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ホテルニューオータニ(東京)「SATSUKI」で「新・最強の朝食」を。健康と発酵がテーマのぜいたくブッフェ【ご褒美の新定番】

  • 2024.12.30

よりどりみどりのメニューから選ぶのが楽しい、ホテルの朝食ブッフェ。今回訪れたのは、2024年の秋に開業60周年を記念してリニューアルした「ホテルニューオータニ(東京)」の「コーヒーショップ『SATSUKI』(こーひーしょっぷ さつき)」で味わえる朝食ブッフェです。総料理長・中島眞介(なかじましんすけ)氏が日本各地を訪ねて見つけた厳選食材のみを使用した、健康と発酵をテーマとした数々のラインナップを楽しめます。

「ピエール・エルメ・パリ」のヴィエノワズリーと玄米卵の手作りオムレツ

るるぶ&more.編集部

今回訪れたのは、ホテルニューオータニ(東京)のザ・メイン ロビィ階にある、「コーヒーショップ『SATSUKI』」。東京オリンピック1964が開催された昭和39年(1964)年に開業した「ホテルニューオータニ(東京)」は、言わずもがな、「帝国ホテル」や「ホテルオークラ 東京」と並んで日本の「ホテル御三家」と称される老舗ホテルです。

そんな「ホテルニューオータニ(東京)」で味わえる朝食が、2024年10月にリニューアル。「新・最強の朝食」をコンセプトとして「健康」と「発酵」をテーマに、一日の始まりに食べるにふさわしく、体にいい食材ばかりをチョイス。総料理長の中島眞介氏が日本全国を歩いて見つけた厳選食材のみを使用したラインナップとなっています。

「ニューオータニ」の名を冠する系列ホテルは日本全国にありますが、「新・最強の朝食」が味わえるのは「ホテルニューオータニ(東京)」だけです。

るるぶ&more.編集部

「コーヒーショップ『SATSUKI』」は広々としたスペースを誇り、席数は200席ほど。大理石を基調としたインテリアで、落ち着いて食事をすることができます。「新・最強の朝食」が味わえるのは、7時から10時まで。価格は税込7700円です。

るるぶ&more.編集部

「新・最強の朝食」で味わえるメニューは約140種。和・洋・中と多彩なジャンルのメニューがずらりと並んでいます。

サラダバーには、山梨県上野原市にあるホテルニューオータニ専用の畑で収穫される完全無農薬の野菜が並びます。野菜の恵みがギュッと詰まった凝縮された味で、一日のパワーをチャージしてくれますよ。

140種以上と種類がかなり豊富なため、まずは1周してめぼしいメニューをチェック。今回の記事では、なかでも「SATSUKI」推しのメニューをピックアップして紹介します。まずは洋食から。

るるぶ&more.編集部

「パティスリー界のピカソ」ともよばれる「ピエール・エルメ・パリ」の世界第一号店ともなった「ホテルニューオータニ(東京)」。「SATSUKI」ではそんな「ピエール・エルメ・パリ」のヴィエノワズリーやヨーグルトを味わうことができます。

るるぶ&more.編集部

「ピエール・エルメ・パリ」のヴィエノワズリーは、「クロワッサン サティーヌ」「ブリオッシュ オ プラリネ」「パンオレザン エ カネル」の3種類。パンの域にはとどまらない、まるでスイーツのようなリッチな味わいです。起きたての体にほどよい甘さが染み渡り、なんとも幸せな気分に。

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「ピエール・エルメ・パリ」の「ヨーグルト オ フレーズ デボア」は、ふわふわと口当たりのいいヨーグルトにカシスの酸っぱさが後を引きます。

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「ピエール・エルメ・パリ」のラインナップ以外にも、「パティスリーSATSUKI」の焼きたてパンやミニドーナツが10種類以上ずらりと並びます。もちろん、各種ジャムやホイップバターもあり、より自分好みの味で楽しむことができますよ。

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少し離れたコーナーには、フレンチトーストもあります。フレンチトーストの横のコーナーには、各種チーズも豊富にラインナップしていました。

