鶏と焼きねぎの甘辛鍋の作り方
甘辛の汁にはちみつを加えて、こっくりと。
汁を吸った甘いねぎがやみつきになるおいしさ。
免疫力を高めるキーフード
● 鶏肉
「冷え」のキー食材でもある、「気」を補う食材。ウイルスに対抗するパワーを補給でき、免疫力アップにも貢献。
●長ねぎ
白い部分は、にんにくと同じように、体を温めて、毛穴を開かせて汗をかかせ、肌表面をバリアする働きがある。
●はちみつ
のどや肺など、体の中からうるおいを与える働きが。空気が乾いてきたら、風邪予防におすすめ。肌の乾燥にも。
●材料(2人前)
鶏もも肉…1枚(300g)
塩、こしょう…各少々
長ねぎ…3本
しいたけ…6枚(120g)
A
水…600mL
しょうゆ…大さじ2
酒、みりん…各大さじ1と1/2
はちみつ…小さじ2(砂糖大さじ1でも可)
ごま油 …大さじ1
●作り方
①長ねぎは 4~5㎝長さのぶつ切りにする。しいたけは石づきを除き、縦半分に切る。鶏肉は余分な脂身を切り落とし、大きめ一口大に切り、塩、こしょうを振る。
②鍋にA、しいたけを合わせる。
③フライパンにごま油を中火で熱し、鶏肉を皮面からこんがりと焼き色がつくまで焼く。裏面も返して軽く焼き色がついたら ②の鍋に加える。
④同じフライパンに長ねぎを並べ、片面に焼き色がつくまで焼き、③の鍋に加え、強火にかける。煮立ったらふたをして弱火で7分ほど煮る。好みで七味唐辛子(分量外)を振る。
シメはコレ!
ゆでたそばがぴったり。鍋汁の、まさにそばつゆのような味わいが活きて、後を引くおいしさ。
養生鍋のレシピを教えてくれたのは……
料理家・齋藤菜々子さん
国際中医薬膳師。一 般 企 業に就 職 後、日々の食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道へ。日本中医食養学会・日本中医学院にて中医学を学ぶ。近著に『毎日続けたい潤いスープ』(文化出版局)。
cooking:Nanako Saito photograph:Yumiko Miyahama styling:Kyoko Komai composition & text:Kaori Akiyama
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リンネル2025年1月号