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繊細で傷つきやすい…《HSP》とは? “HSP気質”の特徴4つ、向き合い方についても解説!

  • 2024.12.27

「HSP」とは?

「HSP」とは?

ちょっとしたことで心が傷つき、相手の行動や言動にビクビクしてしまう……。そんなあなたは「HSP」かもしれません。「私って変わっているのかな?」「なんでこんなに疲れるのだろう?」など、日々の生活の中で生きづらさを感じていませんか? 本記事では、HSPの特徴や向き合い方について紹介します。

「HSP(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソン」とは、「非常に繊細な人」「感受性が豊かな人」という意味を指します。日本では“繊細さん”などと表現されています。HSPは生まれ持った気質であり、後天的に身につくものではありません。統計的に見ると、およそ5人に1人がHSPと言われています。つまり、決して珍しいものではないのです。

しかし、大多数の人とは異なる感覚を持つため、周囲に理解されにくいという側面も持ち合わせています。そのためHSPの人は、自分の気持ちをうまく表現できずに孤独を感じたり、無理をしたりと辛い思いをしがちです。

HSP気質の人の特徴

続いて、HSP気質の人の特徴について紹介します。自身が何個当てはまるかチェックしてみてください。

【感受性が強い】HSPの人は、感受性が非常に強いです。美しい風景や音楽に感動しやすく、芸術作品を深く味わえます。一方で、騒音や強い光など周囲の刺激に敏感で、不快に感じやすいという一面も持ち合わせています。

【音や光に敏感】日常生活の中で、音や光に敏感に反応する傾向があります。例えば、騒がしい場所では集中できず、頭痛や耳鳴りに悩まされる場合も。また、強い光は目に刺激を与え、不快感を感じることがあります。

【常に人の顔色を伺っている】周囲の人との関係を大切にし、相手の気持ちを察知しやすい特性があります。そのため、相手の表情や言動から、相手の気持ちを汲み取ろうとします。しかしその反面、相手の機嫌を損ねないか常に気を遣ってしまう傾向があるので疲れてしまいがちです。

【他人の行動や言動に敏感】HSPは、他人の言動や行動に敏感です。ちょっとした言動にも深く傷ついたり、逆に深く感動したりする傾向があります。そのため、他人の気持ちを理解しやすい反面、ストレスを感じやすく誤解を招く場合もあります。

HSPとの向き合い方

HSPは生まれ持った気質であり、治療を必要とする病気ではありません。そのため、HSPの特徴を理解し、自分自身の特性に合った生き方が大切です。ここでは、HSPとの向き合い方について紹介します。

【HSPを受け入れる】HSPは、生まれ持った気質です。決して悪いことではありません。自分の繊細な心を理解し、受け入れる姿勢が大切です。特徴を理解できると、自己肯定感を高められて前向きになれます。

【周囲の人に症状を伝える】家族や友人など信頼できる人に、自分がHSPであり、どのような状況が辛いのかを伝えてみましょう。そうすることで孤独感が減り安心して過ごせます。

【リラックスできる時間や場所を持つ】騒がしい場所や人混みは避け、静かで落ち着いた場所で過ごす時間を作りましょう。アロマセラピーや音楽など、リラックスできる方法を取り入れることもおすすめです。

【外部から受ける刺激を調整する】光や音、匂いなど、五感に過剰な刺激を与えないように心がけましょう。例えば、騒音対策に耳栓をしたり、明るすぎる照明を避けたりするといった些細な工夫が大切です。ほかにも、情報量が多いと感じたらSNSを見る頻度を減らすのをおすすめします。

【まとめ】HSPのあなたは、繊細で心の優しい人です。周囲の環境や人との関係に敏感だからこそ、辛い思いをするかもしれません。しかし、あなたのその繊細さは、素晴らしい個性でもあります。自分を受け入れ、周りの人に助けを求めながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

(伊織)

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