自家製フレンチトーストにはたっぷりとメープルシロップをかけて
フレンチトーストにはたっぷりとメープルシロップをかけて
るるぶ&more.編集部

パンをセレクトしたら、お次は、朝食定番の卵料理です。おすすめは、ライブキッチンでシェフが目の前で調理してくれる玄米卵のオムレツ。玄米を食べて育った鶏から生まれた「玄米卵」を使っています。ハム、チーズ、マッシュルーム、オニオン、トマト、オリーブ、ベジタブル、バジルペーストから好みの具材をオーダー。何種類でも入れてもらうことができるのもぜいたくです。「今月のおすすめオムレツ」など月替わりのメニューもあります。

こちらの玄米卵のオムレツ以外にも、卵料理のラインナップは豊富。ボイルエッグ(ゆで卵)や焼き加減の種類が豊富な目玉焼、トリュフスクランブルエッグ、エッグベネディクトなど、卵料理だけでも数種類がずらり! ケッパーやクルトンなどのトッピングも豊富で、掛け合わせは無限です。

その場で作ったできたてをいただける
その場で作ったできたてをいただける

今回は特に人気だという、ハム、チーズ、マッシュルームを入れたオムレツを作っていただきました。

るるぶ&more.編集部

その場で焼いてもらった玄米卵のオムレツはふわふわで、割ってみると中からチーズがとろり。さすがの塩加減と焼き方で、そのまま味わっても十分なおいしさです。

ご褒美CHECK!
まるでスイーツのような「ピエール・エルメ・パリ」のヴィエノワズリーは必食。リッチな甘さが、朝の体にしみわたります。朝に食べたい卵料理も、ラインナップが豊富。自分の一番好みの卵料理をチョイスすることができるなんて、普段の朝食ではできないぜいたくです。

その場で握ってくれるおにぎりと、こだわりの和食 “極”

るるぶ&more.編集部

「コーヒーショップ『SATSUKI』」では、和食のメニューも豊富です。こちらはおにぎりコーナー。朝食ブッフェのおにぎりというと、あらかじめ握られたものがずらりと並んでいるのをイメージしがちですが、「新・最強の朝食」をうたう「コーヒーショップ『SATSUKI』」は、ひと味違います。

るるぶ&more.編集部

なんと、おにぎりは注文してからその場で握ってくれます。具は、焼鮭、昆布佃煮、和風ツナマヨネーズ、梅干しの4種類から選べます。混雑緩和のためオーダーはひとり2個までという考慮がされているからこそ、行列ができずにスムーズに受け取ることができるのも魅力です。

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和食でチェックすべきは、おかずの数々が並ぶ、こだわりの和食 “極”(きわみ)です。天然塩で丁寧に仕上げた真アジの干物(サバの塩麹焼きと日替わり)、職人が作る国産大粒大豆のホテルオリジナルの納豆、最高級の紀州南高梅、塩麹で一日漬け込み軟かく焼き上げたタスマニアサーモンの塩麹焼、奈良産地酒の酒粕で漬け込んだ奈良漬……と、ひとつひとつこだわった逸品を少しずつ味わえます。品数が多いうえに、すべてがこだわりの一品なのです。

お米にも注目です。新潟県産「コシヒカリ」を観音温泉水で炊き上げるご飯や、オリジナルブレンドの八穀米「Jシリアル米」を選ぶことができます。

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なかでも和食のおかずで人気なのは、「いくらの醤油漬け」。産卵直後の熟成した魚卵をひと粒ずつほぐしたのちに特製のしょうゆに漬け込むという、昔ながらの丁寧な製法で仕上げられています。食べるとうま味が口の中に広がり、プチプチとした食感が広がります。塩気も少なめなので、朝の胃に、ちょうどいいやさしさでした。

ご褒美CHECK!
普段の朝食は簡単にパンで済ませてしまいがちで、和食の朝ごはんはなかなか食べる機会が少ないという人も多いのでは? 「コーヒーショップ『SATSUKI』」の和食メニューは、ひとつひとつがこだわりの品。少しずつ味わって、素材のうま味を体で感じましょう。

ほかにも食べておくべきメニューがたくさん!

