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「孤独のグルメ」ドラマシリーズ・劇場版(映画)一覧!あらすじ&見どころもまとめて紹介!

  • 2024.12.28

原作・久住昌之(泉昌之)、作画・谷口ジローの人気漫画をドラマ化した「孤独のグルメ」シリーズ。

2022年でドラマシリーズ10作目、そして10周年を迎えた本作の主人公は、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(いのがしらごろう)。毎度仕事先で空腹に見舞われて店を探し、1人食事をする様子を描いた究極の“飯テロ”ドラマ。松重豊演じる五郎が大量の料理を1人で黙々とかき込み、その心理描写をナレーションでおくるという斬新な手法は多くの人の心と胃袋を掴みました。ドラマに登場する飲食店は話題となり、行列ができることも少なくないとか。また各話に出演するゲストも見どころです。

さらに、2025年1月10日(金)には、シリーズ初の劇映画『劇映画 孤独のグルメ』(2025)が公開されます。

今回は、そんな大ヒットドラマ「孤独のグルメ」シリーズに加え、劇映画『劇映画 孤独のグルメ』(2025)のあらすじ・キャスト、みどころをご紹介します!

『孤独のグルメ シーズン1』(2012)

孤独のグルメ シーズン1

仕事で門前仲町を訪れ、クセの強い客の相手をして疲れ切った井之頭五郎。アンティークな家具屋の店先でタバコを吸い、神社で参拝をしたところで猛烈な空腹に襲われ、店を探すことに。自分の胃袋が求めるものを信じて1人店を探す五郎が行きついたのは、一軒の焼き鳥屋だった……。(第1話「江東区 門前仲町のやきとりと焼めし」)

主に東京近郊の大衆食堂を中心に、仕事先で空腹に耐えかねた五郎が本能のままに店を探し、1人で食事をする。第8話は、汗をかきながら焼肉とご飯をむさぼり名台詞を連発する人気の回。また第9話では、下北沢で女優の卵(朝倉あき)をなぐさめようとするがうまい言葉が出てこないなど、若い女性に対してあまり饒舌ではない一面も垣間見える。

主なゲストは有賀さつき、田中要次、松居直美など。最終話では久本雅美、南沢奈央、ダイアモンド☆ユカイがゲスト出演しているほか、原作者の久住昌之がカメオ出演。今作以降、シーズン最終話における原作者のカメオ出演が毎回恒例のお楽しみとなっている。

『孤独のグルメ シーズン2』(2012)

孤独のグルメ シーズン2

仕事で神奈川県のダンススタジオを訪れた五郎。担当者不在のため甘味処で小腹を満たし、仕事を終えて再び腹が減った五郎は、昼間にもかかわらずサラリーマンたちが酒をあおる中華料理屋の暖簾をくぐる。酒が全く飲めない五郎だが、自分の気持ちに従ってその店に入る……。(第1話「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」)

シーズン2では、東京近郊の店に加え、群馬県のブラジル料理店でシュラスコを食したり、千葉県銚子市に一泊し、食堂で朝食を食べるなどの遠出も見られる。また、第9話では、喫茶店のオープン準備に追われる服部(ともさかりえ)を手伝い、その後も急な仕事に見舞われ、総菜を購入して事務所で食べるという新しいスタイルも。

タイ料理屋で隣の席になった優柔不断な客に長谷川博己、バーを経営する顧客に眞島秀和など、豪華ゲストが顔をそろえる。

『孤独のグルメ シーズン3』(2013)

孤独のグルメ シーズン3

仕事で東京・赤羽を訪れた五郎。黒づくめの怪しげな女性(広田レオナ)との商談で、“悪魔の像”など奇妙な依頼を受けて疲れた五郎は、喫茶店でフルーツサンドを注文。その後も腹を空かせ、匂いに誘われてうなぎ屋に入る。(第1話「北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼」)

首都圏の大衆食堂のほか、静岡・河津に遠出。また、東中野のアフガニスタン料理で羊料理、駒場東大前の洋食店でマッシュルームガーリック、練馬区小竹向原のカフェでローストポークサンドイッチなど、珍しい料理やおしゃれな店などに立ち寄る機会が増えている。

第5話では趣きのあるミニシアター“ポレポレ東中野”が登場し、館長役で石丸謙二郎がゲスト、第8話では元グランドキャバレーのイベントスペース“東京キネマ倶楽部”を舞台に、依頼主として大杉連がゲスト出演している。

