたもまた、これまでなんとなく従ってしまっていたような条件付けやルールから「距離とをとる」ことを考えて実行してみるべし。

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今週のてんびん座の運勢

てんびん座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

現代からいっとき隠れる

今週のてんびん座は、良くも悪くも自身の行いを宇宙大のスケール感で執り行っていくような星回り。

『太古より宇宙は霽れて飾松』(正木ゆう子)という句のごとし。

現代的な感覚にまみれる以前の日本人ならば、門松を配した新年の玄関口と、何もさえぎるもののなかった宇宙の開闢とを一直線につなげていくことに何の躊躇も不自然さも覚えず、ごく当り前のこととしてみなが無言のうちにこなしていたのかも知れません。

あなたもまた、何かと宇宙の太古や終末ということが口をついて出やすくなっていきそうです。

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今週のさそり座の運勢

さそり座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

厄介な私を生きる

今週のさそり座は、あらためて人の忌むことを確信犯的に、死に物狂いに行っていこうとするような星回り。

私小説を通じて自己の存在の根源を問い続けた作家の車谷長吉は、「私(わたくし)小説について」というエッセイの中で、人の心は「日常の底に隠された得体の知れない不気味なものに、じかに触れることになる」がゆえに畏敬の念に駆られるのであり、そういう念でもって書かれるものとしての「私小説の言葉はどうしても呪術的にならざるを得ない」のだと述べています。

彼の「人の忌むことを確信犯的に、死物狂いに行なうのであるから」という一節は特に重く感じられますが、こうした重たさでもってしか迫れない人間というものの複雑さや奥行きも、本当は誰もがみな持っていたものなのではないでしょうか。

あなたもまた、自身の出自や存在の根源にある「得体の知れない不気味なもの」や「善悪の彼岸に立ち迷う」重たさを、自身の言葉に取り戻していきたいところです。

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今週のいて座の運勢

いて座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

不協和を抱えつつ

今週のいて座は、日頃から自分が何に手を染め、また新たにどんなことに手を付けようとしているか、振り返っていくような星回り。

『雑煮碗牛の乳房を揉みし手に』(鈴木牛後)という句のごとし。

人間どうしたってみずからの手を汚していく中でしか、生活を築いていくことはできないのだ。とはいえ、そこには苦しみしかないのかと言えば、そうでもないはず。日夜黙々と牛の乳房を揉んでいる手には、手付かずの自然にじかに触れていく喜びがあり、畏れがある。

あなたもまた、日頃からどんな風に手を汚しているかに応じて、ここで噛み締める人生の味わいも大いに違ったものとなっていくはず。

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今週のやぎ座の運勢

やぎ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

餅と良寛と赤ちょうちん

今週のやぎ座は、宇宙的な自分を生きている現在に立ち戻っていこうとするような星回り。

良寛が60歳くらいのときに作ったとされる漢詩に、餅を描く苦労について詠んだものがあります。

この「餅を描く」ないし「絵に描いた餅」とは現実的でない妄想空想の類の“絵空事”のことではなくて、仏典を読んだだけでは悟りにはいたらないのだという仏道の厳しさの喩えであり、ここでの「餅」とは、「父母がうまれる前からある真実」そして「真実の自己なるもの」のシンボルなのです。

あなたもまた、やたらと何かを誰かに吠え立てる代わりに、ただ鏡餅のようになってしずかにころりと座ってみるといいでしょう。

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今週のみずがめ座の運勢

みずがめ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

あなたを救う詩の訪れ

今週のみずがめ座は、ほろほろと肩の力が抜けて、思っていたのとは違う形で救われていくような星回り。

『葛湯煮て寝そびれ夫婦あそびをり』(草間時彦)という句のごとし。若い恋人同士のような熱っぽさや陶酔感とはまた異なる、どこかほほえましい阿吽の呼吸のような空気感は葛湯ならでは。

同じ煮ているのでも、これが熱燗用のお湯であったり、小豆であったりすれば決してこうはならないでしょう。なんだかんだと、ともに幾多の困難や危機を乗り越えて苦労を分かちあってきた仲だからこそ、葛湯の儚い味わいが救いとなり得るのです。

あなたもまた、そんな「寝そびれ夫婦」の夜更けのようなひとときに吸い込まれていくことでしょう。

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今週のうお座の運勢

うお座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

びっくらぽん

今週のうお座は、野性味にあふれた人ほど肯定的に迎え入れていこうとするような星回り。

「踊り念仏」で知られる宗教者の一遍は、今日に伝わる『一遍聖絵』などを見ていくと、その教えが信仰心などかけらももっていなかったような被差別階級人びとや、乞食同然の人びとにまで及んでいるという特異性を持っていたことがよく分かります。

そして、その後者の「不信」や「不浄」の人びとの中には、当時は「異形異類」といわれることのあった商業・交通・金融などを生業とし、海路や山道などを含めた独自のネットワーク網を構築して活動していた「悪党」「海賊」のような人たちも含まれていました。

あなたもまた、古い枠組みに囚われた世間から「不信」や「不浄」とされる相手との付き合いをこそ広げていきたいところです。

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