「あのママ友には気をつけて！」忠告された理由を知って驚愕！ 社交的なママ友の隠された裏の顔

明るくフットワークも軽い、社交的なママ友。筆者の知人は、そんなママ友に好印象を抱いていました。ところが、別のママ友から彼女に裏の顔があることを教えられて、印象が一変！ 今回は知人から聞いたママ友エピソードをご紹介します。

社交的で顔が広いママ友

ママ友のA子は、社交的で顔が広いタイプ。初対面の人でも物怖じせず話しかけることができ、人との距離の縮め方が上手です。
どちらかというと内向的な私は、そんなA子に好感を持っていました。

出会ったその日にA子と連絡先の交換し、何度かメッセージのやりとりをしていた私。
A子からのメッセージには、彼女の社交性が表れているものがありました。
A子はたびたび「こんな仕事ができる人を募集してるけど、知り合いでいい人いない？ いたら紹介して」と聞いてくるのです。

相手企業はしっかりしているようで、怪しい求人ではなさそう。
悪い話ではないし、私は心当たりがある場合は知り合いに声を掛けていました。

ママ友に裏の顔が！？

私が紹介した知人が採用されたときは、A子は「ありがとう！ 助かったわ」と喜んでくれ、私は「どういたしまして。役に立てて良かった」と笑顔で返していました。
ところがあるとき、別のママ友のB美から驚くべきことを告げられたのです。

「A子には気を付けたほうがいいよ」
B美は2人だけのときに、こっそりと忠告してきたのです。

B美に「どういうこと？」と尋ねると、A子の裏の顔を教えてくれました。
紹介した人が仕事が決まると、A子はその企業から謝礼を受け取っているのだとか。
謝礼は紹介したママ友には渡さず、A子が独り占め。
A子は私たちママ友を使って、小遣い稼ぎをしていたのです。

非常識なママ友に怒り爆発！

このことを知った私は激怒！
次にA子から「いい人知らない？」と声をかけられたとき、私は紹介料のことを指摘しました。
するとA子は「企業から直接声をかけられたのは私だから、これは当然の権利。悔しかったらあなたもコネを作れば？」と何食わぬ顔。

そもそも、営利を目的とした人材紹介は、人材紹介免許が求められます。
A子の場合、たびたび声をかけるものの、該当者が少ないような仕事内容かつ紹介できても条件面で折り合いがつかず、そもそも採用に至らなかったケースが多かったようです。（謝礼は採用時のみ発生）
A子のケースは偶発的で、かつ謝礼を受け取る頻度が低く、金額も小遣い程度。
事業とまでは言えないため、違法性はなさそうですが、モラルに欠ける行為ですよね。
バカにした態度に腹が立った私は、ママ友付き合いをやめることに。
第一印象だけで人を判断してはいけない、と学びました。

【体験者：40代女性・会社員、回答時期：2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。