『孤独のグルメ シーズン4』(2014)

孤独のグルメ シーズン4

東京・清瀬を訪れた五郎は、メガネサロンを営む大橋(志賀廣太郎)から“珍しいサングラス”の依頼を受ける。サングラスの試着を勧められた五郎は、勧めた大橋本人が怖がるほどの強面になってしまう。仕事を終え、商店街で空腹を覚えた五郎は、大量のメニューが並んだ渋い店構えの食堂に入る。(第1話「東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ」)

箱根のステーキ丼、東京・八王子の焼き肉屋、江東区枝川のレストランでハムエッグとカツ皿など、ガツンとした肉メニューがそろう。また、ある日はフェリーに乗って愛知・師崎港へ。依頼主の山下を追って自転車で日間賀島を駆け回り、食堂で海の幸を楽しむ。ほかにもインド料理店のラムミントカレー、ハワイ料理店のオックステールスープとアサイーボールなど、女性向けの料理や多国籍料理にもジャンルが広がっている。

おしゃれな居酒屋のオーナー夫婦に小日向文世と西田尚美、ハワイアンカフェのオーナー夫婦に寺島進と堀内敬子など、名バイプレーヤーが多数ゲスト出演。

『孤独のグルメ シーズン5』(2015)

孤独のグルメ シーズン5

雨の中、仕事で川崎市稲田堤を訪れた五郎は、突進してきたふくよかな女性とぶつかりそうになり焦る。その後、顧客(寺田農)から娘の嫁入り道具をヨーロッパ製で揃えたいという依頼を受けるが、その娘というのは突進してきた女性だった。どっと疲れて空腹を覚えた五郎は焼き肉屋に入る。(第1話「神奈川県川崎市 稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル」)

第4話・第5話ではシリーズ初の海外編が登場。五郎が台湾出張へ出かけ、現地の食堂や屋台をはしごして食事を楽しむ。また、辛いものがあまり得意ではない松重豊が、第8話のブータン料理店で激辛料理を味わいながらも辛さに苦戦する様子が、ファンの間でちょっとした話題となった。

”コの字居酒屋”の店主に浅野温子、すきやき・しゃぶしゃぶ店の店員に富田靖子など、今シーズンも豪華ゲストがそろう。

『孤独のグルメ シーズン6』(2017)

孤独のグルメ シーズン6

仕事で久しぶりに大阪を訪れた五郎は、不動産会社の島崎(六角精児)との商談を済ませ、お好み焼き屋へ。そこでは常連客(池乃めだか)らが食事をしていた。2つ目の商談を終えて駅へ向かう途中、串かつの屋台を見つける。(第1話「大阪府美章園のお好み焼き定食と平野の串かつ」)

第1話の大阪以降は東京メインでストーリーが展開するが、新宿淀橋市場で早朝の定食、おしゃれな薬膳スープカレー、焼き肉店で上タンシオとカイノミ、ミャンマー料理、アジフライ定食など、食する料理はバラエティに富んでいる。また、第5話ではシリーズで初となる回転寿司店を訪れる。

五郎の古くからの知人役に手塚理美、インテリア雑誌編集者に片桐仁、小さな食堂の店主にムロツヨシなど、個性派俳優が多数ゲスト出演。

『孤独のグルメ シーズン7』(2018)

仕事で埼玉・上尾にやって来た五郎。商談を終え、前日に食べ損ねたとんかつを食べるために、店を探してしばしさまよう。本店が精肉店だという店を見つけて大喜びで中に入ると、女将(田畑智子)が迎えてくれた店内はかなり繁盛している様子で……。(第1話「埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食」)

第9話・第10話では五郎が韓国出張へ。韓国語が全くわからない状態ながら1人で店に入り、セルフビビンパや焼き肉などに舌鼓を打つ。世田谷区経堂の一軒家カフェで1人バイキングを楽しんだり、比較的ローカルなエリアの千葉市西登戸の洋食屋に飛び込んでみるほか、メキシコ料理、麻婆豆腐専門店、“ご飯3杯目より有料”という気前のいい魚料理店など、今回もさまざまな食事を味わう。

ライブハウスの店長に大友康平、イタリアンレストランの店主に中原丈雄、ペットギャラリーの店長にふかわりょうなどがゲスト出演。

『孤独のグルメ Season8』(2019)

