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大仁田美咲アナ 『M-1』初リポーター!学生時代からSNSフォロワー1万人!?その理由とは・・・

  • 2024.12.29

こんにちは!日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。

今回は、今年初めて『M-1グランプリ』のリポーターを経験し、『朝だ!生です旅サラダ』にもレギュラー出演している大仁田美咲アナインタビュー後編。学生時代からSNSフォロワーが1万人いた理由、そして大学で学んだちょっと変わった授業など、意外な一面についてお聞きしました。

©️ABCテレビ

――今年は初めて『M-1グランプリ』でリポーターをされましたね。

オープニングの時には、緊張と、外の寒さも相まってマイクを持つ手の震えが止まらなかったです。外気の冷たさのため、リハーサルで何度も噛みました。本番でも大事なところで噛んでしまったらどうしようと不安な気持ちでいっぱいでした。

本番はお湯を飲んで口を温めて臨んだのでなんとか噛まずにリポートできたのですが、「日本全国1億2000万人のお笑いファンのみなさま、お待たせいたしました!」という最初のコメントを言うために気合を入れて口から大きく息を吸った瞬間、口の中の温かさと外気の冷たさとのギャップで前歯が痛くなったほどです。

©️ABCテレビ

リポート取材のために本番前、決勝進出者控室を覗くと、敗者復活戦をテレビにかじりついて見ている方、廊下でネタ合わせをするコンビ、緊張からか廊下を何度も往復している方、ケータリングの焼肉弁当を美味しそうに頬張っている方など、本番まで思い思いの過ごし方をされていて、これからどんな歴史的な瞬間に立ち会えるのだろうとぞくぞくしました。

©️ABCテレビ

――会場はどんな雰囲気でしたか?

最終審査結果発表の瞬間は、副賞を読み上げるという重要な役割があったのでステージの横から見ていました。
審査員が選んだコンビ名がパネルに1人ずつ表示される度に、どよめきで会場が揺れるのを感じ、優勝が令和ロマンに決まった瞬間はスタジオが爆発してしまいそうなくらいの歓声と拍手でした。

番組が終わったあとの舞台裏は、10組の芸人さんたちが、抱き合って感謝の気持ちを伝えあったり、「おめでとう!」と令和ロマンのお2人を称えたり、涙を浮かべながら悔しさを噛み締めていたりと色んな空気が混じりあっていました。人生をかけて挑んでいるんだという強い思いを感じた瞬間でした。

©️ABCテレビ

――アナウンサーとして入社する前から、SNSのフォロワーが1万人近くいましたよね?

大学時代に日本一の女子大生を決める『ミスユニバーシティ2020』に出場したことがあって、そのときから使っているアカウントなんです。ミスコンって実は、SNSでの発信力も重視されるので、かなりマメに投稿を頑張っていました。結果は、準グランプリでしたが、そのときにMCをされていたのが元TBSアナウンサーで現在はフリーとして活躍されている林みなほさんで、林さんが大会終了後DMで「大仁田さんは、アナウンサーに興味ある?」とメッセージを下さったんです。そこで初めて、自分とは無縁だと思っていたアナウンサーという職業を意識するようになり、その後林さんに発声練習やエントリーシートも見ていただいたき、本当にお世話になりました。

©️ABCテレビ

でも、ミスコンに向けて頑張りすぎて、それを引きずったままアナウンサーを目指してしまい、金色のネイル、巻髪、14センチのヒールで、学生のアナウンス大会などに出場していました。そこで確実に浮いていることを自覚し、当たり前なのですが「アナウンサー試験は、ミスコンではない!」と気づくことが出来、見た目を着飾るのではなく中身を磨こうと思い直しました。

©️ABCテレビ

――幼い頃、習い事は?

クラシックバレエを5歳から15年やっていました。小学校の頃は、宝塚のトップスターを輩出するような厳しい教室に通っていたので、多いときは週6で一日6・7時間レッスンをしていました。

バレエは、やはりいい役やいいポジションを目指します。周りのみんなも本気で挑んでいたので、私の負けず嫌いは、そこで培われたと思います。おかげで、大学にはバレエの実技試験があるAO入試で入ることができました。

©️ABCテレビ

――神戸大学では、何を専攻していたのですか?

神戸大学では、国際人間科学部の身体表現コースに所属していました。バレエやコンテンポラリーダンスなど身体を使った表現や、その歴史について学んでいました。

身体表現というと難しく捉えられがちなのですがそんなことはないんです。私の恩師は常に、「何事も形にとらわれるな」と言ってくださって、このことは今、私がアナウンサーとして働かせていただく上でも座右の銘になっています。これが正しいとか間違いだと決めつけるのではなく、自分が感じたビートをそのまま表現すればいいと指導していただきました。

――特に印象に残っている授業ってありますか?

「空気を抱く」ですね。本当に1時間空気を抱くだけの授業があって、バレエだけでなく、スポーツコースや音楽コースの方々も出席していたので、筋骨隆々の体育会系の友人たちも一生懸命、無我夢中で空気を抱いていたのが本当に思い出に残っています。

©️ABCテレビ

他にも、ラジオ番組を作る授業があって、トークテーマが芸術に関することだったのですが、そのときに講師として来てくださったのがABCアナウンサーの堀江政生さんでした。まさか、4年後同じ会社で働かせていただけるなんてそのときは夢にも思いませんでした。

©️ABCテレビ

【大仁田美咲アナの主な出演番組】

「newsおかえり」「朝だ!生です旅サラダ」

▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCテレビアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。

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