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月のリズムに合わせた料理&食材【山羊座の新月】に作りたいのは豚肉と九条ネギのみぞれ汁

  • 2024.12.29
豚肉と九条ネギのみぞれ汁 。

「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」

大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。

古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。


郷土料理や伝統料理に目を向ける

山羊座の支配星は土星。

土星が司る食べ物は、じゃがいも、カブ、大根、ゴボウといった根菜類や、乾物類(シイタケ、切り干し大根、ドライトマト、ポルチーニ)、また骨つき肉や塩漬けした肉、硬質チーズ、お酢などです。

山羊座の食材は……

根菜類、乾物類、骨つき肉や塩漬けした肉、硬質チーズ、お酢

また山羊座の月の日は、伝統的なものを見直すよい機会です。

故郷に伝わる郷土料理や伝統料理に、目を向けてみるのもよいでしょう。これらの食べ物は現実感覚を高め、責任感や忍耐力をも授けてくれます。

山羊座の月の日は、保存食や常備菜作りをするのにも最適。塩漬けや干し野菜などは満月から新月の間の、月が欠けていく期間が水分もほどよく抜けて、美味しく仕上がります。

■材料(2人分)

・しゃぶしゃぶ用の豚ロース肉:100g
・九条ネギ:2本
・大根おろし:200g
・だし汁:500cc(鰹節や昆布、パックの天然だしの素でもOK)
・酒、塩、醤油:適量
(あればゆずの皮少々、七味唐辛子)

材料はこちら。

■作り方

(1)水気を軽く絞った大根おろしを作る。九条ネギ2本は斜めそぎ切りにしておく。しゃぶしゃぶ用の豚肉は一枚一枚、広げておく。

(2)水500ccを煮立てて、好みのだしを使い、少し濃いめのお吸い物風に味を調える。味付けは酒、塩、醤油などお好みで。

(3)熱くしただし汁に豚肉を一枚一枚広げて入れ、もしアクが出てきたらすくい取る。大根おろしを入れでかき混ぜ、大根に火が入ったら九条ネギを投入。もう一度、味を見てから火を止める。

(4)器に具を盛り、みぞれ状の汁をたっぷりと注ぎ入れ、お好みでゆずの皮を乗せ、七味唐辛子を振って完成。

みぞれ煮やみぞれ鍋も有名ですが、敢えて汁物にしてみました。

山羊座の月の日は、根菜類をたっぷり食べたいので、大根おろしも一人100g位用意してください。山羊座の食材は、忍耐力や責任感を強めてくれます。

また、この料理は山羊座の新月だけではなく、毎月訪れる山羊座の月の日に作ってみるのもおすすめです。

山羊座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文・写真=岡本翔子

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