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東出昌大「平和とか幸せってなんだろう」国際的に認められていないミャンマー“見えない国境”で起きる抗争<国境デスロード>

  • 2024.12.28

東野幸治、あのがダブルMCを務めるドキュメントバラエティ「国境デスロード」の#4が12月28日(土)夜9:00より放送。東出昌大をスタジオゲストに、1948年にミャンマーからの独立を宣言し、自称“カレン国”としてミャンマーの一部を占領して以降、ミャンマー軍と激しい抗争を続けているカレン族の兵士に密着した。

【写真】東出昌大・花林夫妻、メディア初出演

インタビューを中断せざるを得ない事態に

「国境デスロード」は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着するドキュメントバラエティ番組。「不夜城はなぜ回る」(TBS系)を担当した大前プジョルジョ健太が企画・総合演出として参画、世界各国に存在する“国境”に大前自身が赴き、国境を命がけで越えようとする人々の生活に体当たりで密着する。

今回は、1948年にミャンマーからの独立を宣言し、自称“カレン国”としてミャンマーの一部を占領して以降、ミャンマー軍と激しい抗争を続けているカレン族の兵士に密着。国際的には認められていないミャンマーと“カレン国”との見えない国境で、いま何が起きているのか。その真相に迫るため、タイ国境警察とカレン族関係者の協力のもとタイ・“カレン国”・ミャンマーを結ぶ危険な一本道を進んでいく。

取材初日、カレン族兵士の療養施設を訪れるため、タイと“カレン国”を繋ぐ橋へと向かった一行に、タイ国境警察から「橋の先でミャンマー軍がカレン族の村を襲撃している」「危険すぎる」と警告が。そんな緊張状態の中でも橋を渡る人や川で遊ぶ子どもの姿を目にし、橋を渡った先の“カレン国”側で聞き込みをすることにした大前だったが、インタビューを中断せざるを得ない事態が発生する。

また、カレン兵を支持し、物資支援を行っているタイ軍関係者の男性に同行することに。“カレン国”とミャンマーの対立に中立の立場をとっているタイの軍関係者がカレン兵を支持する理由が明かされる。

東出「本当に考えさせられる映像でした」

さらに、初日とは違う道から、陸続きのタイ・ミャンマー(カレン国)国境へと向かった大前は、突然現れたカレン兵に連れられて、カレン兵の駐屯地へ。そこで、生まれ育ったミャンマーを離れ、敵対するカレン軍に入隊したミャンマー人の青年・ドームと出会う。

「自分の未来のためにこの道を選んだ」と話すドームは、なぜカレン兵になったのか? 大前はカレン軍とミャンマー軍の戦争最前線にも潜入し、生々しい戦争のリアルを目の当たりに。カレン兵が「国のため」と掲げる愛国心や、戦いの最前線に立ち続ける信念が浮き彫りになっていく。

番組収録後、東出は「高野秀行さんの『西南シルクロードは密林に消える』を読んでいて、ミャンマーってジャングルが多くて、色々な少数民族が勃興している、独立軍をやっているって読んでいたんです。でも、戦い続けながらもあたりまえにほっこりする日常もあったりするし、愛する人もいるし、病気で命を落とすこともある。じゃあ日本が平和で幸せかっていうとそうでもないし、とか考えると、平和とか幸せってなんだろうなって」「本当に考えさせられる映像でした」と、感想を語った。

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