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日本代表に呼ばれなくなった23歳大器、ドイツで大活躍!「世界的選手になれる」と監督脱帽

  • 2024.12.29
日本代表に呼ばれなくなった23歳大器、ドイツで大活躍!「世界的選手になれる」と監督脱帽
日本代表に呼ばれなくなった23歳大器、ドイツで大活躍!「世界的選手になれる」と監督脱帽

Text by 井上大輔(編集部)

2024年の日程を終えたドイツ1部ブンデスリーガ。

今季から佐野海舟がプレーするマインツは、7勝4分4敗の5位で、前半戦を終えた。

昨季13位だったマインツにとっては大躍進であり、そのなかで佐野は大きな貢献を果たしている。

23歳の守備的MFはここまで全15試合に先発出場、GKを除くと2番目にプレータイムが多い選手となっている。さらに、ブンデスリーガのデュエル勝利数でも全体2位となっており、市場価値も700万ユーロ(11.5億円)に跳ね上がった。

そうしたなか、『SWR』は「マインツの夏移籍、少ない投資で大きな利益。少ない資金で多くの質の高い選手を獲得できた」と補強ぶりを称賛。鹿島アントラーズから獲得した佐野についても絶賛していた。

「佐野海舟、即戦力と中盤のエンジン 。即戦力…陳腐な呼び方だが、佐野にとっては適切な表現だ。

この日本人MFは、開幕直後からマインツの中盤で代えの利かない存在となった。全試合に先発出場し、90分間フル出場しなかったのは2度だけ。

デュエルの強さではリーグでもトップ3に入る佐野は、マインツの中盤を安定させている。しかし、彼のクオリティーは前進するときにも発揮される。ボ・ヘンリクセン監督もこう喜ぶ。『彼は日に日に良くなっている。彼はボールを横や後ろだけでなく、前へと運ぶ』。

佐野が力強く成長した決定的な要因は、中盤のナディーム・アミリとの相性だ。当初は言葉の壁があったものの(佐野はドイツ語も英語も話せなかった)、今ではコンビは一体となっている。

アミリは創造性を、佐野はストラクチャーと安定性をもたらし、この2人のコンビネーションがマインツのプレーをより高いレベルに引き上げているのだ。

ヘンリクセン監督は、佐野にはさらなる可能性があると信じている。『彼はブンデスリーガだけでなく、世界的にもこのポジションで最高の選手のひとりになれる』と」

日本でも守備職人として高く評価されていた佐野は、ドイツの地でも本領を発揮しつつある。

彼は今年7月に不同意性交の疑いで警視庁に逮捕されたものの、不起訴処分になった。新天地での活躍を続ければ、2025年には日本代表への復帰が話題になりそうだ。

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