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【自律神経が整う片付け】片付けすぎもストレスがたまる場合があるので要注意! 小林弘幸『捨てる勇気100』

  • 2024.12.29

自律神経を整えるためには、様ざまなものを手放すことが大事。小林弘幸教授の著書『捨てる勇気100』から、12月の大掃除でトライできる片づけるべきものを紹介! 今回は逆にストレスになってしまう片づけのこと。


そもそも、自律神経って何?

『私たちは毎日、手や足などを自分の意思で動かしながら生活をしていますが、一方で内臓や血管などは自分の意思で動かすことはできません。
このような「自分の意思で動かすことができない部分」をコントロールするのが自律神経の役割。~中略~自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。この2つは車の「アクセル」と「ブレーキ」にたとえることができ、運動をしたり興奮したときに交感神経が高まり、逆にリラックス状態のときには副交感神経が高まるようになっています。
このサイクルが乱れると、夜に眠れなくなったり、逆に日中に頭がぼうっとしたり、なんとなく心や体の調子が悪いと感じるといった数々の不調につながるのです。』(『捨てる勇気100』より) 全身をめぐり、呼吸や消化、代謝、排尿・排便など生きるための基本の機能を司る自律神経。意識して整えたい。40代におすすめの捨てたいものを紹介!

身の回りの物の捨て方

010 一気に大量に片づけるのは逆にストレスになる

いざ最初に片づけようと思ったときには、ものが多すぎて必要なものとそうでないものの見極めが難しい、ということもあるでしょう。片づけに慣れないうちは「今は使わないけれど、どこかで使うかもしれない」というものがたくさん出てくるものです。 本当はさっぱり片づけたいのになかなか片づかない、という状況はむしろストレスの原因になってしまいます。そこで、そのような悩ましいものが出てきたときには「一時的に置いておく」ようにすることをおすすめします。 一度に多くのものを片づけようとすると、その分、かかるストレスも増大します。それを避けるため、悩ましいものが出てきたとき、衣服などであれば、いったん段ボール箱などにそれをまとめてしまいましょう。そうして半年から1年ぐらいの期限を区切り、その中身を使うかどうかによって、捨てるかどうかを見極めます。こうすることで「やっぱり不要なものだった」ということが明確になり、思い切って捨てることができるようになるでしょう。これを繰り返していれば、だんだんこの「一時据え置き」の箱に入るものも減っていきます。片づけの経験値がどんどん上がっていくからです。

☑迷ったらとにかく「一時据え置き」でOK
※『捨てる勇気100』より

特に年末の大掃除、大量のゴミ出しはスッキリするけど、判断に迷うのも自律神経によくなさそう。迷ったら保留&後日改めて整理で、必要なものを見極める感覚を養おう。


『捨てる勇気100』

順天堂大学医学部教授 小林弘幸

勇気を持って「捨てる」ことで、人生を輝かせるメソッド集。自律神経の名医・小林弘幸教授が考案した、自律神経が整う新メソッド100本を公開。
第1章 身の回りのものを捨てる、第2章 生活習慣を捨てる、第3章 これまでの考え方やクセを捨てる、第4章 食事の常識を捨てる、第5章 人間関係を捨てるの全5章。物理的、心理的に捨てることで健康に!
単行本1430円、Kindle版(宝島社)

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