“殺人犯”と“世界の敵”を拘束し、去っていく仲間たち…。「生きてさえいれば、きっと幸せになれるから」が謎を解く鍵になった『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』最終話

ゾンビパンデミックで秩序が崩壊した世界が舞台の、アニメ『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』がついに閉幕！ 密室殺人事件の犯人と、世界を脅かす集団の一員の少女2人は、仲間たちによって拘束され、ただ死を待つしかなくなるが……!?

【動画】強気ピンクツインテ少女が、クール系元アイドルにプロポーズ!? 「幸せにしてみせますから！」の返事は……？

「マーダーミステリー」とは、自分が登場人物の一員となって事件を解明していく体験型推理ゲームのこと。『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』（ABCテレビ）は、同名人気ゲームをアニメ化したもの。ゾンビパンデミックで秩序が崩壊した世界を舞台に、記憶喪失の少女・天野ミコト（CV佳原萌枝）と、東急歌舞伎町タワーに立てこもる6人の少女たちが、突如起きた密室殺人事件に翻弄されるストーリーだ。

最終話となる第6話で、元お嬢様の久世蘭奈（CV Lynn）が、密室殺人事件の犯人だと判明した。蘭奈が被害者・和田（CV濱健人）を殺した理由は、仲間の少女たちを守るためだ。彼女は、今までの罪を語り始めた……。

ワクチン開発の研究員である和田は、実は蘭奈と顔見知りだった。人体実験に手を染めた彼は、蘭奈に実験体の提供を要求したという。最初こそ要求を拒否していた蘭奈だが、悪事を働いた仲間の1人を仕方がなく和田へ差し出すことに。これによって、彼女の運命の歯車は狂いだした。和田は、さらに実験体を求めてきたのだ。仲間たちに危機が及ぶことを恐れた蘭奈は、やがて無我夢中で和田を殺したのだった……。

仲間たちは、蘭奈とともに、世界を脅かす集団「信奉者」の一員だったことを思い出したミコトを拘束して、自分たちはタワーから出ていくことに。「こんなところに拘束されていては、どうせすぐに死ぬ。残された命を楽しむがいい」「信奉者と一緒にはいられない」などと言い残して去っていく仲間たちに、ミコトは危機的状況にもかかわらず、「幸せにね、みんな……！」と優しい言葉をかけた。

「生きてさえいれば、きっと幸せになれるから」と、仲間たちの幸せを願うミコト。自ら発したこの言葉で、彼女は失っていた記憶を突然取り戻した！ 事件はこれで解決ではなかったのだ。黒幕のまさかの正体と、全ての謎が解けた先で少女たちが迎えた結末に、衝撃を受けた視聴者は多いだろう。はたして、第1話から黒幕の正体に気づいていた視聴者は、一体どれくらいいるのか……!?アニメ『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』（ABCテレビ）最終話は12月26日(木)深夜に放送された。