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「大草原の小さな家」ローラ役女優(60)ハリウッドを離れる「若く見えなければというプレッシャーから解放された」ボトックスや白髪染めも手放した

  • 2024.12.27

すでに公にしている通り、メリッサ・ギルバート(60歳)は年を取るためにハリウッドをあとにした。言い換えると、メリッサはボトックス注射やヘアカラーなどで若々しい見た目を維持させようとする圧力から逃れるために、米国の反対側(ニューヨーク)に移り住んだ。そして、その直後から「すべてが楽になった」と語る。

「ボトックス注射やヘアカラーをする必要がなくなった」

Women's Health

米FOXニュースに対してメリッサは「やっと女性としての自分に自信が持てるようになった」ことを打ち明けた。「いまの私は自分の知識や功績に100%の自信がある。それですべてが楽になった。鏡とにらめっこしたり、皮膚科やヘアサロンの椅子に座ったりする必要がなくなって、自由な時間も増えたしね」

ごもっとも。

人目を気にして生きていた頃のメリッサは、自分が誰なのか分からずにいた。「顔と唇にボトックス注射を打ちすぎて、おでこが動かなくなっていた。いつまでも髪を赤く染め、マスタングのオープンカーを乗り回し、不健康な痩せ方をしてサイズ2(日本のSサイズ)の服を着ていた。あの頃の私は若い頃の自分を凍らせたような見た目で、本当の自分じゃなかった」

「豊胸用のインプラントも外した」

人生をリスタートさせると決めたときは、中途半端な気持ちじゃなかった。「髪を染めるのをやめて、豊胸用のインプラントも外してもらった。特定の見た目を維持しなければならないというプレッシャーから解放されて、ベストな自分、いままでで一番健康な自分になると決めた。それが大きな形で実を結んだ」

メリッサはいま、自然に老いられることの素晴らしさを実感している。「私はこの年齢を楽しんでいる。もちろん、あまり楽しくないこともあって、朝から足首が痛かったり、肌が乾燥したりするのはイヤ。年を取るのは簡単なことじゃないけれど、あの頃よりマシなのは間違いない。いまは素の自分でいられることが最高に気持ちいい」

「ローラの存在が前に進む原動力に」

メリッサには自分で自分の道を切り開こうとする不屈の精神があるけれど、それはインナーワークと夫ティモシー・バスフィールドの支え、そして、子どもの頃に『大草原の小さな家』で演じた愛すべきキャラクター、ローラ・インガルスから来るものらしい。

「私の中からローラがいなくなることはないでしょう。あの勇敢で威勢がよく情熱的な少女はまだ私の中にいて、何をするにも私の原動力になっているんです。彼女のせいでちょっとしたトラブルに巻き込まれることもあるけれど、彼女がいなくなることはありません。私は今、若者の精神と高年の賢い頭脳を持っているんです」

※この記事は『Prevention』からの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Kayla Blanton Translation: Ai Igamoto

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