1. トップ
  2. ファッション
  3. おしゃれも暖かさも妥協しない!【マッカージュ】で見つける「最強冬アウター」

おしゃれも暖かさも妥協しない!【マッカージュ】で見つける「最強冬アウター」

  • 2024.12.26

真冬の装いでも、デザイン性の高い上質アウターを選べば、きれい見えがかないます。着ぶくれを防ぐには「ぬくぬく素材」と「上出来シルエット」の合わせ技が効果的。カナダ・モントリオール発のラグジュアリーアウターブランド「MACKAGE(マッカージュ)」の新作ルックから、頼れるアウターの選び方をつかんでいきましょう。

画像1: MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」 出典:マッカージュ
MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」出典:マッカージュ

マッカージュのホームタウン、モントリオールは冬季オリンピックが開催されたことでも分かる通り、とても寒い場所です。そのモントリオールで支持されただけに、頼もしい防寒性を備えています。防寒重視のアウターは目立って、おしゃれ感が下がりがちですが、「マッカージュ」には当てはまりません。トップモデルのStella Maxwell(ステラ・マックスウェル)を起用した2024-25年秋冬キャンペーンビジュアルから着こなしのポイントとブランドの魅力をお伝えします。

クチュール感あるめりはり立体フォルム

画像2: MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」 出典:マッカージュ
MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」出典:マッカージュ

ありきたりに見えないアウターには、程よいクチュール感が備わっています。立体感が印象的な「めりはりシルエット」は全体をもこもことかさばらせることなく、洗練された印象を引き立てました。膨らみと絞りのコントラストがアウター姿に動感をもたらします。

パフスリーブのデザインが目を引く、起伏に富んだフォルムです。ひじのあたりに絞りを効かせて、さらにめりはりをアップ。ダウンジャケットのイメージを素敵に裏切るドレッシー感。冬アウターでも着ぶくれとは無縁です。

メタリックで主役級のリッチ感

画像3: MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」 出典:マッカージュ
MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」出典:マッカージュ

アウターの表現力が色や素材の面で格段に広がってきました。重たく見えない点でおすすめなのは、リッチ感を帯びた、まばゆいメタリックのタイプ。もたついた印象を払拭できるのもきらめきアウターのよさです。

ムートンとファージャケットのリバーシブルジャケットに、シルバーのきらめきをまとわせました。シープ(羊)スキンならではの柔らかく快適な着心地。ゆったりしたサイズ感がシルバーのゴージャスさとマッチ。主役感の高い着映えアウターです。

ドレスライクなコート着こなし

画像4: MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」 出典:マッカージュ
MACKAGE 2024-25年秋冬コレクション「The Modern Nomad」出典:マッカージュ

冬に着ぶくれする一因は羽織り物(ジャケットやブルゾン)にアウターまで重ねるから。近ごろの着こなしトレンドは羽織り物を省いて、コートをワンピース風にまとう着方です。シルエットが細身に仕上がり、着ぶくれとオサラバできます。

シックなブラックコートはドレスライクな逸品アウターです。ウエストにシェイプ(絞り)を加えて、きれいな輪郭を描き出しました。ベルトマークで細感も引き出しています。裾は程よくフレアで、足さばきも軽やか。ロングブーツでエレガントに整えています。

「マッカージュ」の銀座店がオープン

画像: MACKAGE GINZA 内観 出典:マッカージュ
MACKAGE GINZA 内観出典:マッカージュ
画像: MACKAGE GINZでは、国内初展開のスキーラインはメンズ・レディスをラインナップ 出典:マッカージュ
MACKAGE GINZでは、国内初展開のスキーラインはメンズ・レディスをラインナップ出典:マッカージュ

1999年にスタートした「マッカージュ」はレザー業界で培った経験を生かし、ファッションと機能性を掛け合わせたバランスでアウターウェアを進化させました。最高級のレザー、ダウン、ウールだけを使用。テーラード技法のシルエットがドラマチックなスタイリングを実現しています。

東京・銀座に2024年11月8日、日本2号店となる直営店「MACKAGE GINZA(マッカージュ ギンザ)」をオープンしました。東京・青山店に続く銀座店は1階と2階の2フロア構成。アウターをはじめ、アパレル、小物、ラウンジウエアなどそろい、日本では初登場のスキーコレクションも用意されています。

画像: MACKAGE GINZA(東京都中央区銀座二丁目5番8号 GM-Gビル1F・2F) 出典:マッカージュ
MACKAGE GINZA(東京都中央区銀座二丁目5番8号 GM-Gビル1F・2F)出典:マッカージュ

防寒の機能はしっかり備えつつ、おしゃれ感の高いアウターは真冬ルックを垢抜けた印象に導いてくれます。前を開けてまとえば、春先まで着続けやすいから、進化系アウターをワードローブに迎えてみませんか。

ファッションジャーナリスト 宮田理江

元記事で読む
の記事をもっとみる