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【完走は?】横浜マラソンに出場! 人気大会ならではの楽しさと難しさって!?

  • 2016.4.5
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【完走は?】横浜マラソンに出場! 人気大会ならではの楽しさと難しさって!?

【マラソン部ニュース】vol.33 文・尾谷萌

2万5000人が参加した『横浜マラソン2016』に、anan総研マラソン部から片桐さんと長谷川さんが出場しました。初めてのフルマラソンとなった片桐さんはGブロック、4年ぶりの挑戦となった長谷川さんはFブロックからのスタート。先頭ブロックから約30分遅れでスタートを切った2人は制限時間という関門に何度も苦しめられることに…。果たして片桐さんと長谷川さんは完走できたのでしょうか!?

ついに本番当日! 心配している周りをよそにマイペースな2人

「おはようございまーす!」と、いつも通りのテンションで待ち合わせ場所に現れた2人。緊張でガチガチになっているかと心配していましたが、意外と何も考えていなかったよう(笑)。

「横浜マラソンがどんな感じなのか楽しみもありましたが、以前フルマラソンを走った時の辛い記憶があったので、『早く終わってほしいなぁ』くらいに思っていました。(笑)」(長谷川さん)

「走ってみないとわからないので…。正直なにも考えていませんでした。(笑)」(片桐さん)

スタート前にはエネルギージェルを届けに小野塚コーチが来てくださり、2人を激励してくれました。

お揃いの『mizuno』ウェアで走ります! 「朝早くから小野塚コーチがジェルを届けに来てくれて嬉しかった。それにmizunoのウェアがカラフルで可愛いくて、着ているだけで気分があがりました♪」(片桐さん)

「とても可愛くてお気に入りのウェア! 目立つので2人で並んで走りたいな!」(長谷川さん)

いざスタート!!と思いきや…。え、全然進めない!!

「先頭ブロックが走り出してから、私たちがスタート地点に到達するまで30分かかり、こんなに多くの人が参加してるのかと驚きました。スタートするまでの間は、前日に大角コーチに教わったストレッチをして体を温めて備えました」(長谷川さん)

横浜マラソンでは、参加者をA〜Gの7ブロックに分けてスタートします。最終のGブロックからスタートとなった片桐さんを待って、一緒に走り出した2人。完走を目標に、大角コーチの助言通り、8分/kmペースで走ります。

「走り始めは完走を目標に、設定していたタイム通りに無理せず、2人でたくさん話しながら走り、とても楽しかったです」(長谷川さん)

スタート直後の2人。まだまだ元気いっぱい! しかし、このスタート遅れが後に2人を苦しめることになるとは、この時は想像もしていませんでした…。

【〜10km】横浜の名所をぐるり! 観光気分で楽しめるコースにテンションアップ!!

「初めの10kmはたくさんの観光名所を通りテンションも上がりました。応援もたくさんあって嬉しかったです」(長谷川さん)

初めの10kmは、横浜の観光名所を一気に駆け抜けるコース。街を象徴する『横浜ランドマークタワー』を目の前にスタートを切ると、デートスポットの定番『横浜赤レンガ倉庫』を越え、5km付近で『横浜スタジアム』をぐるりと一周。その後も『横浜中華街』、『山下公園」』と続き、さらには『横浜ベイブリッジ』を横目に走る飽きのこないルートです。

赤レンガ倉庫

『コスモクロック(大観覧車)』」も横浜を象徴するシンボル。

「まずは10kmを目標に、と思っていましたが、見所が多いコースだったのもあり楽しみながら走れました。足もまだ全然大丈夫そうだったので、『これならもうしばらくいけるかも』と思いました」(片桐さん)

【〜20km】目標タイムで走っているのになぜ?! 制限時間という関門が2人を襲う!

10km地点までは、順調に走っていた2人ですが、30分遅れでスタートしたことで何度も制限時間という関門に苦しめられることに。

お揃いのウェアで一緒に走る2人。この時はまだまだ余裕そうです。 「13~14㎞までは、完走の目標タイムで走って、体も心も安定してました。しかし考えてなかった制限時間の関門に気付き、もう少し前からスタートすればよかったと言う後悔や、関門をちゃんとチェックしてなかった自分を悔しく思いました。そこから時間を気にしてペースを少しだけ上げました」(長谷川さん)

「12~13kmあたりのタイムリミットがかなりぎりぎり! 完走できるペースは維持してたはずなのになんで??と大パニックに! このペースでダメなら絶対に完走できない…。この辺りでまあみちゃん(長谷川さん)と別で走ることにしました。『このペースでも関門に引っかかるなら、わたしのせいじゃない!』となぜか逆ギレした私はペースを維持することに(笑)」(片桐さん)

