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大晦日だし!“酒だし”、“鮭だし”!オリジナルお正月レシピを「山ごはんの神様」に猛プッシュ【山と食欲と私コラボ⑤】

  • 2024.12.26

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

普段は山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回はまたまた、あの「コラボ」が実現しちゃったんです!

私が担当しているラジオ『言いたいことは山々ですが』のゲストに、大人気マンガ 「山と食欲と私」 (Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)、通称「山食」の作者「信濃川日出雄」さんをジョイン!

大晦日に放送される『年末スペシャル』の放送前に、楽しすぎたトークと私のプレゼンを特別にご紹介します!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

「山と食欲と私」×「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

Sitakke
2025年1月8日発売の「山と食欲と私」最新19巻(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)

山と食欲と私は、2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で連載中のシリーズ累計250万部を突破した大人気作品。

「単独登山女子」である主人公・日々野鮎美が、山や人との関わりあいの中で成長していくストーリーです。
私もこのマンガを読んで、登山と山ごはんの魅力にとりつかれました。

Sitakke
私の私物です!ラミネート加工で光っている…

マンガはもちろん、全巻持っています!それどころか、大切にラミネート加工しています!
そんな「山食」の魅力はこれまでの記事でもくわしーく語らせてもらっています。

▼実はコレが私の山登りの原点…!マンガ「山と食欲と私」が大好きなものを教えてくれた【作者・信濃川日出雄さんに特別インタビュー!】前編

さらに!私が開発したオリジナルレシピ「なんこうどん」が実際に「山食」のマンガに掲載される夢のコラボも実現!

▼「山と食欲と私」第206話 北の炭鉱(ヤマ)の「なんこ」うどん

▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!

HBCラジオで放送中!「言いたいことは山々ですが」(金曜午後5時45分~)

Sitakke

10月からスタートし、毎週金曜日午後5時45分に放送しているHBCラジオ「言いたいことは山々ですが」。

タイトルの由来は、そう!この連載記事です!

連載のように山に限らず、日々の言いたいことを、リスナーさんやゲストとワイワイしながら話す番組で、ラストには、私お手製の『山ごはん』をスタジオで食べて評価してもらうというゆるい内容でお送りしています(笑)。
Sitakkeの連載でもご紹介した山ごはんレシピの中から、とある日は、焼き鳥缶で作るカレーライスをふるまったり…

Sitakke
手作りのごはんを食べてもらう瞬間…緊張します

「山と食欲と私」の12巻にも出てきた、「もちザニア」をラジオでもプレゼンしてみたり!

Sitakke
川畑アナウンサーの評価は、91点でした

そんな「言いたいことは山々ですが」は2024年の大晦日12月31日(火)のお昼12時から「年末スペシャル」をお送りします!

そして、そのスペシャルゲストとして、 「山と食欲と私」 (Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)、通称「山食」の作者「信濃川日出雄」さんにスタジオに来ていただきました。

もちろん、信濃川先生にも「山ごはん」、食べていただきました。
せっかくなら、またマンガに採用してもらえないかな…!そんな下心もちょっぴりありつつ、年末らしい&北海道らしいレシピを熟考しましたよ!

大晦日にふさわしい?山ごはん

Sitakke
作りたてをスタジオに、アツアツです。

私にとって、『山ごはんの神さま』とでもいうべき信濃川先生に自分の作ったものを振る舞うのは恐れ多いのですが…。
「北海道の名物」を使った、とある山ごはんを用意しました!

その名物とは…ずばり 「鮭とば」

Sitakke

放送は大晦日のお昼。もうお酒を飲みはじめ、ちょっと何かをつまみながら放送を聴いている方もいてくれるんじゃないかな…。

そう思って今回は、鮭とばを使ったレシピを2つ考案しました。

一つ目は、これ!

熱燗がワンランク上に?

Sitakke

じゃん!!
…なにこれ?ですかね。

はたまた、察しの良い方は、お気づきでしょうか。
そう… 『鮭とば酒』 です!

炙った鮭とばの皮を、熱燗にドボンと投入したもの。
フグのひれ酒があるなら、鮭とばでもおいしくなるのではと考えました。

Sitakke

啞然とする信濃川先生。(笑)

スタジオは一気に、お酒とつまみと燻された匂い…「のんべえスメル」に包まれます。

▼「山と食欲と私」第206話 北の炭鉱(ヤマ)の「なんこ」うどん

▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!

実は、1月に発売される「山食」の新刊19巻には、私が以前考案した山ごはん「なんこうどん」のレシピが掲載されています。

2度目のチャンスを虎視眈々と狙う私は、今回も北海道の名物を活かしたレシピを考えました。

Sitakke

せっかくなので、乾杯~!

さあ、信濃川先生の評価はいかに…!
詳しい食リポと結果はラジオを聴いていただければと思いますが…
これ、大成功でした!!

ほんのりしょっぱくて、香ばしい…!見た目以上に上品な味がします。
安めのお酒も、グレードアップ。おつまみなしでも「飲まさる」味でした。

ポイント

・皮付きの鮭とばの方が、香ばしさが増しておいしいです

・ひれ酒のように、飲む前にお酒の表面をさっと炙ると、アルコールが飛んでさらに飲みやすくなりました

そして、もう一品の山ごはんはこちら。

混ぜるだけでいいアテに!

Sitakke

見た目でわかりますかね…?
コンビニなどで売っているパウチ入りのポテトサラダを少しあたためて、鮭とばを混ぜたものです。
「ポテ鮭とば」 とでも名づけましょうか。

ポテサラの水分を吸って、鮭とばが柔らかい触感になります。
上には、粉チーズとブラックペッパーをトッピング。
濃いめの味付けで、お酒が進むようにしました。

Sitakke

日々、山ごはんを探求している信濃川さんが付けた点数は…!?
そこには、「山ごはん」として大事にしている「流儀」が詰まっていてさらに参考になりました!

HBCラジオ「言いたいことは山々ですが・年末スペシャル」は大晦日のお昼12時から。
ぜひのんびり飲みながら、年末最後の買い出しの車の中で、ゆるーく聴いてみてくださいね。

さらに、信濃川先生とのお話がぴったりと収まるはずもなく…(笑)
大いに盛り上がりましたので、放送に入りきらなかった分は、HBCラジオのYouTubeでも公開します!そちらもぜひご覧ください。

「山と食欲と私」19巻が発売!

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2025年1月8日に、「山と食欲と私」の最新19巻が発売されます!

19巻には、この連載とコラボして開発したオリジナルレシピ「なんこうどん」が実際に掲載されています!

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▼「山と食欲と私」第206話 北の炭鉱(ヤマ)の「なんこ」うどん

▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!

もちろん、「なんこ」以外にもお腹がすく山ごはんがいっぱい!はやく山に行きたいなあ…。

今回は、19巻と同時にスペシャルな本も発売!

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今回は最新巻と同時に、初の公式スピンオフアンソロジー「山と食欲と私~エクストリーマーズ~」が発売されます。
こちらは、アンソロジー本ということで様々な漫画家さんや監修者の方で作り上げた一冊。
信濃川先生は、登山家「野村良太さん」が行った、宗谷岬から襟裳岬まで、雪に閉ざされた北海道の分水嶺に連なる山々を単独で縦走する「単独積雪期北海道分水嶺縦走」について描いています。

どちらも要チェックです!ぜひ手に取ってみてくださいね!

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取材協力:信濃川日出雄さん
北海道・札幌市在住。2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で『山と食欲と私』を連載中。既巻18巻

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「言いたいことは山々ですが」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2024年11月)の情報に基づきます。

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