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【ネタバレ】Netflixシリーズ『イカゲーム シーズン2』結末はどうなる?シーズン3は?赤と青が示すものは?徹底考察

  • 2024.12.28

世界94カ国で“今日の総合TOP10”を獲得し、エミー賞など数々の賞を受賞。世界中で社会現象を巻き起こし、Netflixの大ヒットシリーズとなった『イカゲーム』(21)。その後を描く、『イカゲーム シーズン2』が2024年12月26日からNetflixにて世界独占配信が開始!

本記事では、Netflixシリーズ『イカゲーム シーズン2』をネタバレありで解説します。

『イカゲーム シーズン2』(2023)あらすじ

イカゲームで優勝してから3年後、残酷な競技に終止符を打つため“プレイヤー456”ことギフンはゲームの黒幕を明らかにしようと決意していた。優勝賞金を使い、ギフンは地下鉄でメンコをするスーツの男を探し始める。しかし、ギフンの努力が実を結ぼうとした時、運営組織を倒す道のりは想像をはるかに超えて危険であることが判明する。ゲームを終わらせるため、再びギフンはゲームに足を踏み入れることに……。

※以下、本作のネタバレを含みます。

シーズン1から引き続き登場するのは?

前回のゲームの勝者であるギフン(イ・ジョンジェ)、行方不明の兄を探して潜入した刑事のドシク(ウィ・ハジュン)、ゲーム参加者を探す男(コン・ユ)、そしてシーズン1のラストで正体が明らかになったゲームを支配するフロントマン(イ・ビョンホン)が登場する。また、シーズン1冒頭に登場したギフンのギャンブル仲間であり長年の友人チョンベ(イ・ソファン)がプレイヤーとして登場する。

ゲームの主なルール

Squid Game S2 Lee Byung-hun as Front Man in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix © 2024

・全6ゲーム、ゲームが終了するごとに賞金が積み立てられる。総額456億円。

・脱落者は即死。

新しいルールとして以下が追加される。

・各ゲーム後に投票をし、ゲームの続行か中止を決める機会が与えられる。中止の場合はその時点の賞金を持ち帰ることができる。同票の場合は翌日再投票を行う。

シーズン2では、ゲームを中止した場合でも賞金を持って帰ることができる。そのためシーズン1よりも各プレイヤーに選択の裁量が与えられ、ゲームの続行の有無に対しての思惑も交錯していく。

今回登場するゲームは?

Squid Game S2 (L to R) Kang Ae-sim as Jang Geum-ja, Yang Dong-geun as Park Yong-sik in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix (c) 2024

第1ゲーム:だるまさんがころんだ

前回同様に1つめのゲームはだるまさんがころんだ。動いた人は脱落となり、射殺される。ギフンは経験のあるゲームのため、脱落者が出ないように尽力する。91名が脱落したことで賞金91億が積み立てられた。この時点でゲームが中止となれば、残った参加者365名で等分に分けて2493万1500ウォンを持ち帰ることができる。

第2ゲーム:五人六脚 近代五種

5人1組の団体戦。5人が足を結んで出発し、10mごとの通過点で1人1つミッションに取り組み、成功すれば次のステップに進むことができる。ミッションは5つあり、めんこ、碑石打ち、コンギ遊び(日本でいうおはじきのようなもの)、コマ回し、チェギ蹴り。全ミッションをクリアし、5分以内にゴールすれば成功。110人が脱落。失敗しても時間内であれば何度も挑戦することができる。碑石打ちでは、失敗した場合に石を取りに行ってまたスタート地点に戻らないといけないことなどから、チームの団結力が求められた。

第3ゲーム:マッチゲーム

発表された人数のグループを30秒以内に作り部屋に入ってドアを閉めると成功。部屋は50つとなり、グループを作ることに加えて、部屋に入ることも課題となる。第2ゲームの団体戦を経て、プレイヤーの個人的な事情が少しずつ明らかとなったタイミングでの開催となり、様々な人間ドラマが徐々に映し出された。

第3ゲームを終え、投票を行ったタイミングでシーズン1同様に暴動が起きることとなる。

注目しておきたいポイントは?

赤か青か?

前作から引き続きゲームに参加する際のメンコは赤と青、ゲーム続行可否のボタンも赤と青など劇中に散りばめられる「赤と青」のモチーフ。シーズン2冒頭で映画「マトリックス」でのワンシーンを例に挙げたセリフがある。マトリックスでは赤と青のカプセルが提示され、青を飲めばバーチャルリアリティの世界でこれまでどおりに平和に生きられる。一方で赤を選べば真実がわかるが現実の世界で目を覚ます、というものである。同作では主人公は赤を選び人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じることとなるのだが、イカゲームでもギフンはプレイヤーを解放する戦いに身を投じる選択をする。

それぞれのゲーム終了時の続行についての投票でも「×」は赤、「○」は青。ゲームを中止して帰れば現実世界に戻り、厳しい生活を強いられる人もいる。一方で青を選べば、命をかけることとなるが現実とはかけ離れたゲームで夢を見続けられる一面も。赤と青、それぞれプレイヤーの選択のタイミングに注目するとより本作を楽しめるかも。

フロントマンの狙いは?

今回もシーズン1と同様に参加者001番にはイカゲームの運営サイドの人物が参加している。ゲームのクリアのみならず、参加者同士の関係性を深くするために、ギフンを立ててチームに協力する姿勢を見せる。しかし第3ゲームではゲームに勝つために平気で他のプレイヤーを殺害するなど、只者ではない雰囲気を醸し出す。シーズン2の終盤の銃撃戦ではプレイヤーからゲームマスターへと立場を転換し、ギフンを窮地に追いやっている。シーズン3以降で描かれるであろうギフン vs イカゲームの構図でどのような動きをみせていくのか、彼がゲームマスターになった背景など、まだまだ謎が残る人物である。

運営側の闇とは?

シーズン2では運営サイドにも光を当てていく。本作で新しく登場するキャラクターの一人に脱落者を殺害する役割を担うノウル(パク・ギュヨン)がいる。彼女はかつて新生児を残して脱北せざるを得なくなった元軍人で、子供と再会するためには手段を選ばない危うさを持つ人物。脱落者を殺す一方で命の尊さを理解している一面も垣間見える。イカゲームのルールのひとつとして「脱落したら即死」というものがあるが、運営サイドにはあえて急所を外して射撃することで臓器売買を行う人物が紛れていた。そんな運営側の闇に対して、脱落者を必ず即死させ、「自分の仕事を全うする」という名目で、対抗していくのがノウル。シーズン3以降のギフンらとの関わりに引き続き注目したい。

実はあの人物が怪しかった?

Squid Game S2 Wi Ha-jun as Hwang Jun-ho in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix (c) 2024

シーズン1のラストでゲームマスターを追い詰め、崖から転落した刑事ドシクを救出し、シーズン2では船を使ってイカゲームの会場探しを手伝うパク船長は、ゲームの運営サイドの人物で会場探しを難航させていたことが判明する。

続編は?

Squid Game S2 Wi Ha-jun as Hwang Jun-ho in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix (c)2024

「イカゲーム」はシーズン3で完結が予定されており、シーズン3は2025年配信予定と発表されている。シーズン2の中で、まだギフンは001番がフロントマンであるとは気づいていない。今後二人がどのように関わっていくのか? 他の参加者はどうなるのか? 今から続編の配信が待ち遠しい。

※2024年12月27日時点の情報です。

Netflix シリーズ「イカゲーム」シーズン 1:独占配信中、シーズン2:12 月 26 日(木)世界独占配信

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