「どうしよう…ゆきちゃん(片桐さん)が関門に引っかかってもう無理かも…私先に走ってきちゃった」と泣きそうな声で走り抜ける長谷川さん。 「そして15km。このあたりまでは余裕だよって大角コーチも言ってたし、たしかに案外余裕かもだけどまた関門が…。『まだ全然いけるのにタイムオーバーで完走できなかったら、皆になんて言えばいいんだろう』なんて考えながらも、走るペースを上げて最後まで持たなかったら困るので、やっぱりこのペースで行こうと決意!」(片桐さん)

長谷川さんが通過した5分後に片桐さんを発見。元気そうでひと安心。 「そんなこんなでその後も二回ほぼ『on関門(制限時間ギリギリ)』みたいな感じでかなり危なかったのですが、18kmあたりの関門はなぜか余裕でした(笑)。Gブロックからのスタートだと前半厳しいんだなぁと思いました」(片桐さん)

給水パフォーマンスの中でも最も話題となった『バーテンダー給水』。もちろん中身はノンアルコールです。 「20km地点に広いエリアがあって、応援の方がたくさんいました。バナナをもらったりして、ここでようやく余裕がでてきて。ここまでの関門でもし諦めていたら、ここには来られなかったんだ、体験できなかったんだって思うと、走ってきてよかったと思いました」(片桐さん)

諦めないことが次の扉を開ける。ランを続けたからこそ見られた風景に感動した片桐さん。続いて待ち受けていたのは?

【~30km】首都高に突入!高速道路を走れるなんてラッキー♪ でも、この道がランナーたちを苦しめます……。

高速道路に続く道を颯爽と走り過ぎ去る片桐さん。 これから11km続く高速道路へ突入!

「20㎞までは順調に走ってこれたので、気持ち的には楽でした。しかしペースを上げたので、どんどん人を追い越していくたびに右左に蛇行して走り、膝に負担がかかってしまう…。できるだけ給水の際に簡単なストレッチを挟むことを意識しました」(長谷川さん)

車で走っていると気づかないけど、よく見ると道が斜めに傾いています。 「高速道路は道が斜めになっているので余計に膝が痛くて…」(長谷川さん)

高速道路のバンク(斜めの道)がランナーたちを苦しめます。しかし、片桐さんはそんな道を攻略できたようで…。

「高速道路は応援も少ないしきついと聞いてたけど、応援の人(実際は係りの人)もたくさんいるし、見晴らしも良いし真っ直ぐだし、むしろ走りやすいのでは? 道が斜めになってるから確かに足には負担だけど、場所を選べばそれほどは気にならなかったかなぁ」(片桐さん)

一般の応援者が入れない高速道路では、スタッフさんたちが応援してくれました。 「24~26kmくらいのときに、太ももが重くなってきて、もうこのへんでやめようかな…と。でも、高速道路でも絶えず、ずーっと運営の人たちがいて応援してくれる。参加者も多いし、時間も長いし、寒いし、応援する人も大変だろうな、ありがたいなぁと思いながら、一人一人の応援に頷きながら走りました」(片桐さん)

【〜35km】長い高速道路から脱出!『ラッキー給食』や『給水パフォーマンス』を見て気合を入れ直す!

30km突破。フルマラソンはここからが勝負! 「30kmまでは無理をしない!と決めていたので、ここからだと気合を入れ直しました。面白い給水所もここら辺だったかな?『体育会系給水』が面白かったな!」(長谷川さん)

「応援もすごいし、行く先々で合唱とかダンス、太鼓の演奏などをしてくれていて、飽きることがなかった」(片桐さん)

日本体育大学の『体育会系給水』。

ハマこい踊りのパフォーマンス。威勢の良い掛け声に気合が入ります。

「ラッキー給食は、カステラやイチゴ、あんぱんなどを食べました!」(長谷川さん)

長谷川さんお気に入りの『とちおとめ』。 長谷川さんと片桐さんのお目当だった『かまろんチーズ』や『世界チャンピオンの肉まん』にはありつけなかったようですが、2人ともしっかり給食を楽しめたようです。

片桐さんが楽しみにしていた『世界チャンピオンの肉まん』は、大角コーチが代わりに堪能しました。(笑) ユニークな試みや応援をパワーに変えて、走り続ける2人。42kmという果てしないトンネルも、ようやくゴールの光が見えてきたようです!

