知っているようで知らない漢字の読み方をご紹介する漢字クイズ、今回のお題はビジネスシーンで使われることの多い言葉「目途」。「週末を目途に作業を進めます」…今、「めど」って読みましたか?
【目途】は「めど」じゃないの!?
「目途」と書いて、「めど」と読んでいませんか?
間違い…とまでは言えませんが、「めど」と読む漢字は他に「目処」があり、「目途」は他の読み方が用いられます。
「目処」は『目指すところ。また、物事の見通し』、「目途」は『目当て、目的』と微妙な意味の違いがあります。また、「めど」は「目指す処」が略されて「目処」となった、という説もあります。
では、「目途」の本来の読み方は何でしょうか?わからなくても諦めないで!まだまだ答えを知る「目的」の「途中」ですよ!
【目途】の読み方の正解は…?
=「もくと」でした!
「目処」と「目途」、似ているようで読み方も意味のニュアンスも違います。「目途」は『目標』の意味合いが強く、少し曖昧な表現に用いられることも。しっかりとした見通しがある場合は「目処」、そうでない場合は「目途」と使い分けができると良いですね。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)※記事を再編集して配信しています。