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開運パワーに満ちた霊峰・富士を愛でる宿【2025年開運旅 vol.1】

  • 2024.12.27

【ふふ 河口湖】絶好の富士山＆レイクビューを誇るラグジュアリーホテル

4階「梢プレシャススイート」からの眺め。木立の間に輝く河口湖と、その向こうで季節ごとに表情を変える富士を見ることができる。
4階「梢プレシャススイート」からの眺め。木立の間に輝く河口湖と、その向こうで季節ごとに表情を変える富士を見ることができる。

縁起のよい末広がりの富士山は、遠くから目にするだけでも幸運が授かるといわれているが、ほぼ真北に位置し、左右の稜線がきれいに対称に見える、とっておきの絶景ポイントが河口湖。その湖の北側斜面に建つ「ふふ 河口湖」は、オープン当初から富士山を愛でる宿として人気だ。ほとんどの客室から春夏秋冬、それぞれ表情の違う富士山を見ることができ、とくに今の時期は雪化粧して冬の装いとなった美しい姿を堪能できる。

自家源泉の大浴場。泉質はナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉で乾燥した肌や冷え性にいい。
自家源泉の大浴場。泉質はナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉で乾燥した肌や冷え性にいい。

全32室の客室は贅沢なスイート仕様。落ち着いたナチュラルカラーで統一され、周囲の自然との一体感を感じながら、環境に配慮したバイオエタノール暖炉のゆらゆらと揺れる炎に癒される。客室には富士山溶岩が敷かれた半露天風呂があり、富士山からの心地よい風を感じながら、自家源泉のありがたい恵みの湯に浸ると、ゆっくりと心と身体がほどけていくのを感じる。同じく富士山溶岩を敷き詰めた広々とした大浴場には、男湯にはロウリュウ付きドライサウナを、女湯にはミストサウナを完備。大自然のパワーを借りて、デトックスできそうだ。

食事は、地産の食材を薪火と溶岩石を使って仕上げる日本料理の「山のは」で。
食事は、地産の食材を薪火と溶岩石を使って仕上げる日本料理の「山のは」で。

ふふ 河口湖

山梨県南都留郡富士河口湖町河口字水口2211-1

Tel.／0555-73-9573

料金／1人1泊51,150円～（2名1室利用）※2024年12月現在

www.fufukawaguchiko.jp

【アブラサスホテル 富士河口湖】すべての部屋から額縁で切り取られた絵のような富士を望む

富士山麓のなだらかな丘陵に立つスタイリッシュな一軒宿。
富士山麓のなだらかな丘陵に立つスタイリッシュな一軒宿。

河口湖の南側、富士の裾野の広大なファームエリアに立ち、視界に入る高い建物は一切なく、ただ富士山を眺めるために生まれたような宿。一日一組限定の一棟貸しで、プライベートガーデンに面したリビングのほかに、バスルーム、サウナ、キッチン、2つのベッドルームのどこにいても、まるで額縁で切り取られた絵のような美しい富士に出合うことができる。

フィンランド製トレーラーサウナの窓からも額に入ったような壮麗な富士の姿を拝める。
フィンランド製トレーラーサウナの窓からも額に入ったような壮麗な富士の姿を拝める。

バスルームの2つの浴槽は、片方は水風呂、もう片方は湯を入れて楽しむ。風呂の水は、富士山に降った雨や雪解け水が、20年以上かけて森林の水源涵養機能によって浄化された天然の地下水だ。宿の自慢のひとつ本場フィンランドから取り寄せたトレーラーサウナは宿の自慢のひとつ。自分で薪を割り、サウナストーブにくべて、誰にも気を使わずにロウリュも。完全なプライベートサウナを満喫できる。溶岩プレートやバーミキュラの鍋のほか、プロ仕様の調理器具を揃えたキッチンには、プリペアードの食材も用意されていて、あとは好きに焼く・煮る・蒸すだけで本格的な料理にありつける。もちろん食材をすべて持ち込んでの完全自炊も可能。オープンスペースのダイニングで、気の置けない仲間たちと賑やかなディナーが楽しめる。

建物のデザインは運営会社のCEOであり、デザイナーでもある南和繁が手がけた。
建物のデザインは運営会社のCEOであり、デザイナーでもある南和繁が手がけた。

アブラサスホテル 富士河口湖

山梨県南都留郡鳴沢村字飯塚1708-1

料金／1人1泊29,200円～（2名1室利用・2食付）※2024年12月現在

abrasushotel.jp

【富岳群青】プライベートの露天風呂から富士山を独り占めできる贅沢な宿

まるで葛飾北斎が描いた浮世絵のような、情緒あふれる海と富士の景色。
まるで葛飾北斎が描いた浮世絵のような、情緒あふれる海と富士の景色。

富士山の真南、伊豆半島の海辺に位置する「富岳群青」は、全8室に海に面したデッキテラスと露天風呂を備えた贅沢な宿。最大の魅力は、デッキテラスからも、露天風呂からも、海が赤く染まる夕暮れや静かな朝焼けとともに見ることができる荘厳な富士山の姿。目の前には穏やかな駿河湾が広がり、富士と海が織りなす絶景に癒されながら、心も体もリセットできる。インテリアこそそれぞれ趣は異なるが、客室はすべて130㎡もの広さを持ち、海に向って配置されている。一昨年には、ウォーターガーデンテラス、空掘テラス、焚火テラスの３つのテラスも新設され、ソファー席でカフェタイムを楽しんだり、焚火台を囲んでゆったりと寛いだりと、新しい過ごし方が加わった。

ウッドテラスを掘り下げるようにしてゆったりと寛げるソファー席を設けた「空掘テラス」。
ウッドテラスを掘り下げるようにしてゆったりと寛げるソファー席を設けた「空掘テラス」。

スパでは、高品質の天然エッセンシャルオイルを使用して行うボディトリートメントが、心身のエネルギーバランスを整え、ストレスや身体の疲れを取り除く。「美容鍼灸」のメニューも用意され、鍼の刺激とお灸の温熱効果で、筋肉の張りやコリを解消し、さらには内臓の深部まで温めてほぐす。富士山の自然のパワーをいただきながら、芯から極上のリラクゼーションを体験できるのだ。

駿河湾の向こうにそびえる、神々しいほど美しい富士山の姿。
駿河湾の向こうにそびえる、神々しいほど美しい富士山の姿。

世界遺産 富士山を望む宿 富岳群青

静岡県伊豆市八木沢2461-1

Tel.／050-5805-9386

料金／1人1泊65,000円～（2名1室利用・2食付）※2024年12月現在

www.fugakugunjo.jp

Text: Yuka Kumano Editor: Sakura Karugane

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