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【MLB】豊作だった一塁手市場に取り残されたアロンソ、選択肢はメッツ残留か 米敏腕記者「今こそ決断し、団結すべき時」

  • 2024.12.26
メッツのピート・アロンソ(C)Getty Images
SPREAD : メッツのピート・アロンソ(C)Getty Images

メッツからFAとなった、ピート・アロンソ内野手の去就に注目が集まっている。今オフ豊作と言われた一塁手市場だったが、アロンソを残して次々と契約が成立。獲得候補だった球団がなくなり、選択肢が急速に狭まっているのが現状だ。
ニューヨークの地元メディアからは再契約を促す声も挙がっており、メッツ残留の可能性が高まっている。

■ヤンキース、アストロズらが候補外れる

年の瀬を間近に、今オフ目玉のひとりとされたクリスチャン・ウォーカー内野手がアストロズと、ベテランのポール・ゴールドシュミット内野手がヤンキースと契約。ジョシュ・ネイラー内野手をダイヤモンドバックスへトレードしたガーディアンズは、すぐさま生え抜きのカルロス・サンタナ内野手を5年ぶりにチームへ復帰させた。
各球団が次々と一塁手を獲得したことで、アロンソの移籍先候補が消滅。マリナーズの名前も挙がっているが、金銭的に限りがあるため現実的ではないだろう。メッツはオーナーのスティーブ・コーエン氏がアロンソとの再契約に意欲を見せており、金額と年数が争点となりそうだ。
地元紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者も、自身のXに「ピート・アロンソとメッツは今こそ決断し、団結すべき時だ」と投稿。チーム残留へ向けて前進を促した。
現在30歳のアロンソは、今季162試合に出場し打率.240、34本塁打、88打点、OPS.788の成績を残した。メジャーデビューの2019年には新人記録の53本塁打を放つなど、通算226本塁打、586打点を記録。粗削りな面も拭えないが、年間40本塁打前後が期待できる一塁手として注目を集めていた。

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