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「みんなでここに、住んでいいよね」上野樹里“朝顔”の入籍前夜に涙が止まらない…家族の絆を丁寧に描く「監察医 朝顔」

  • 2024.12.29
「監察医 朝顔」第1シーズンの順次無料公開を開催中 「監察医 朝顔」(2019)(C)香川まさひと・木村直巳・佐藤喜宣/実業之日本社(C)フジテレビジョン
「監察医 朝顔」第1シーズンの順次無料公開を開催中 「監察医 朝顔」(2019)(C)香川まさひと・木村直巳・佐藤喜宣/実業之日本社(C)フジテレビジョン

【画像】ボッテガ・ヴェネタのミニスカートに身を包む2024年の上野樹里

2025年1月3日(金)に放送されるSPドラマ「監察医 朝顔2025新春スペシャル」は“家族の絆”を丁寧に描いたドラマだ。始まりは2019年7月期にフジテレビ“月9”枠で放送された第1シーズン「監察医 朝顔」。FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で順次無料公開中の同シーズンから、万木家の親子、朝顔(上野樹里)と父・平(時任三郎)の絆が印象的な、朝顔の入籍前夜のエピソードを振り返る。(以下、第1シーズンのネタバレがあります)

法医学者の娘とベテラン刑事の父が遺体の謎を解き明かしていく

「監察医 朝顔」(2019年)は、作・香川まさひと、画・木村直巳、監修・佐藤喜宣の同名漫画を原作に、上野が「のだめカンタービレ」(2006年)以来13年ぶりに“月9”枠で主演を務めたヒューマンドラマ。

法医学者の朝顔と、その父でベテラン刑事の平、平の後輩刑事であり朝顔の夫でもある桑原(風間俊介)らが遺体の謎を解き明かしていく物語である。第1シーズンに続き2020年に2クール連続で第2シーズンを放送。2021年1月と2022年9月にはスペシャルドラマも作られた。

毎回の事件に加えて印象的なのが、結婚や子育てといった朝顔自身のエピソード。2025年1月2日(木)まで無料公開中の第5話では、入籍前夜の朝顔と平の会話が胸を打つ。

「お父さんとお母さんみたいな、いい夫婦になります」

桑原との結婚を控え新居を探す中で、朝顔は実家に平をひとり残していくことにためらいを感じていた。そんな朝顔の思いを感じ取ったのか、桑原が「朝顔んちにみんなで一緒に暮らさない?」と提案。だが平は当初、「お父さんは反対だ」と2人の思いを突き放す。

「気遣ってるのはお父さんのほうでしょ?私が寂しいから、ここに一緒に住みたいんだよ」と説得する朝顔。「明日、婚姻届出してくるから。戸籍上、明日で万木じゃなくなるけど…お父さん、お母さん」と座り込み、「もういいから!」と怒鳴る平を「ちゃんと言わせて」と制し、続けた。

「今まで30年間、大切に育ててくれて、ありがとうございました。お父さんとお母さんみたいな、いい夫婦になります。みんなでここに、住んでいいよね」。涙ながら、一言ひとこと語り掛ける朝顔に、平も涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら頷いた――。

この入籍前夜の会話を経て、1月4日(土)までTVer・FODで無料公開中の第6話からは5年後の万木家・桑原家の暮らしが描かれる。お決まりの冒頭、居間の朝食風景にも4歳の娘・つぐみが加わり、賑やかだ。エプロン姿でタコさんウインナーを焼く桑原に、せわしなくつぐみの登園準備をする朝顔、そして平はすっかり孫を溺愛する“じいじ”の顔になっている。

形を変えて続いてきた万木家の絆。母・里子(石田ひかり)が震災の津波で行方不明になったことで2人暮らしになり、そして桑原を加えた3人に。さらにはつぐみも生まれ、4人になる。戸籍上は2家族だが、3世代4人は助け合い、それぞれを大切に思い合いながら日々を過ごしている。丁寧に描かれる家族のひとコマひとコマに、視聴者からも「この家族本当に大好き」「リアルに存在しているみたいに真実味がある」「丁寧に描かれている日常に惹かれる」の声が上がっている。

年明けの「監察医 朝顔2025新春スペシャル」では、朝顔と平の“別れ”が描かれるという。形を変えながらも、互いを想う気持ちを大切にする朝顔と平の絆をしっかりと目に焼きつけたい。

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