大宮で富士登山！？大宮浅間神社【大宮区】

こんにちは、ちゃこペンです。クリスマスも過ぎ、今年も残りあとわずかですね。

今回は大宮区浅間町にある「浅間神社」をご紹介します。この神社は浅間山の頂上にあり、さいたま市内にある富士塚の一つとして知られています。富士塚とは富士山に行けない人のために作られた小山です。

大宮駅から歩いて15分ほど、大宮区役所の近くにあり、氷川参道からすぐの住宅街にあります。隣には幼稚園があり、子供たちの元気な声が聞こえてきます。

鳥居をくぐり、階段を上り始めると浅間山の由来が書かれています。

こちらの看板によると、この浅間山は見沼代用水工事を行うために作られた築山で、江戸中期に山岳信仰が盛んとなり、富士山の浅間神社がまつられ、「千間山」と呼ばれていたのが「浅間山」に変化したそうです。

早速、登山道を登ってみました。2歳の子供と一緒だったのですが、ほんの数分で登りきることができました！ちょうど落葉の季節だったため、階段には葉っぱがたくさんありましたが、手すりもついていたので、登りやすかったです。

頂上には浅間稲荷神社と

真ん中には浅間神社がありました。

こちらの祠の中には「浅間祠」の文字が刻まれた石碑があります。この石碑の文字は江戸城無血開城の立役者として知られる山岡鉄舟によるもので、富士山の方角に向けられているそうです。

頂上には浅間山の札も立っていました。

お参りもすませ、富士山に思いを馳せ、下山します。登ってきた道の反対側には下山道もあり、階段の途中には御嶽神社もありました。

富士塚に登ると、富士山に登ったのと同じご利益が得られると言われています。階段を頂上まで登りきると、達成感も味わえました。2025年、大宮で富士登山に行かれてみてはいかがでしょうか。