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【こんまり流】新年こそ「ついで掃除」を習慣化!まずはここから「掃除道具の片づけ」

  • 2024.12.26

こんにちは♪ 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

年末の大掃除をしてもしなくても、「新年こそは、こまめな掃除をもっと習慣化したい!」と感じている方もいるのではないでしょうか。ついで掃除やこまめな掃除がルーティン化できていれば、汚れが溜まることもありませんよね。

……と、分かっていても簡単にはできないから困るもの。そこでおすすめなのが、掃除のテクニックでも便利アイテムでもなく、「掃除道具の片づけ」なんです。

「こんまり流片づけ」を活用してこまめな掃除ができる体制をばっちり整えて、新年を迎えましょう。

洗面所 掃除道具 収納
画像:安部綾子

こんまり流「掃除道具」片づけの流れ

まずは、こんまり流の片づけの流れを簡単にご紹介します。大きな流れは、どの片づけでも同じですよ。

(1)片づけたい物(今回は掃除道具)を家の中から全部集めて1か所に置きます。

(2)1つずつ手に取り、ときめく物(=必要な物、これからも使い続けたい物)だけを選んで残します。

■Point!■

このとき、数回使っただけで使っていない洗剤や、使い方がイマイチ分からないグッズ、なくても大丈夫そうな物などがあれば、思い切って手放すことをおすすめします。

これまで私もいろいろな掃除グッズや洗剤を買ってきましたが、使い切ることもなくなんとなく置いたまま……ということがありました。個人的な考えではありますが、“何か専用”の掃除道具をあれこれ買い揃えるよりも、シンプルな洗剤と使いやすい掃除道具を厳選して使って、家中どこでも掃除できるほうが、ストック管理がしやすいし楽だと感じ、かなり掃除道具の数を減らしました。

(3)選んだ掃除道具を、「風呂掃除用」「床掃除用」……などの用途別に分けます。

■Point!■

このとき、今使っているものとストックを分けておくといいですよ。

(4)収納します。

■Point!■

掃除道具収納のポイントは、「掃除場所との距離」と「取り出しやすさ」です。基本的に掃除道具は「掃除する場所の近く」に収納します。洗面所には、風呂や洗面所掃除の道具を、キッチンにはキッチン掃除用の道具を置きます。

すぐに取り出しやすい収納にするのもポイントです。汚れが気になったときにさっと取り出せるような収納ができていれば、“こまめな掃除”がぐっと近づきます。

そのほか、家全体の掃除に使うものは、1か所に集めて収納するといいでしょう。

(5)いらないと判断した物(=ときめかない物)には「ありがとう」の気持ちでさよならする

以上です。一つひとつは難しい作業ではないので、このやり方に沿って進めたら、きっと大丈夫ですよ。

「掃除道具」収納の作り方

次に、わが家の洗面所と廊下の掃除道具収納をご紹介します。

1:洗面所の掃除道具収納

わが家では、洗剤ボトル、ブラシなどは1つのファイルボックスにまとめて収納。ファイルボックスの中にさらにペン立てを入れれば、小さなブラシなどを立てて収納でき、バラバラにならずに、さっと取り出しやすくなります。

洗面所掃除道具
画像:安部綾子

2:廊下の掃除道具収納

わが家では廊下収納と呼んでいますが、廊下に限らず「家全体の掃除に使うもの」を収納する場所、と考えてください。

ここに収納するアイテムは、掃除機、ワイパーなどの大きめの掃除道具、雑巾、ワイパーにつけるシートやコロコロ(粘着カーペットクリーナー)、バケツなどです。

掃除道具の収納で一番困るのが、掃除機などの大きなもの。できれば使わないときには見えない場所に収納したいですよね。そこでわが家では、大きなものからどこに置くかを考えていきました。

わが家の廊下収納の中には可動棚があったので、まずは掃除機が置ける空間をキープ。そして空いた空間に、こまごまとした掃除道具を置くためのカラーボックスを設置しました。

廊下収納
画像:安部綾子

カラーボックスの中には、さらに収納ボックスを置き、アイテムごとに分類して収納。

収納ボックスの中は、ボトルや雑巾などを“立てて”収納しています。この「立てて収納」はこんまり流の収納ポイントです。

廊下収納
画像:安部綾子

ワイパーのシートなど、袋に入っているものはボックスに入れ替えています。

掃除シート収納
画像:安部綾子

ボックスに入れ替えるのはひと手間に思えるかもしれませんが、何がどこにあるかが一目で分かるし、使いたい時に取り出しまでの時間が短くて済みます。見えやすいので「そろそろなくなる」など、ストックの管理もしやすいです。

なにより、やろうと思ったときにすぐ出して掃除できるようになるので、掃除のハードルが下がるのが大きなメリットです。

新年から、もっと気軽に「ついで掃除」ができるようにするための掃除道具の片づけ、ぜひやってみてくださいね。(文/安部綾子)
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