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純烈の“夢の先”が明らかに 初の日本武道館公演を果たしたメンバーが歌で魅せる感謝の姿勢

  • 2024.12.28
純烈、初の日本武道館公演 (C)BSテレ東
純烈、初の日本武道館公演 (C)BSテレ東

【写真】純烈が魅せる至高のコーラスと愛のユーモア

ムーディーなオトナの魅力にあふれる歌謡コーラスグループ「純烈」。元戦隊ヒーロー俳優出身のメンバーを中心とした“スーパー銭湯アイドル”と話題になった彼らが、17年のときを経て武道館のステージに降り立った。11月25日におこなわれた単独公演「純烈 in 日本武道館『純烈魂』」では、7000人の観客を前に持ち前の歌声を披露した純烈。涙と感動のステージのようすを、12月28日(土)夜9時からBSテレ東が「純烈・初の日本武道館!~純烈魂~」と題して放送する。紅白出場という夢をかなえた先、「日本武道館公演」で純烈が見せた輝きを追う。

苦労と努力が報われた思い出の日本武道館公演

番組では、11月25日におこなわれた武道館公演の魅力をばっちり網羅。オープニングの「日本武道館地下の温泉を掘りあてるぞ」という茶番から始まったと思いきや、最高に盛り上がるダンスナンバー「サヴァイヴァルダンサー」で客席を熱狂の渦へ巻き込む。

そうして一度引き込まれたら、あとはもう純烈のペースだ。謎のタイムワープネタでコントをかましたと思えば、結成当時の思い出話を巧妙に紹介。淡々と「こういう歴史があるグループなんです」と話すよりもよほど引き込まれるのは、適度なボケとサプライズがあるから。純烈ファンなら、VTR中に登場するあの人の姿にきっと驚くはず。

2007年の結成当初から、「紅白歌合戦出場を果たして親孝行する」という目標を掲げてきた純烈。いまやそこから次の夢である日本武道館での公演をおこなっているという身の上ではあるものの、そこまでの道のりは決して平坦ではなかった。

リーダー・酒井一圭がユーモアを交えながら語る苦労、努力…その結晶は、グループのデビュー曲「涙の銀座線」でこぼれ落ちる。まさかの二段サプライズとともに「しっかりしろぉ!」と白川裕二郎からの励ましが飛ぶなか、酒井は声の震えを抑えて高らかに歌い上げるのだ。

「嬉しいんやけど、お前らの2人そろった顔見るとしんどいねん」と笑う酒井の言葉に、震えない純烈ファンはいないだろう。

アンコールのあとにも見どころがやってくる純烈の公演

感情がたっぷり乗った歌謡曲、美しいコーラスの響くバラード、オトナの色気にあふれたアップテンポな曲まで、さまざまな曲を披露していく純烈。これまでのグループの歴史をたどる選曲を、番組ではカットなしで放送する。

各メンバーの胸に秘めた思いや喜びをじっくりひも解いていく公演では、「夢は紅白、親孝行」を掲げていた純烈の“次なる目標”も明かされた。紅白に出場して武道館まで昇りつめたメンバー全員が「これが一番いいよ!」と賞賛する目標に、客席からも納得と応援の声が。

さらに公演の終盤には、大物ゲストも登場。異例のコラボで話題を集めたあの2人が合流すると、ひときわ大きな歓声が響いた。純烈に心を救われたというエピソードとともに、力をあわせて思い出の名曲を披露する。

また同公演はラストまで見どころたっぷり。夢をかなえ、躍進を続けるメンバーからファンに向けて贈られる言葉は、健康センターでひたむきに頑張っていたころと変わらない。アンコールを名曲で締めたメンバーが、いまの心境を素直な言葉で語る。

「ファンのみんなにも、“応援してもらってる”って思ってないんですよ」という酒井の言葉は、「助けてもらってるって感覚がどうしても強くて…」とファンへの強い感謝が続く。にじみ出るような真摯な言葉の数々がメンバーから次々に飛び出す光景に、改めて純烈というグループの魅力がきらりと光るようだ。

純烈の大きく熱い思いの詰まった日本武道館公演のようすは、12月28日(土)夜9時からBSテレ東で放送される。

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