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森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす

  • 2024.12.27
森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす

Text by 奥崎覚(編集部)

KDDIは26日、メジャーパートナー契約を結ぶ公益財団法人日本サッカー協会(JFA)協力のもと、「サッカー」を通じて、誰もが思いを実現できる社会をつくることを目的とした『未来人財共創ワークショップ“未来のサッカーを考える日本代表”になろう。』をKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」にて開催した。

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森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす

サッカー競技者を対象にKDDIが218名に事前に実施したアンケートでは、「大人になってもサッカーを続けたいと思いますか?」という問いに対し、「続けたい」と回答した人が、男子82.9%、女子77.1%という結果になったという。

ともにサッカー継続意向は高かったなか、「男子選手と女子選手が競技を続ける中で『環境差』を感じたことはありますか?」という問いに対し、「よくある」と回答した人が、男子が13.4%と低くなったのに対し、女子は43.8%と高い結果となり、プレー環境における調査で差が見られた。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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そのような調査結果を踏まえ、事前に応募した人の中から、第一部は小学4〜6年生の男子サッカー競技者31名、第二部は中学生、高校生の女子のサッカー競技者3名が参加。「サッカーを普及させるためには」をテーマにしたワークショップが実施された。

ワークショップの開催にあたり、KDDIの坂本伸一(ブランドコミュニケーション本部ブランドマネジメント部部長)は、「私たちKDDIは、みなさんとともに、2030年に『つなぐチカラを進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる』ことを目指しています。みなさんと一緒に日本サッカーの未来を描いていきたいと思います」と参加した子どもたちに挨拶。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす

第一部では、日本代表の森保一監督と元日本代表の鈴木啓太氏を招き、トークセッションを実施。『日本サッカーを盛り上げるために頑張ってきたこと』を聞かれると、鈴木氏は「日本代表に選出されると、サッカーを知らない人も注目してくれるため、いわゆる“国を背負って戦う”という重圧をものすごく感じました。ただ、それだけ応援してくれる方々が多いので活力になりますし、全力でプレーしていました」と、現役時代を振り返りながら語った。

また、男子サッカー日本代表の話になると、森保監督は「日本代表の選手たちは、自信を持って『そのポジションで自分が一番上手い』と思っており、だからこそ試合に出ている・出ていない関係なく、積極的に意見を求め、多くの発言をします。みんなもサッカーが上手くなるためのアイデアをたくさん考えて、どんどん発言し、色んな人を巻き込んでいって欲しいと思います」と、未来の日本代表を目指す子どもたちにアドバイスを送っていた。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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ゲストトーク後には『サッカーを楽しむ人を増やすには?』をテーマにワークショップを実施。グループ毎に熱心に取り組むなか、森保監督、鈴木氏も積極的に子どもたちに声を掛けながら、自身の経験を伝えていた。

参加した子どもたちからは「サッカーを身近に感じてもらう」、「男女平等にするために環境を整える」、「みんなでサッカーをして、みんなで上手くなる」といったアイデアが発表され、鈴木氏も「子どもならではのオリジナルな意見が多く、自分も勉強になりました」と回答するなど、サッカー界の将来向けて熱い意見が飛び交うなか、第一部が終了している。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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第二部では、元なでしこジャパン(日本女子代表)の近賀ゆかり氏が参加。トークセッションでは、自身のジュニア世代を振り返り、「当時の“プロ女子サッカー選手”というのは、働きながら・大学に通いながらサッカーをする、というのがスタンダードな環境だったので、その時は今の自分をあんまり想像できなかったです」と、女子サッカーの環境や子供の頃の夢についてトークを行うと、参加した女子競技者も真剣な眼差しで耳を傾けていた。

トーク後、高校3年生の参加者が「長年サッカーをやられている中で、特に大切にしていることをありますか?」と近賀氏に質問すると、「チームスポーツというのもありますが、環境がなかなか整っていなかったからこそ、仲間との繋がりをすごく大事にしています」とコメント。さらに、「世界大会で優勝した時も、一人では絶対見ることができなかった景色で仲間がいたからこそ、たどり着けた場所だと思います。自分のサッカー人生は仲間に恵まれましたし、より周りの人を大切にしようという気持ちは大切にしています」と続け、笑顔で自身の経験を伝えていた。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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その後、実際に近賀氏も参加し、『女子サッカー人口を増やすには?』をテーマにワークショップを実施。女子競技者が長くサッカーを続けるためのアイデアとして、「サッカーの面白さを老若男女問わず、世界中の人に伝えたい」や「性別や人種関係なく、誰もがサッカーを楽しめる環境を作る」といった意見が飛び交うなか、近賀氏は、「女子サッカーは、最近取り上げられることも少なくなってしまっているため、まずは興味を持ってもらえるような施策をして、サッカーをもっと身近に感じられるものにしていきたいですね」と考えを述べていた。

最後に、今回のワークショップを振り返り、鈴木氏は「今日学んだことを活かして、いつか皆さんが日の丸を背負って戦う姿が見られることを楽しみにしております!」と、未来の日本サッカーを担う子どもたちに熱いメッセージを送った。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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また、近賀氏は「ワークショップを通じて、現在女子サッカーが抱える問題を改めて知ることができましたし、だからこそみんなと一緒にアイデアを出して行動し、女子サッカーが日本のサッカーを盛り上げる、というようなサッカー界にしていけたらいいと思っています」と、今後の女子サッカー発展に手助けしていくことを強く誓い、会を締めくくった。

森保一監督、子どもたちと未来のサッカーを考えるワークショップに参加!日本代表選手が「積極的に意見を求めるワケ」を明かす
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今回の活動のみならず、「誰もが思いを実現できる社会をつくる」ことを目指し、未来への様々な取り組みを行っているKDDI。

現在放映されているテレビCM「KDDIトビラ 未来人材育成『未来人材』篇」では、衛星ブロードバンドのStarlinkを使った高画質映像でのプロ選手による遠隔サッカーコーチングをはじめ、ロボット教育プログラム、次世代アーティスト活動支援を題材としている。

今後も彼らとJFAによる取り組みに注目していきたい。

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