【RIZIN】ケラモフ、“二階級同時制覇”へ意欲　サトシ戦でも「グラウンドでも絶対に優勢を保つ」

RIZIN10年目となる大晦日大会「RIZIN DECADE」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催される。第3部の「Yogibo presents RIZIN.49」のライト級王者決定戦で王者・ホベルト・サトシ・ソウザに挑戦するヴガール・ケラモフが29日、試合前インタビューに応じた。

■「フィジカルでもスピードでも負けていない」

ケラモフは前フェザー級王者。今大会ではライト級に階級を上げ、絶対王者サトシと対戦する。
ケラモフは「71キロで勝利したら、次の試合は66キロのタイトルマッチに行きたい。その後また71キロの防衛戦に挑戦する」と語り、今回サトシに勝ったら次は今大会のメインカード「鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ」の勝者に勝って、ライト級とフェザー級で“二階級同時制覇”にも意欲を見せた。
同大会で行われるフェザー級タイトル戦「鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ」の勝敗については、「打撃で行くなら鈴木千裕、グラウンドならクレベル」と予想している。
また、「サトシに比べて、フィジカルでもスピードでも負けているとは思わない」とし、「フィジカルのコンディションは66と変わらないし、筋力もついているので問題ないと思う」と一階級上の王者との対戦にも自信満々。
さらに、柔術の寝技はサトシ、MMA的な寝技には自分に軍配が上がると語り、「例えばグラウンドの展開にもつれ込んでも、サトシにパンチを浴びるせることができるし、絶対に優勢を保つことができると思っている」と相手の土俵であろうと絶対的な自信があると語った。