孤独のグルメ Season8

仕事で横浜・中華街を訪れ、顧客である怪しげな占い師(八嶋智人)に翻弄され疲れ果てる五郎。空腹を覚えて店を探し、”中華釜飯”の文字に惹かれて店に入る。(第1話「神奈川県 横浜中華街の中華釜飯と海老雲呑麺」)

シーズンを通して初となるスイーツメインの回では、肉うどんを食べた後に、甘い匂いに誘われた五郎がカステラパンケーキを食する。鳥取県、群馬・藤岡市、神奈川・由比ガ浜などさまざまなエリアが登場。1人ロースター焼肉や1人ジンギスカンなど肉を堪能する回も目立つ。

横浜中華街の店の常連客として佐々木主浩、婚活パーティーを主催するやり手の女性に上白石萌音、五郎の幼なじみ役にパパイヤ鈴木など、多様なゲストが出演。

『孤独のグルメ Season9』(2021)

滝山に紹介された商談相手・村井美咲との商談中に突然、アプローチをかけられる五郎。愛想笑いで誤魔化し、何とか商談を終える。暑さと空腹で息が荒くなりバテバテになった五郎の目の前に現れたのとんかつ屋に心を奪われ、入店する。(第1話「神奈川県川崎市宮前平のひれかつ御膳と魚介クリームコロッケ」)

コロナ禍で再注目される「ひとり飯」にフォーカスを当て、家族経営などの小さな店を中心に巡っていく。かつて訪れた懐かしの店を再訪したり、「ギリシャ料理」や「自分で組み合わせを作れるオリジナルパフェ」に舌鼓をうつなど、吾郎の冒険心はコロナ禍でも健在。

滝山に紹介された商談相手・村井美咲としてりょう、とんかつ屋のお客さんに神無月、米屋を営む伊藤諒介として飯尾和樹(ずん)などが出演。

『孤独のグルメ Season10』(2022)

JR横浜線と京王相模原線が通る駅「橋本」。依頼を受けて訪れた喫茶店でアンティークの置時計を紹介するが、喋り出したら止まらない高原の性格に圧倒され、商談は徒労に終わる。そんな時、遠くに食堂と書かれた大きな看板を発見する。(第1話「神奈川県相模原市橋本の牛肉のスタミナ炒めとネギ玉」)

気さくな雰囲気の大衆食堂から、高級住宅地で見つけた穴場の店、さらには「ガイコク飯」を堪能するなど、お腹も心も満たされる絶品グルメが続々登場。食欲の秋にぴったりな、10周年にふさわしいラインナップとなっている。

大衆食堂の女将役に石田ひかり、商談相手である高原良樹役にお笑い芸人・インディアンスの田渕章裕、大衆食堂に訪れるガテン系のお客さん役に脇知弘などが出演。

【劇場版】

『劇映画 孤独のグルメ』(2025)

井之頭五郎は、かつての恋人・小雪の娘、千秋からとある依頼の連絡があり飛行機の機内で腹を減らしながらフランス・パリへ向かう。パリに到着し、空腹をいつものように満たし、千秋と共に依頼者の祖父の元へ向かう。そこで、千秋の祖父である一郎から、「子供の頃に飲んだスープがもう一度飲みたい。食材を集めて探して欲しい。」とお願いされる。わずかな地名をヒントに、五郎も行って食材を探してみることにしたのだが……。フランス、韓国、長崎、東京。究極のスープを求めて、五郎は世界へ漕ぎだす! しかし……スープ探しのはずが、行く先々で様々な人や事件に遭遇。次第に大きな何かに巻き込まれていく……。

シリーズ初の劇場版。依頼で“究極のスープ”を探す旅に出た五郎が、フランス・パリ、韓国、長崎・五島列島、東京を巡る。予告編ではオニオングラタンスープや韓国料理が登場するほか、採取したきのこでスープを作る様子からサバイバル飯にも挑戦する模様。

松重豊が主演・監督・脚本を務める。韓国領の島のコミュニティで暮らす志穂役に内田有紀、スープ探しを手伝う中川役に磯村勇斗、韓国入国審査官役にユ・ジェミョン、ドラマシリーズにも出演した五郎の同業者・滝山役に村田雄浩、千秋の祖父役に塩見三省、五郎のかつての恋人の娘・千秋役に杏、中華ラーメン店の店主役にオダギリジョーなどが出演。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2024年12月24日時点の情報です。

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