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【部屋づくり】コスパよく、センスアップ!「照明」で空間にメリハリをつけて

  • 2024.12.29

おしゃれな部屋にしたいけど、センスがないから無理。
そう思っているあなたに朗報です。どんな部屋もおしゃれになる〝三種の神器〟がありました!
一級建築士でインテリアコーディネーターの大塚さんに教えてもらいました。

教えてくれたのは……
大塚彬子さん
一級建築士・インテリアコーディネーター。アイエ一級建築士事務所代表。リノベーションからインテリア・収納まで、住まいづくりをトータルサポート。著書『この3つで劇的にあか抜ける 人生が変わるインテリア』も好評。

空間にメリハリをつける「照明」

デザイン性のある照明でコスパよく、センスアップ

照明は、天井のシーリングライトが中心というお宅も多いかもしれません。
 
「シーリングライトは部屋全体を明るく照らしてくれますが、メリハリのない、のっぺりした空間になりがち。まずはリビングに視界1mの範囲に入るフロアライト、ダイニングにペンダントライトを取り入れてみてください」
 
限られた範囲を照らす光は空間にメリハリをつけ、リラックス感やドラマティックな雰囲気をつくります。
デザイン性のある照明は日中もインテリアのアクセントに。
 
インテリアを素敵にしたいなら、照明にこそ、お金をかけてほしいと大塚さん。
「照明は劣化が少なく、ソファなどよりも長く使えてコスパのよいアイテム。ぜひ試してみて」

【Before】

【After】 何気ない空間に物語を生む高さのあるフロアライト

部屋の片隅に、高さのあるフロアライトを置きました。
何気ない空間が一転してドラマティックな雰囲気に。
チェアに座ってゆったり過ごす、素敵な時間がイメージできます。

【Before】

【After】ペンダントライトがつくる 落ち着きと温かみのある時間

ダイニングテーブルの上、視界1mの範囲にペンダントライトを導入。
空間にアクセントがつき、部屋全体がセンスアップしました。ライトの色とポスターのフレームの色をそろえると、統一感が出てまとまります。

コツを掴んで、こんなアレンジも!

ダイニングテーブルの幅が1.8m以上の場合や、部屋が殺風景に感じる場合は、ペンダントライトを2灯以上つける方法もあります。
「空間にリズムが生まれて、軽やかな雰囲気に。サイズを大小変えてもいいですね」

チェストの上には手軽なスタンドライトを。
視界1mの範囲に入りますが、インテリア効果はやや小さいので、ポスターや小物、グリーンと組み合わせてボリューム感を出すのが◎。

部屋のテイストに合った照明、選び方のポイントは?

部屋の主役にするかなじませるかで選ぶ

光を透過しないタイプは、空間の主役になる存在感が魅力。

どんな部屋にも合わせやすいのは、ガラス、布や紙など、光が透過する素材の照明です。

抜け感があって部屋になじみつつ、ほどよいアクセントに。
「リビングの天井はクセのないスポットライトもおすすめ」

撮影/かくたみほ スタイリング/大塚彬子 文/寺本 彩
 
大人のおしゃれ手帖2024年12月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事の監修者

一級建築士・インテリアコーディネーター 大塚彬子

大塚彬子

アイエ一級建築士事務所代表。リノベーションからインテリア・収納まで、住まいづくりをトータルサポート。著書『この3つで劇的にあか抜ける 人生が変わるインテリア』も好評。

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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