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帝京高校のロバートソン!開幕戦で先制点のラビーニ未蘭、選手権公式の体重を「変えてほしいです(笑)」と語ったワケ

  • 2024.12.29
帝京高校のロバートソン!開幕戦で先制点のラビーニ未蘭、選手権公式の体重を「変えてほしいです(笑)」と語ったワケ
帝京高校のロバートソン!開幕戦で先制点のラビーニ未蘭、選手権公式の体重を「変えてほしいです(笑)」と語ったワケ

Text by 奥崎覚(編集部)

“冬の選手権”こと、第103回全国高校サッカー選手権大会がついに開幕。

初日の12月28日は国立競技場で開会式が行われ、直後の開幕戦では、地元の帝京が京都橘と対戦した。

先制点が生まれたのは開始早々の前半5分。帝京MF堀江真広が蹴ったコーナーキックを、ラビーニ未蘭が高い打点で合わせる。

「堀江くんのキックもピンポイントで正確でしたし、永田(煌)くんに『ブロックして』とお願いしてしっかりブロックしてくれたので、自分がドフリーでヘディングすることができました」

ラビーニの大会ファーストゴールで先手を奪った帝京は、後半33分にコーナーキックから京都橘の桐原惺琉に同点弾を許したものの、直後の後半35分に途中出場の宮本周征が勝ち越し弾。

これが決勝点となり、2-1で勝利した帝京が、17年ぶりの選手権で見事2回戦進出を決めた。

帝京高校のロバートソン!開幕戦で先制点のラビーニ未蘭、選手権公式の体重を「変えてほしいです(笑)」と語ったワケ
帝京高校のロバートソン!開幕戦で先制点のラビーニ未蘭、選手権公式の体重を「変えてほしいです(笑)」と語ったワケ

試合後、決勝点の宮本とともにポーズを決めたラビーニはFC東京U-15むさし出身。

ただ、中学時代はフィジカルが足りなかったためスピードに全然ついていけず、同い年でチームメイトの佐藤龍之介(FC東京)らを「こういう選手がプロになるんだな」と感心するような立場だったという。

しかし帝京高校に入り、筋トレに集中して取り組み捕食も増やしたことで、体重は入学時と比べて10キロ以上増加。現在は72、3kgあり、記者から公式プロフィールの体重が64kgになっていることを指摘されると「変えてほしいです(笑)」と話していた。

それだけ、さまざまなことを3年間積み上げて、この選手権の舞台に立ったという自負があるのだろう。ちなみに身長も公式は180cmだが現在182cmくらいあるとのこと。

ラビーニはこの日ゴールだけでなく、左サイドバックとして攻守に躍動。迷いの少ないプレーに参考にしている選手はいるのか尋ねると、「(アンドリュー)ロバートソンとか。攻撃参加や対人の守備は結構意識しています」と、リヴァプールのスコットランド代表DFの名前を挙げていた。

選手権に帰ってきた帝京としての“らしさ”については、「やっぱり守備面で体を張るというのもそうですし、数少ないチャンスでしっかり決め切って、自分たちの勝利に持っていくというのは、帝京らしいなと思っていました」とラビーニ。

イタリア系イギリス人の父親から与えられた未蘭(みらん)という名前も印象深い左サイドバックは、今大会でその名を一気に売ることになりそうだ。

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