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【今日の難読漢字】「面持ち」「内裏」「知己」。全部読めたら漢字マスター!「知己」を「ちこ」と読んだら…!?

  • 2024.12.27

今日の難読漢字は

「面持ち」

「内裏」

「知己」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「面持ち」!

 

「面持ち」

 

「めんもち」なんて読んでいないですよね?

 

たしかに「面」は

「両面」や「お面」などで「めん」と読みます。

 

ですが、今回は別の読み方をするんです。

「面」の訓読みを思い出してみましょう…

 

さて、読めましたか?

 

 

「面持ち」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「おももち」

です!

 

 

「面」の訓読みには

「おも」「おもて」「つら」があります。

 

もしかすると「つらもち」と読んでしまった方がいるかもしれませんね。

 

 

「面持ち」は、

「顔に表れた表情や気持ち」を表した言葉です。

 

例文としては、

「不安そうな面持ち」「険しい面持ち」

などがあります。

 

基本的には、ネガティブな感情が顔に出ている時に使われます。

また、本当に顔に表れている時にだけ使われる言葉です。

 

それに対し類語である「表情」はより多くの場面で使われます。

「表情に富んでいる」「穏やかな表情」など、

ポジティブな感情が出ている時にも使われていますね。

 

 

小説やエッセイなどで頻繁に見かける「面持ち」。

 

読み方も意味もしっかりと理解すれば、

より深く文章を理解できるので、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

 

次の難読漢字は「内裏」!

 

「内裏」

 

「うちうら」とも読むのですが、

こちらは「着物の裏布」という意味や「内輪や内緒」という意味になります。

 

今回の読み方は「うち」とも「うら」とも読まないんです。

 

ヒントは3月3日!

 

さて、読めましたか?

 

 

「内裏」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「だいり」

です!

 

「内裏」は、

「(古代都城の)天皇の居所を中心とする御殿」を指す言葉。

 

平安京の内裏は、現在は京都御所として観光名所になっています。

 

…というとあまり馴染みのない言葉に感じますが、

「内裏」をよく耳にする場面が他にあるんです。

 

それがひな祭り!

1番上に置く雛人形のことを「お内裏様」や「内裏雛(だいりびな)」と呼びます。

 

ひな祭りの童謡の中でも「お内裏様とお雛様」と歌われているので、

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

このように、最初は天皇の居所を指す言葉だったのですが、

それが転じて「天皇や皇族に対しての敬称」として使われるようになりました。

 

 

普段はなかなか見慣れないですが、

読めればちょっと鼻が高いこの言葉。

ぜひ覚えてスムーズに読んでくださいね!

 

 

最後の難読漢字は「知己」!

 

「知己」は、どちらもとても簡単な漢字ですよね。

 

「知識」の「知」に、「自己」の「己」。

けれど「ちこ」とは読みません!

 

「知」はそのまま「ち」と読むのですが、

問題は「己」です。

同じく1文字の読み方なのですが…

 

さて、読めましたか?

 

 

「知己」の読み方、正解は…

イメージ

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「ちき」

です!

 

「知己」は、

「自分のことをよく理解してくれている人」や「親友・幼馴染」を表す言葉。

単に知り合いのことを指す場合もあります。

 

己(おのれ)をよく知っている人、という、

読んで字のごとくな意味ですね。

 

ニュースや小説などでもよく見かける文字ですが、

実は「ちこ」と間違ったまま読んでいる人も多いんです。

 

誤読が多いため「ちこ」と調べると「=ちき」と解説してくれている辞書もあるほど。

 

ビジネスなどの堅い場面では、

「親友が〜」「幼馴染が〜」と言うよりも

「昔からの知己が〜」と言った方が会話に合いますよね。

 

 

 

どの漢字も、覚えておけば自信を持ってスマートに使いこなせます。

ぜひ正しい読み方を覚えてスムーズに読んでくださいね!

出典:コトバンク

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