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散らかす家族にイライラ!「片付かない家」を脱出する、5つの解決ポイントって?

  • 2024.12.29

こんにちは。片付けについて発信しているありママです。片付けをサポートしていると、「家族が散らかす」「家族がモノを置きっぱなしにする」というご相談をいただきます。特に片付けのことで夫婦で揉めたことがあるという方は多かったです。また、お子さんが片付けないことで悩んでいるママも多いです。家族間が片付けで揉めずに、家をスッキリさせるためにはどうしたらいいのか?今回はその問題を解決する5つの方法をご紹介します。

1.モノの価値は持ち主にしかわからない

「こんなもの捨てればいいのに……」と思ったことはありませんか?捨て活をしていると家族の持ち物が気になりますよね。「夫がガラクタを捨てない」というのもよくある悩みです。勝手に捨ててしまったり、「こんなの捨てれば?」と言ってしまって喧嘩になったり、離婚騒ぎになったなんていうこともよく聞きます。自分の持ち物にはストーリーや思い出があるので、大切なモノに見えます。しかし、他人の所有物にはそのような感情はなくただの「モノ」なので、そのモノの価格などで判断してしまうことが多く、価格が低いモノは不要なモノに見えてしまいます。私も捨て活をしていた時、夫のウイスキーの空き瓶がパントリーの夫のエリアにあり、ゴミに見えて捨ててしまい、あとで「俺の瓶はどこ?」と言われてしまいました。私にとってはただの空き瓶で、「空き瓶=ゴミ」だと思っていたのですが、夫にとっては飾っていた瓶でした。もし勝手に自分の持ち物を捨てられたら嫌ですよね……。モノの価値は持ち主にしか分からないので、勝手に捨ててはいけないと痛感した出来事でした。ワクワクするモノや、安心するモノ、心地よいモノというのは人によって違います。相手が大切にしている世界を知ろうとすることや、自分の価値観を押し付けないことが捨て活が上手くいくポイントです。

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2.自分の捨て活に集中する

なぜ他人の持ち物が気になるのか?私の経験上、他人の持ち物が気になる理由は、自分の捨て活から逃げ始めたサインです。最初は自分のモノを捨てようと必死になるのですが、ある程度捨てると捨てるモノがなくなってきたり、迷うことが増えてきます。どんどん捨ててスッキリしたかったはずなのに、モノと向き合うことは過去の自分と向き合うことなのでだんだんと苦しくなってきます。人は苦しいことから逃げたくなります。そうなると自然と夫のものや子供のモノが気になってきます。私が夫のウイスキーの瓶を勝手に捨ててしまったのは、自分の所有物が捨てられなくなったからだと思います。捨てるモノはまだたくさんあったはずなのに、自分の持ち物と向き合うのに疲れて、夫の持ち物に目がいってしまいました。夫や子供、実家の片付けが気になり始めたときは、「自分の片付けはしっかり終わったのか?」と自分に問うようにしましょう。そして自分の所有物をやり切ってください。しっかりと片付けられていないのに家族に「片付けて」と言っても、動いてもらえません。

3.体感させる

なぜ、自分自身の片付けが終わっていないと家族に動いてもらえないのかというと、片付いた空間を体感しないと家族は片付けの良さが分からないからです。ご家族は「片付けたい」と思っていますか?その気持ちが少しでもなければ、片付けてくれません。散らかっていても特に困ることがないという人は、片付ける必要性を感じていません。人はやる必要性がないことを積極的にやろうと思いません。逆に片付けにメリットを感じ、「片付けた方がいい」「片付けたい」と心から思えば、積極的に片付けるようになります。オンラインサロンG’scommunityの捨てる部では、2ヵ月間キッチンの捨て活にコミットしてキッチンを片付け切りました。すると、ご主人がキッチンのリセットを手伝ってくれるようになったり、自分の持ち物を減らしてくれるようになったという人がたくさんいました。また、お子さんからは「キッチンがきれいになったね」と言われ、そのあとに「片付けると気持ちいいし使いやすいから、○○くんもおもちゃの片付けを一緒にやろうか」と言って、スムーズに片付けができたという方もいました。これはキッチンの捨て活をやり切ったことで、ご家族が捨て活のメリットを感じたからだと思います。捨て活をして、スッキリしてモノが見つけやすかったり、使いやすかったり、ご機嫌でいられたり……というメリットを体感すると、捨て活をやりたくなってきます。「捨てて」「片付けて」と言葉で伝えるのではなく、自分のものを片付け切って、片付いた空間を体感させてあげましょう。

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4.外的なコントロールをしない

家族に「片付けて!」と怒鳴って言えば、しぶしぶ片付けてくれるかもしれませんが、それは怒られることが嫌で、面倒だからその時だけの行動で終わります。また怒らなければやろうとしません。文句を言う・怒る・責める・罰を与える・ご褒美で釣るこの方法で片付けさせようとすると、怒られたくないから怖い人の前では言うことを聞く……そんな表面的な変化でしかありません。その時だけ外的なコントロールで片付けさせたとしても、本人のモチベーションはなく、片付けられるようにはなりません。片付けられるようにしたいのなら、その人が心から納得して片付けられるようになるように支援してください。例えば、子どもに「片付けて!」と怒鳴るのではなく、探し物をして困っているときにすかさず「モノが多いと探し物に時間がかかるから、減らしてみる?」と提案してみましょう。また、「この筆箱はここに置くんでしょ!」と怒ってやらせるのではなく、「この筆箱をどこに置いたら忘れないと思う?」と支援する姿勢で接していくと、自分自身で変わろうという気持ちが出てきます。あとは「うちの子は片付けられない」と親が決めつけている場合も多いです。それを聞いた子どもは自分は片付けられない子と認識してしまい、自然と片付けに苦手意識を持ってしまいます。そうではなく、「片付けられるようになる」と子どもを信じて声掛けをしていくことで、少しずつですが片付けようと行動するようになります。

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5.片付けに巻き込む

家族が片づけないから……といって片付けを諦めるのではなく、どんどん巻き込んでいきましょう。巻き込むと言っても家族のモノを捨ててもらうのではなく、自分の捨て活に巻き込みます。私のフォロワーさんの中には、リサイクルショップへ夫に荷物持ちとして同行してもらった時に、意外と高く売れてそれを見ていた夫が「自分のモノも売ろうかな……」と言い始めたという方もいました。また、自分の持ち物をひたすら捨て活をして、「この服どう思う?似合うかな?」などご主人に質問していたら、ご主人も服の捨て活を始めたという方もいました。我が家の場合は、私が捨て活をし始めて5ヵ月目で夫が「自分の服も一緒に捨ててもらおうかな」と言い出しました。捨て活は家族に伝染すると思っています。ただし、イライラしながらやったり、辛そうにやっていると相手には伝染しません。「捨てたらお金になってラッキー!」と楽しそうにやっていたり、片付いてきたことでご機嫌になってきたという何か楽しそうにやっているな……と思わせると、家族も片付けに参加してくれる確率は高くなってきます。ご家族を片付け上手にする方法に即効性はないのですが、夫や子供が片付けてくれない……と悩んでいる方はぜひ5つのポイントを意識して捨て活をしてみてください。他にもこんな方法で家族が片付けてくれたということがあれば教えてください。

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