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【大塚剛央】アニメ『薬屋のひとりごと』壬氏(ジンシ)を演じる上で大切にしていることとは?

  • 2024.12.27

【ANIMATION:INTERVIEW】大塚剛央

どこか上品で気高い印象を抱かせる“声”が魅力の大塚剛央さん。2025年1月10日(金)に待望の第2期がスタートするアニメ『薬屋のひとりごと』で演じている壬氏(ジンシ)はピッタリの役柄だ。

「壬氏は立場上、冷静でいる場面が多い印象ですが主人公の猫猫(マオマオ)に振り回されて人間臭い一面を見せることもあります。そういった部分をしっかり汲み取ることが、壬氏という人物を演じる上でとても大切だと感じています」

本作は架空の大国を舞台に、後宮で起きる事件の謎を薬や毒の知識で解いていく物語。ミステリー、ファンタジー、ラブコメなど多様な要素をバランス良く盛り込んでいるためファンの層も広い。

「薬師の猫猫による斬新な事件解決のアプローチにハマる人もいれば、美しい映像に惹かれる人やコメディタッチのドタバタ感が好きな方もいて。第1期の放送中は老若男女幅広い方からとても反響をいただきました。第2期は原作小説やコミカライズファンのみなさんが楽しみにしているシーンも描かれると思いますし、猫猫と壬氏のバディ感も増していくので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」

最後にアフレコ現場での苦労を「ひとりごと」として語ってもらった。

「もちろん壬氏に限った話ではないですが、本作のアフレコは繊細な感情表現が求められます。その微妙な匙加減に毎回頭を悩ませながら臨んでいますが、それが役者としてとても楽しく、やりがいを感じています」

Q.“美声”を保つために心がけていることは?

A.『薬屋のひとりごと』で共演している久野美咲さんから薦めていただいた吸入器を重宝しています。たくさんの蒸気で喉を潤すことができるので、仕事の前後にもちろん、乾燥対策にも欠かせないアイテムです。

Q.日々の疲れを癒やすためのリフレッシュ法を教えて!

A.仕事を頑張った日や気分を上げたいときは「食べたい物を食べる」ことにしています! 日頃からカロリーを気にせずハンバーガーやお肉系を食べることが多いです。

Q.いつもバッグに入れて持ち歩く大塚さんの“必需品”は?

A.仕事に必要な道具のほかに、爪切り、絆創膏、折り畳み傘など、使用頻度が低いものも持ち歩くタイプです。だから無駄にバッグがパンパンで、肩こりが悩みだったりします。

大塚剛央さん

■PROFILE
大塚剛央/おおつか たけお●10月19日生まれ。東京都出身。2020年、第14回声優アワードで新人男優賞を受賞。『トリリオンゲーム』の天王寺陽役(’24)や『【推しの子】』(’23)のアクア役など、これまで数々の人気作品に出演。

ANIMATION/『薬屋のひとりごと』

『薬屋のひとりごと』
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

同名の人気小説をアニメ化。後宮を舞台に「毒見役」の少女である猫猫(CV.悠木碧)が、さまざまな難事件を解決していく。第2期は猫猫と壬氏(CV.大塚剛央)が新たな難事件に向き合うことになり、やがて国をも巻き込む一大事件へと発展。2025年1月10日より連続2クールで放送。

撮影/榊原裕一 ヘアメイク/川端啓予(addmix B.G) スタイリング/宇都宮春男 (YKP) 取材・文/浅原聡

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