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世界最高チームでプレーしたのに「ウンザリした」32歳DF、郵便配達員になっていた。そのワケは

  • 2024.12.27
世界最高チームでプレーしたのに「ウンザリした」32歳DF、郵便配達員になっていた。そのワケは
世界最高チームでプレーしたのに「ウンザリした」32歳DF、郵便配達員になっていた。そのワケは

Text by 石井彰(編集部)

2012年にマンチェスター・ユナイテッドでデビューしたDFマルニック・ヴェルミールは、現在郵便配達員として働いていることを明かしたとのこと。

スタンダール・リエージュのアカデミーから2010年にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍してきたマルニック・ヴェルミール。

プレシーズンマッチのシャムロック・ローヴァーズ戦でトップチームでの初出場を果たし、いきなり2ゴールを奪取する。すぐにリザーブチームへと昇格し、2012年9月のリーグカップで公式戦デビューも飾った。

ただ、その1試合を最後に出場機会は与えられなくなり、NECナイメーヘンへのローン移籍を経て退団。シェフィールド・ウェンズデイやプレストン・ノースエンド、スカンソープ・ユナイテッド、MVVマーストリヒトなどを渡り歩いた。

ベルギーU-21代表でも活躍した彼であるが、『Voetbalprimeur』のインタビューで「現在は郵便配達員をしている」と明かしたそうだ。

「プロサッカーにウンザリしていたんだよ。コーチに依存しすぎていたんだ。楽しみを見つけたいということが自分にとって大きな要因だった。

郵便配達員をしているので朝は4時に起きなければいけないが、正午には家に帰ってこられるし、毎日学校へと子どもたちを迎えに行くことができる。これは贅沢なことだよ」

なお、32歳になったヴェルミールは3部リーグのセミプロチームであるKVVテスというクラブに所属しており、仕事をしながらサッカーを楽しんでいるとのこと。

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