るるぶ&more.編集部

「コーヒーショップ『SATSUKI』」の「新・最強の朝食」で、ほかにもおさえておきたいメニューはこちらの「モーニングステーキ」。朝からステーキ……!? と思うかもしれませんが、朝だからこそステーキで、心も体もシャキッとリセットしましょう。

ソーセージ類も豊富。生ハム、ポルトガルソーセージ、ポークパストラミ、骨なしジャンポン、イベリコ豚をスモークした後オーブンでじっくり焼き上げた「パレタコシーダイベリカセミデボーン」(骨付きハム)など……(ポルトガルソーセージとポークパストラミは日替わり)。1枚ずつお皿にのせて、どれが好みの味かを吟味しましょう。

るるぶ&more.編集部

ビーフステーキにおろしポン酢とソースをかけていただきます。朝の胃には少し重いかな……と思いきや、やわらかく口の中でとろける味わいでぺろりといただくことができました。朝のステーキ、たまにはいいかも! ご褒美感を存分に感じながら、味わいましょう。

るるぶ&more.編集部

こちらも、「コーヒーショップ『SATSUKI』」の「新・最強の朝食」でおさえておきたいメニュー。岩手県の厳選した原料乳を使用し添加物を一切使わずに低温で長時間発酵させた「岩泉ヨーグルト」です。

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ヨーグルトバーには、ドライフルーツやナッツ類など、9種類のシリアルが。さらにメロン、ブルーベリー、洋梨、柿など10種類以上のフルーツ、その横にはプルーンやアロエも並んでいました。
ソースはスーパーフードであるチアシードや糀みつなど、珍しいものも。きな粉や黒蜜などの、和風のものもありました。アガペシロップなどもあり、ヨーグルトはカスタマイズし放題。これぞまさに、「最強の朝食」!

デザートも豊富で、美容・健康効果のあるフルーツとして知られる無農薬の「ビタヤ(ドラゴンフルーツ)」を使ったシャーベットや葛餅ゼリーなどがありましたよ。

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ドリンクも充実のラインナップです。4種の牛乳、オリジナルの発酵ドリンク、デトックスウォーターのほか、「ピエール・エルメ・パリ」オリジナルの紅茶もあります。

るるぶ&more.編集部

なかでもぜひ飲んでほしいのが、生オレンジをそのまま絞った状態で味わえる、フレッシュオレンジジュース。色も味も濃い! 朝の体をシャキッと目覚めさせてくれて、とてもおいしかったです。

ちなみに「コーヒーショップ『SATSUKI』」では、ホットコーヒーをオーダーすると、席まで持ってきてくれるスタイルです。朝食ブッフェのコーヒーは煮詰まってしまってあまりおいしくない……という思いをしたことがある人もいるはず。だからこそ、入れたてのコーヒーがテーブルに運ばれてくるのはうれしいですよね。

ご褒美CHECK!
140種類以上あるという豊富なメニューのなかから、自分の「好き」を追求して選べるというぜいたく。豊富にラインナップされていると、ついひととおり味見したくなってしまいますが、そのなかでもとくに自分の好みの味わいを探しつつ、こだわり抜かれた味を堪能しましょう。


整然と並べられたディスプレイも美しく、たくさんの朝食を眺めるだけでもご褒美感が満載の「コーヒーショップ『SATSUKI』」の「新・最強の朝食」。目にも舌にもぜいたくな朝食を思う存分堪能できること、間違いなしです。

■コーヒーショップ「SATSUKI」(こーひーしょっぷ さつき)
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ザ・メイン ロビィ階 コーヒーショップ「SATSUKI」
TEL:03-3221-7252
営業時間:モーニングブッフェは7~10時
(※90分制。土・日曜、祝日及び繁忙期は70分制)
定休日:無休
料金:大人7700円、子ども4500円


Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平

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