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「結婚してください!」ぐちゃぐちゃになった花束を差し出した男性。沈黙が流れ…彼女の答えは

  • 2025.1.3

僕の友人が経験したプロポーズのエピソードは、今でも僕たち友人間や、彼夫婦の中で笑い話として語り継がれています。本人に許可を得て、彼のプロポーズ時に起こった衝撃の出来事についてお話しします。

完璧なプロポーズを計画していたけれど…

長い間付き合っていた彼女に、特別なプロポーズを計画した僕の友人。ロマンチックなレストランを予約し、サプライズで花束を用意。彼女を喜ばせるために、完璧な瞬間を演出しようと心に決めていたそうです。

しかし、花屋で花束を受け取りレストランへ向かっている際……緊張のあまり、花束を落としてしまったのです! 慌てて拾うも、花束はぐちゃぐちゃ。時間的に新しいものを用意するのは難しく、彼はそのままレストランへ向かい、スタッフさんに事情を説明して、ぐちゃぐちゃのままの花束を預けたそうです。

そして、彼女と食事をし終え、ついにプロポーズのタイミング。スタッフさんに花束を持ってきてもらい、彼は心を込めて「結婚してくれますか?」と伝えたと言います。ただ、目の前にぐちゃぐちゃの花束を差し出され、彼女はプロポーズよりも花束のことが気になったようで、しばらく沈黙が……。

その後、彼女はプッと笑いながら「もちろん、でもその花束はどうしたの?」と言ってくれたそう。彼は緊張で花束を落としてしまったこと、新しいものを用意している時間がなかったことを正直に伝えると、そのことにも彼女は笑ってくれたよう。嫌な思いをされなくてホッとしたと、後に語っていました。そして、プロポーズの後日、彼は新しい花束を彼女にプレゼントしたそうです。

僕から見ても、彼は完璧を求めるあまり、緊張しすぎてしまうところがあったと思います。本人も改めてこの経験で自覚したそうです。そして、ガチガチに固め過ぎないこと、自然体でいることの大切さを学んだと言っていました。こうしたハプニングも、2人の絆を深めたのかなと、彼夫婦と合うたびに「すてきな夫婦だな」と、僕自身感じています。

著者:中田雄二/30代女性・結婚3年目の会社員。愛する妻と2人の子どもと幸せに暮らしています。
イラスト:ふー

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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