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「末端冷え性」知っておくべき【カイロの貼り方】 筋肉とツボ”を意識して冷えを撃退!

  • 2024.12.26

“カイロの貼り方” 筋肉とツボを意識すべし!

効果的な“カイロの貼り方”
効果的な“カイロの貼り方”

体の末端である手足が冷えるのは、臓器が集まる体の中心に血液を集め、体温を維持しようとする自律神経の働きによるものです。手が冷えている時にカイロを持っても、一時的な温もりに過ぎません。冷えている部位を効率よく温めて不調を和らげるカイロの貼り方を紹介します!

(1)手の冷えや肩こりまで緩和 寒いと感じたときに自然と両手でさすりたくなる二の腕は、意外にも血流が滞りやすい部位です。中にはリンパが滞っていて、二の腕の外側をマッサージすると痛いと感じる人もいるでしょう。そんな時、カイロで二の腕を温めることで、末端の手だけではなく肩回りまで温まります。二の腕の“たぷたぷ”が目立つ二の腕の後ろ(上腕三頭筋側)にカイロを貼りましょう。

(2)首から背中までのこりを和らげる 長時間のデスクワークによる首と肩のコリや背中の張りが気になるときは、カイロを首と肩甲骨の間に貼ります。この位置には、首から背中にかけて広がっている大きな筋肉の「僧帽筋(そうぼうきん)」があり、全身の血行促進と首から背中までのコリを和らげます。

(3)足の冷え 足は心臓から離れている分、血流が滞りやすく冷えやすい部位です。足裏や足首にカイロを貼るのはむずかしいので、足の付け根に近い太ももの前側に貼るのがおすすめ。太ももの前には「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」と呼ばれる大きな筋肉があり、温めることで血行を促します。さらに足の付け根(そけい部)にある太い血管・大腿動脈も同時に温めることで、温感効果が足先まで伝わりやすく、足の冷えをスムーズに緩和できます。

(4)腰痛や生理痛を和らげる 腰に貼ると腰痛に効果的なのはイメージしやすいですよね。一方で生理痛にはおなかを温めたほうが良い気がしますが、実は腰を温めたほうが効果的です。腰には全身の不調を整える「命門」、生理痛をはじめとした女性特有の不調にアプローチする「腎兪(じんゆ)」と呼ばれるツボがあります。さらに自律神経と血管が集まる仙骨もカバーでき、温めて損はない部位なのです。腰痛が気になる時は、ウエストのくびれの高さにある背骨部分(命門の位置)に貼るのがおすすめ。できれば腎兪(じんゆ)もカバーできるよう、背骨を軸に横に2枚貼ると効果的です。生理痛対策と緩和には、骨盤の中心・背骨の一番下ある仙骨の位置に貼りましょう。この辺りはおなかよりも脂肪が薄いので、熱が骨盤に伝わりやすく効率よく温められます。

【まとめ】末端冷え性だとつい手足を直接温めてしまいがちですが、筋肉やツボの位置を意識してカイロを貼ることで、血流を促進して効率的に体を温められます。カイロを貼って血の巡りを良くしながら、“あったかグッズ”を活用して熱が逃げない工夫をすることで、より体が温まりやすくなります。

(夏木紬衣)

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