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丸山隆平、8年ぶり映画主演で迫真の演技! 『金子差入店』特報&ティザービジュアル解禁 公開日は5.16に

  • 2024.12.26
映画『金子差入店』ティザービジュアル (C)2025映画「金子差入店」製作委員会 width=
映画『金子差入店』ティザービジュアル (C)2025映画「金子差入店」製作委員会

丸山隆平が主演を務め、真木よう子、寺尾聰が共演する映画『金子差入店』の公開日が、2025年5月16日に決定。特報とティザービジュアルが解禁された。

【動画】丸山隆平の演技に感情が揺さぶられる 映画『金子差入店』特報

刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。差入と聞いて、一般人が頭に思い浮かべる物のほとんどは許可されない。そこで登場するのが、ルールを熟知した差入屋だ。彼らはまた、さまざまな事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある。本作は、そんな「差入屋」を東京の下町で営む家族の絆と、一家が巻き込まれる事件を描くヒューマンサスペンス。第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」部門に出品された。

差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。人に言えない過去を抱え、息子のために生き直そうとする男を、これまでの丸山のイメージとは一線を画す迫真の演技で情感豊かに体現した。共演は、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰。

監督は古川豪。本作で長編初監督を務め、オリジナル脚本も自ら手掛けている。主題歌は、古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズで友情を結び、今回のオファーにつながったSUPER BEAVERの「まなざし」。熱い想いが込められた歌詞が、心に響く楽曲だ。

刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」。金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害されるむごたらしい事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差し入れをしたいと訪ねてくる。

差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が家族の絆を揺るがしていく―。

特報映像は、拘置所の面会室から始まる。刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する“差入屋”として、「金子差入店の金子といいます」と丁寧に挨拶する金子真司(丸山)。そんな金子をアクリル越しに睨みつける被疑者・横川(岸谷)。そして、悲壮感漂うBGMと共に映像の緊張感が増していき、「辛いんだよ、突き刺さってくるみたいでさ」という金子のセリフが流れ、渦巻く人間模様を表すかのように感情的な場面がたたみかけられていく。

そこには、呆然とした表情で立ちすくむ金子が見つめる先で、警官や救急隊員に抑え込まれながらも泣き叫ぶ、金子の息子・和真(三浦)の同級生の母親・徳山詩織(村川)の姿や、鬼気迫る表情で怒鳴り散らす金子の姿も。その後、「あの子はちゃんとわかってる。パパの仕事のことも」と語りかける金子の妻・美和子(真木)のセリフから徐々に光が差し、温かみを帯びていく。涙を流しながら抱きしめ、抱き合うシーンが続き、最後は「差し入れるのは、小さな希望」というナレーションとともに、固く繋いだ手が映し出されて終了。ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけた映像に仕上がっている。

ティザービジュアルは、面会室のアクリル越しに憂いのある表情を見せる主人公・金子(丸山)を、温かな光で照らしているデザイン。彼が対面している髪の長い人物の背中と、「差し入れるのは、小さな希望。」と添えられたコピーが、深みのある物語を予感させる。この髪の長い人物が一体誰なのか、スクリーンで確認したい。

映画『金子差入店』は、2025年5月16日より全国公開。

映画『金子差入店』特報

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