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アレック・ボールドウィン、撮影現場で起きた銃誤射の刑事訴訟が終了

  • 2024.12.26
Alec Baldwin attends 42nd Torino Film Festival 2024 - Day 4 on November 25, 2024 in Turin, Italy.

ウェスタン映画『RUST(原題)』の撮影現場で起きた銃誤射事件で、アレック・ボールドウィンの過失致死罪を問う刑事訴訟が12月23日(以下、現地時間)、正式に取り下げられた。検事局事務所は、声明で「手続き上に重大な不正がある」と判事が特定したことを「考慮」し、「控訴を断念した」と述べている。『ヴァラエティ』によると、今年7月の公判で、裁判所はボールドウィンに対する審理を彼を再び起訴することができない確定力のある決定として棄却したが、特別検察官のカリ・モリッシーがこれを不服として11月に控訴していた。

2021年、ボールドウィンがプロデューサーと主演を務める『RUST(原題)』のリハーサル中に彼の構えた銃が発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンスが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが負傷した。ボールドウィンは2023年1月にも一度訴追されたが、3カ月後に却下されている。検察は7月の公判で、ボールドウィンの無謀と過失を立証しようと試みたが、検察側が重要な証拠である銃弾を弁護側に開示していなかったことが発覚し、公判3日目にメアリー・マーロウ・ソマー判事が訴訟を棄却。ソマー判事は、特別検察官の対応を「悪意に近いものがある」と厳しく非難していた。

今回の決定を受け、ボールドウィンの弁護士は「本日の控訴取り下げの判断は、アレック・ボールドウィンと弁護士が当初から主張していたことの正当性を、最終的に証明するものである。言葉にできない悲劇だったが、アレック・ボールドウィンは罪を犯していない」「ニューメキシコ州の法の秩序は変わらず維持されています」と声明を発表。

なお、ハッチンズ氏の夫マシュー・ハッチンズ氏はボールドウィンを含むプロデューサーとすでに和解しているが、ウクライナに住むハッチンズ氏の両親と妹は彼らを相手取り、民事訴訟を続けている。代理人を通じて州検事当局の決定を批判し、「(家族を)非常に動揺させる」判断だと述べた。

Text: Tae Terai

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