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中山忍、中山美穂さんの逝去を受け香取慎吾主演ドラマに出演「姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して」<日本一の最低男>

  • 2024.12.26
中山忍 ※提供画像
中山忍 ※提供画像

【写真】成田凌&山下美月&中山忍がほほ笑む3ショット

香取慎吾が主演を務める、2025年1月9日(木)より放送の木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)に中山忍の出演が決定した。第5話(2025年2月6日[木]放送)に出演予定だった中山美穂さんの逝去を受け、美穂さん演じる園田美奈子役の設定を引き継ぎ、鮫島ふみ役として出演する。併せて、中山忍、プロデューサー・北野拓氏よりコメントが到着した。

“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生

本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(おおもり・いっぺい/香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、全く新しいジャンルの“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品だ。

一平はテレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、その昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社。今は大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るも仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っていた。

そんなある日、一平は亡き妹の夫で、残された子ども2人をシングルファーザーとして育てている小原正助(こはら・しょうすけ/志尊淳)に声を掛け、実家で一緒に暮らし始める。家族や子どもが大嫌いなはずの一平が家事育児に精を出すのには、政治家になるため来たるべき区議会議員選挙に向けて自身のイメージアップを図るという“最低”な目的があった。

だが一平は、家族や子育てを通じて出会った人々と触れ合う中で、家族や社会の問題など日常におけるさまざまな課題に真摯に向き合うように。いつしか本当の父親のような存在となった一平は、日常の問題を解決するため、家族や周囲の応援も受けながら選挙に立候補する…という物語が描かれる。

中山忍の出演が決定

中山忍は第5話に出演予定だった姉・美穂さん演じる園田美奈子役の設定を引き継ぎ、鮫島ふみ役として出演する。

当初、第5話では美穂さんが、主人公・大森一平(香取)の義弟・小原正助(志尊)が保育士として働く保育園の園長・園田美奈子を演じる予定で、第5話は園田が物語の中心となる構成だった。

フジテレビは「美穂さんのご逝去を受け、急きょ、美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみ役を作ることになり、ご遺族である忍さんご本人と所属事務所と話し合いを重ねる中で、忍さんの強い希望を伺い、そのご意向を汲み、忍さんに出演いただくことになりました」と発表している。

北野拓プロデューサー(フジテレビ ドラマ制作部)・コメント

当初、第5話では中山美穂さんが演じる保育園の園長・園田美奈子役が物語の中心となる脚本で準備を進めておりました。現場でも積極的にアイデアを出してくださり、主演の香取慎吾さんとの久しぶりの共演も楽しみにされていて、このドラマへの強い思いを感じておりました。この度のご訃報に触れ、スタッフ一同、本当に残念でなりません。謹んで哀悼の意を表します。

そして、急きょ、一部脚本を作り直し、中山美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長として着任する鮫島ふみ役を作ることになりました。そのタイミングで、中山忍さんご本人と所属事務所とお話をさせていただく機会があり、中山忍さんがお姉さまである中山美穂さんと同じ作品に最後にご出演したいという強い希望をお持ちになっていることを伺い、そのご意志を尊重させていただきたいと思い、今回、お引き受けいただくことになりました。

中山忍・コメント

姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。

“演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております。香取さんと久しぶりに共演させていただけることも楽しみのひとつです。

姉が残してくれた、このご縁を大切に、姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して演じます。

機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます。

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