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崎陽軒の『シウマイ弁当』 パッケージのうわさに「知らなかった」

  • 2024.12.30

株式会社崎陽軒(以下、崎陽軒)から販売されている『昔ながらのシウマイ(以下、シウマイ)』。

神奈川県横浜市の名物を聞かれたら、「崎陽軒のシウマイ」と答える人は多いでしょう。

特に、『シウマイ』をはじめとした、さまざまなおかずが詰まった『シウマイ弁当』は、多くの人から愛されている、定番の弁当の1つですよね。

横浜出身者が『シウマイ弁当』を語ると…?

静岡県在住の、うまみちゃん(umamichanmanga)さんは、幼い頃、横浜市に住んでいたといいます。

そんなうまみちゃんさんがInstagramに投稿した、『シウマイ弁当』についてのイラストが話題になりました。

うまみちゃんさんいわく「『シウマイ弁当』は横浜市民のソウルフード」なのだとか。

東京都や静岡県に引っ越しをした後も、変わらず食べ続けているそうです。

うまみちゃんさんは、特にタケノコのおかずがお気に入りだといいます。『シウマイ』はもちろん、蒸気炊飯方式で仕上げた、もちもちのご飯や、マグロの漬け焼も人気が高いですよね!

投稿には、「タケノコ、おいしいよね。私は、アンズ派!」「駅弁を選ぶときは、毎回『シウマイ弁当』にしています」など、さまざまなコメントが寄せられました。

さて、うまみちゃんさんの投稿したイラストの中に、このような説明があったことに気が付きましたか。

横浜にある工場で製造したものは紐で縛られていて、東京にある工場で製造したものはフィルムがかけられているよ。

果たして、本当にパッケージが異なるのか。崎陽軒に話を聞いてみました。

『シウマイ弁当』のパッケージについて、崎陽軒に聞いてみると?

『シウマイ弁当』のパッケージは、包装を行った工場によって異なるのだといいます。

神奈川県横浜市にある、本社工場横浜工場では、以下の画像のように、掛け紙と紐を使って包装をしており、主に神奈川エリアに出荷されるそうです。

東京エリアに出荷される『シウマイ弁当』は、東京都江東区にある、東京工場で包装され、かぶせ蓋にフィルムがかかっているとのこと。

ちなみに、パッケージをよく見ると、東京都墨田区にあるタワー、東京スカイツリーがデザインされています。

2枚の写真を見比べると、パッケージに違いがあることが分かりますよね。思わず「知らなかった!」といってしまった人もいるでしょう!

なぜ、工場によってパッケージが違うのか?

工場によって異なる包装。どういった経緯で、パッケージの違いが生まれたのでしょうか。

崎陽軒の担当者からは、このように回答がありました。

昔から、『シウマイ弁当』は、掛け紙に紐をかけています。

しかし、東京工場ができた際、この『紐かけ』ができるスタッフが、東京工場にいませんでした。

そのため、東京工場では、かぶせ蓋にフィルムという包装になったのです。

きっかけは、「紐かけができるスタッフがいない」というやむを得ない理由だったとのこと。

しかし、購入した地域によってパッケージに変化があるのは『シウマイ弁当』を買う、楽しみの1つになりますね。

ちなみに、『シウマイ弁当』には、以下のおかずなどが詰められているそうです。

・『俵型ご飯(小梅、黒胡麻)』

・『昔ながらのシウマイ』

・『鮪(マグロ)の漬け焼』

・『蒲鉾(かまぼこ)』

・『鶏の唐揚げ』

・『玉子焼き』

・『筍煮(たけのこに)』

・『あんず』

・『切り昆布&千切り生姜』

魅力がたっぷり詰まった、崎陽軒の『シウマイ弁当』。

神奈川県を訪れた際はもちろん、旅先や仕事中のランチなどに『シウマイ弁当』を味わってみてはいかがでしょうか。その時には、包装にも注目してみてくださいね!

[文・構成/grape編集部]

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