【〜ゴール!】最後の力を振り絞る! みんなの応援が力になって走り切れた42.195km

高速道路を抜けた!「また来年」の文字にグッときます。「完走して、また来年も走りたいな」 長い長い高速道路を抜け、みなとみらいエリアまで戻ってきた2人。ゴールまであと少し! やっぱり辛いけど、それでも頑張れたのは、地元の人の応援や仲間の励ましがあったからでした。

「ゴールが近付くにつれて応援も増えて、ペースもどんどん上げることができました。地元の方たちが自分たちで作ったものや飲み物などを、『どうぞ!』と出してくれたりして、『こんなに暖かく応援してくれるなんて…』と感激のあまり過呼吸に。(笑)」(長谷川さん)

スタート地点に戻ってきました。あと1km。 「ここまで来たら完走できる!と思っていたものの、『やっぱり長いなぁ。いつになったらゴールは見えるのかな…』と途方に暮れて走ったり歩いたりを繰り返していたら、小野塚コーチやマラソン部の部長のドディちゃん(遠藤さん)が声を掛けてくれて……。もう走れないと思っていたけど、仲間の応援で最後は走りきれました!」(片桐さん)

静岡から横浜まで駆けつけてくれた遠藤部長。 そして……。

ついにゴール!!

長谷川さんに続いて片桐さんもゴール!!「完走しました〜!!」 長谷川さんは5時間ジャスト、片桐さんは5時間34分(共にラップタイム)で無事42.195kmを完走しました!!

作戦大成功!!完走して気付いた!自分に合ったウェア、シューズの重要さ

「3回目の挑戦となったフルマラソンでしたが、こんなにきつくなかった大会は初めてでした。まだまだ走れる!という感じで、とても気持ちよく完走できました! 練習がさほどできず不安だったのですが『mizuno』さんのウェアやシューズなど装備の良さを感じました」(長谷川さん)

「完走できたのは本当に応援してくれたみんなのおかげ! 走りながら知っている顔が見えるたびにすっごく元気がでました。そして、マラソン超初心者の私の足がしっかり動き続けたのは『mizuno』さんのタイツとシューズという最高のアイテムたちのおかげ」(片桐さん)

長谷川さんは『ウェーブライダー』、片桐さんは『ウェーブエニグマ』を着用(共にmizuno)。 「自分にあったシューズを選んでもらったので、フィットして走りやすかった!おかげで今回は血豆もできませんでした」(長谷川さん)

「初心者用を選んでもらっていたので、とにかくこの靴なら大丈夫!と信じてはいていました。履き心地は抜群で、足首が痛くなったりすることもなかったです」(片桐さん)

自分に合ったアイテムを揃えることも、マラソンには不可欠なんですね!そして、ペース配分も初心者ランナーの命運を分ける重要な要素。

「コーチに教えていただいた、後半にペースを上げる『ネガティブスプリット作戦』のおかげで走り切れたと思います」(長谷川さん)

「大角コーチに言われた通り、とにかく無理のないできる限りのペース(8分/km)でずっといったら5時間半でちゃんとゴールできました。完走を目指す初心者ランナー向けの走り方でした」(片桐さん)

ついついペースを上げたくなっちゃう前半をしっかりコントロールしたことが功を奏したんですね。二人にとって、横浜マラソンはどうだったのでしょう。

「高速道路を走るという経験はなかなかできないので、みんなに自慢したいな♪ 観光地を一気に見れるコースも見所たっぷりだったけど、面白いパフォーマンスも多くてファンランとしてもオススメ」(長谷川さん)

「沿道の方や運営の人たちの声にとても支えられました。給水や応援の催しなどが絶えずあったので、こんなに長い距離なのに飽きることも心が折れることもありませんでした。きつい坂や狭い道などもなく、わりと走りやすかったかな」(片桐さん)

横浜の魅力が詰まったコースだったと話す2人に、今大会の難しさも聞いてみました。

「人気がある大会だからこそ、人が多すぎて追い越すのが大変でした。ブロックによってはスタートするまでに時間がかかるので、関門の時間などもチェックするべきだと痛感しました。コースチェックや作戦は必須ですね!」(長谷川さん)

「スピードを出すわけじゃなければ高速道路は多分そこまで辛くはないと思います。道が斜めになっているので、できるだけ平らなところを探して走るといいかもしれません」(片桐さん)

たくさんのランナーが参加した大会でした! 完走した充実感でいっぱいの2人。さて、次の目標は?

「家族がマラソンにハマっているので、両親を連れて海外の大会に出たいと思っています♪」(長谷川さん)

「これで完全燃焼せず、せっかくなのでこれからも走ることは続けられたらいいな♪ フルマラソン以外も機会があればまた走ってみたいです」(片桐さん)

完走記念タオルを持って記念撮影。本当にがんばりました! 早くも次の目標を定めた2人。横浜マラソンを走り、すっかりマラソンの楽しさに気付いたようです。これで、anan総研マラソン部のフルマラソン完走者は13名に。さらに、挑戦者は全員完走しているとあって、さすが一流コーチがついているだけあります。

これからのマラソン部の活動にも、乞うご期待♪

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